・リストランテ・イタリア
 Ristorante Italia(Red Glove:2011)


リストランテ・イタリア
料理のレシピを手に入れたり、材料を仕入れたり、VIPの支持を集めたりしながら、自分のリストランテを評判の良いお店にしていくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

今回は全員初めてのプレイなのと、メーカーがRed Gloveということで、基本ルールでプレイすることに。
どうしても、おきらく学園の印象が強いので(苦笑
プレイヤーボードに描かれているボーナスカードはなしです。
中央に置かれたボードは、食材を仕入れる専門店。
常に材料となるチップが見えるように並べられています。
そして、4種類に分かれた料理のレシピカードとワインのカード。
ゲームの流れはとてもシンプルで、材料やレシピを手に入れて、得点や収入の高いメニューを店に並べることで、VIPからの支持などを集めて得点にかえていきます。
しかも1ラウンドに回ってくる手番は1回だけで、手番になったらアクションを2回実行します。
これを3ラウンドやると得点計算のラウンド。
つまり、最初の得点計算までに実行できるアクションは6回。
得点計算が終わればまたアクションを2回ずつ3ラウンドやり、再び得点ラウンド。
最後の得点計算までに自分が出来るアクションは12回ときっちり決まっています。
この12回の中で、材料を仕入れ、レシピを手に入れていかなければならないのです。

レシピまずはレシピがなければ話にならないのでレシピを選ぶ。
山札から5枚引いて1枚だけ手札に加え、残りは捨て札です。
メニューには料理名の他に、料理のタイプ、専門のマーク、料理に合うワインや必要な食材からコストまで、一目見てわかるようになってます。(左参照)
ただし、私が買ったショップの和訳シールは、貼る時に専門のマークが消えてしまうので注意が必要でした。
この「アサリのマカロニ」は第1の料理で、魚料理でファミリー向け、そして必要な食材はトマトとムール貝。
レシピをレストランのメニューに並べることが出来たらポイントが8、収入が10発生します。
合うワインは白ワインで、「Verdicchio」だとさらにいい感じ。
気をつけたいのがコックマーカー。このレシピだとコック帽が2つに到達していないと作ることすら出来ません。
スタート時はレベルが足りないのでコック帽が1つです。なのでレシピに描かれたコック帽が1つの料理しか作れないのです。
最高はコック帽3つなので、そこまで上げていくのも大切。
でも上げられるのは批評家がやってくる時だけなので、当然序盤は全員がコック帽1つのメニューで選びます。
私は出来るだけ少ない材料で作れて、名声や収入がもらえるレシピを優先に。
急がないと最初の得点計算ラウンドがきてしまうからです。
店のメニューとして並べられるのは、それぞれの種類でレシピ2枚ずつ。
後で書き換えというか、前に作ったメニューを捨ててしまうことで足せるので、まずは収入とコック帽のためにポイントを稼がなければ。
欲しい食材がなければ、店に並んでる食材をすべて取り替えることができるんですが、それでアクション1回使ってしまうのはもったいない。
ということで、自分の引き運にかけて、今並んでる食材で作れるレシピを手に入れようとするのは当然。
当然なのに・・・次に自分の番が回ってくる間に他の人に買われて悲鳴をあげるとかw
とりあえずレシピを完成させなければ!ということで、あわてて2品準備。
あっという間に得点計算ラウンド。
はやっ。
他の人がレシピを作れないうちに色々稼いでおこう作戦。
いいレシピは後半に残しておきつつ、2回目の得点計算ではワインも重視。
当店は料理に合ったワインも提供しておりますw

とにかく展開が早くて、一度にあれもこれもは無理です。
なので、長い目でゲーム全体を組み立てる感じにしていかないと、いつまでたっても有名店にはなれませんw
特に店で食材を買う時が迷いました。
自分が食材を入れ替えても、欲しい食材は手に入らないのに、他の人は大喜びとかw
なかなか星がもらえない私に比べて、順調に星をもらっていくCOQさん。
そんな私の逆転レシピは「フルーツサラダ」。
これをデザートに並べることが出来れば、すべて魚のフルコースが出来るのです。
しかもレシピでもらえるポイントは10、フルコースがすべて魚で10。これは大きい。
でも使う食材は4つ。
最後の最後まで悪あがきをして食材を仕入れて、やっとの思いで作り上げたところでゲーム終了。
ゲーム終了時の得点計算ラウンドはちょっと違い、もらえる得点が増えます。
すべての得点を合計して、一番得点の高かったCOQさんの勝利。
やはりVIPは通う店は違いましたw

いっぱいレシピを完成させることが出来ないところが面白い。
自分が選んだ、たった1つの高得点メニューを時間かけて完成させていくとか、現実の店もこんな感じなのかなぁと勝手に想像。
プレイ時間としては、レシピカードを選ぶ時に少し工夫をしないと長くなります。
今回はさくさくと遊んだのでそんなに時間を感じずにプレイできました。
これはぜひとも上級ルールで遊んでみたいところ。

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