・忍者:蠍一族の伝説
 Ninja : Legend of the Scorpion Clan(AEG:2011)


忍者
邦題はBGGから。
侵入者側と護衛側に分かれて、それぞれの目標というか使命を果たすゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

大きなボードは屋敷内外。
屋敷内には侍が護衛として巡回しているので、侵入する側の忍者と内通者はそれぞれの範囲からスタート位置を決めます。
そして、抜け穴を設置。
護衛に見つからず、自分の使命を果たして屋敷外に出れたら侵入側の勝利。
ただし、自分の使命が屋敷のどこにあるかは護衛側しか知らないので、屋敷内を探索することも忘れずに。
それぞれ持っているカードから使うカードを選んで手札に。

下調べなしでプレイに挑んだら、
衝立を渡される→ん?
紙を渡される→こ、これは・・・
自分が使うカードセットを渡され、手には筆記用具。
そんなに前ではなく、これと同じようなゲームをプレイしたことを思い出し、一人テンションだだ下がり。
隣りを見れば、トド吉もだいぶテンション低め。
インストしている侍が一人だけハイテンション。
この時点でだいぶテンションが下がりつつもおとなしくインストを聞く。
病は気からじゃないけど、ゲームはテンションからと言いますし(嘘
でも聞けば聞くほど、先日の某ゲームと同じで、段々と頭が傾いてくる。
ボードをちらっと見ると、1から20の文字が。
つまり最大で20ターンで終わるということ。終わりがある!
そしてプレイ開始。

スタート時、屋敷の護衛のフィギュアはボード上に出ていますが、侵入者側は出ていません。
ゲームが進んで見つかってしまったりすると、ボード上に出てきます。
衝立の後ろで自分が通ったルートと歩数を書き込んでいきます。
護衛に見つかったら警戒レベルが一気に上がります。
そんな時はカードを使用。
手裏剣で護衛を倒したり、剣術で倒したり。
これによって自分の居場所がばれてしまうのは仕方がないことです。
私は内通者。油断していたら護衛が来てしまったので「ニャー(猫の鳴きまね)」とカードを出す。
すると見回りは「なんだ。猫か・・・」と私に気付かない。
そんな細かい設定がよく出来ています。

と、設定はかなり雰囲気が出てるんですが、今回は護衛側でインストまでした侍がなんと鈍ら侍w
序盤から私は屋敷内を自由に走り回り、トド吉は反対方向で走り回る展開。
トド吉が見回り隊の相手をしているうちに「探索したら?」と言われて探索することに。
ところが探索してみると、いきなり使命EとFが隣り合わせで出てくる。
(トド吉の使命はあそこか・・・)
今度は屋敷の反対側へ移動して探索してみる。またしても隣り合わせで使命CとDが出てくる。
(私のはあそこか。抜け穴の2歩手前だから、使命達成しつつ脱出かな・・・)
1回に2ゾーンしか探索できないのに、2回の探索ですべての用事が足りてしまったというw
ちなみに使命は護衛側が設置しているので、侍がこういう置き方をしたということです。
使命が出て侍が警戒し護衛を集めた頃には、すでに2人とも使命を達成していたというw
そして私は抜け穴使用。
抜け穴を使用する時は、抜け穴カードを裏返してフィギュアをのせて使ってますアピール。
しかしどこに抜け穴があるのか知られていないので、見つからないわけで。
そして無事に抜け穴を通り、屋敷外へ。
その頃、トド吉は壁を縄でよじ登り、やはり屋敷外へ脱出。
護衛がいまいちな屋敷で助かった。
というより、あっさりすぎて驚きました。10ターンもったのかな・・・?w

今回は警戒レベルがほぼ上がらず(一度1上がるもすぐ下がった)、侵入者側が有利な状態で進んだまま終わりました。
護衛側はかなりの数がいるんですが、見事に素通りしていたのでw
護衛側が聞き耳をたてたりする時、侵入者の移動歩数がそのまま反映されるんですが(移動してきたのが3歩なら3マス先まで効果が反映)、そこは侵入者側のカードでやり過ごします。
あと、侵入者側同士で相談してもいいといわれたけれど、目の前に護衛がいるんだからそんなに相談はできません。
なので、屋敷内で遭遇したら「あれ?君も侵入してたの?おれもだよ。じゃお互いがんばろう!」的な感じです。
相談したというよりお互いの確認のため、最初の抜け穴設置と使命の確認、そして最後の脱出ルートの2回くらいでしたw
護衛の動き方次第では20ターンでは短いのかも知れないし、侵入者側は死んでしまうと復活できるんですが、今回はあっさりと終わりました。
侍曰く「護衛は1人じゃつらい」と言っていましたが、使えるコマとカードが多いのでそこはやり方次第かとw
面白かったのは主に侍の顔リアクション。
見回り隊が手裏剣で殺された→はぅぁー!(小声)とか。
その時の顔リアクションが見ているだけで面白かったです(ゲームに関係なしw)
時間が無駄に伸びないゲーム性は良いと思いました。


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