・リスの冬ごもり
 Winhard(Adlung:2003)


リスの冬ごもり
リスが冬ごもりをするために、どんぐりを集めるカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

場にはカードの昇順降順を現す木があります。
木の周り最大3箇所に隠し場所をつくり、どんぐりを集めるためカードを出していきます。
最初にスタートプレイヤーがくず入れを持ちながらゲームスタート。
手番になったら2アクションポイントで出来るアクションを実行していきます。
出来ることは、カードを出す、新しい隠し場所を作る、カードを引く、カードをくず入れに入れる、ギャンブルをするのどれか。
2人でプレイしてみて、ギャンブルは1回しか発生しませんでした。
ほとんどがカードを出すかくず入れに入れるか。

カードを出すにも条件があり、同じ色でより大きい(小さい)数字か、同じ数字かの二択。
色で出す時だけ数字の順番に制限があります。
これも強風が吹いたり、くず入れの所有者がかわれば条件が逆転。
なので、さっきまで昇順で出せていたのに、強風が吹いたので降順になってしまうこともしばしば。
しかも強風が吹くと強制的にくずいれの所有者がかわり、それまでにくず入れにためていたカードはマイナスとなり、手元に残ってしまいます。
これを上手く使って、くず入れにカードを捨てておいて、強風が吹く前に他の人に渡してしまえばマイナスとして残りません。
隠し場所に出せるカードがまわってこなかった時は、このくず入れでカードを減らして、強風が来る前にトド吉にくず入れを渡すというのをよくやりました。
くず入れの移動が他の人の手番終了時しか出来ないので、タイミングが悪いと渡す前に強風が吹きます。
そのせいか、いいタイミングで強風が吹いたからか、トド吉の手元にはマイナスになるどんぐりがたまっていきましたw
強風カードはゲームの最初、山札をつくるときに、4つに分けて1枚ずつ入れたらシャッフルして、それを重ねて山札を作っているので、このあたりかな?と予想することができるのです。
特にカード補充をしていて出なかったら、急いでくず入れを渡さないと危ないw
手番中にカードをすべてなくすことが出来れば、木の周りにある隠し場所1つを獲得することが出来るので、どこで手札をきれいにするか重要。
序盤はどう上手くやるかピンとこなかったんですが、プレイしているうちに何となくコツをつかみ、そこからが割と熱い戦いにw
隠し場所のどんぐりを獲得しないと、そもそも点数にならないので、どこまでたまったら取りにいくかも大切。
といっても、手札を0にしないと取れないので、上手くいかない時のほうが多いんですがw

くず入れの移動を上手に使い、トド吉にマイナスどんぐりを押し付けた私の勝利。
がっつり楽しみたい人には向かないゲームだけど、ちょっとした時間で遊べて、適度に考えどころもあります。
手軽に遊べて楽しい(マイナスカードを押し付けることが出来た時w)ゲームでした。

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