・倉庫の街
 Die Speicherstadt(eggertspiele:2010)


倉庫の街
倉庫街の商社を経営して、船を買ったり契約をしたりしつつ、得点を獲得していくゲームです。
火災を甘く見ると、とんでもない被害が出るゲーム。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ゲームの手順はシンプルで、毎ラウンド出てくる交易カードに描かれている物を取り合うだけです。
交易カードには契約書をはじめとして、色々な種類があります。
もっとも必要だと思えるのが消防士。
通常火災がおきなければ必要ない消防士。
でも火災がおきたときに持ってないと被害が大きいです。
今回、序盤から消防士を取りにいった私は被害に合わずにすみましたが、火災になったのを見ていると「消防士って偉大」と思えます。
だからこそ、中盤以降、消防士の取り合いが激しくなるわけです。
火災がなければ、普通に物を取り合うゲームです。
交易カードで自分が欲しいと思ったカードが置かれている倉庫に、自分のコマを配置していきます。
購入する時は、その列に置かれているコマの数で支払います。
持っている船から荷降ろしをして、契約カードを達成するのも大切。
コマを置いたけど高騰してお金ないから買わないという選択肢もあります。

序盤はそんなに競うこともないので、まったりムードで高騰もせず進んで行きます。
季節が変わる頃、ゲーム展開がかわってきます。
夏になると、春にはなかった火災が発生します。
火災は全部で4回。
夏・秋・冬とゲーム終了前に1回。
私はまだ火災がおきなかった春に安く消防士を入手。
これで難を逃れることができました。
一番消防士の合計値が高い人は得点がもらえますが、一番合計値が低かった人は失点です。
なので2番でいいのです。
夏の火災発生後、急激に消防士が高騰。
私も少し補充をしておきたかったし、被害にあった2人はどうしても欲しい感じ。
かといって、消防士にばかり夢中になると、他のカードを手に入れられなくなるのです。
備えは早めが一番。
しかも買う気がなくてもあとからコマを置いて値段を上げたりするので、どうしても欲しいものは手に入らない(笑

持っている資金でトド吉が消防士を手に入れ、私もさらに消防士を追加するので、侍だけが火災の被害に。
効率よく契約を達成し、さらに消防士ボーナスを手に入れたトド吉の勝利。
がんばって荷物を持っても火災で燃えた侍がビリでした(笑
彼は「火災怖い」と連呼してました。
基本的なルールはシンプルだけど、駆け引きが多いので面白いゲームです。

ヴァイキングテーマの「ヨーヴィック」としてリメイクされました。

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