・俗語論
 De Vulgari Eloquentia(Giochix.it:2010)


俗語論
イタリア全土を移動して新しい言語を作るゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

このゲーム、和訳を読んでもいまいちピンとこない言葉が多いです。
ゲームはそこまで難しくないんですが、基礎知識がないと専門用語がさっぱり。
わかっていることは、勝利得点を多く獲得しながら、銀行家もしくは次期法王を目指すということでした。
広いボードの中はターン進行表。
左側が自分のコマを動かすイタリア地図で左側がそれそれのアクションが描かれています。
手番がきたら5アクションを使って、移動したり手稿を入手したり、キューブを払うことで出来るアクションを実行したりします。
やれることは結構多いです。

今回、トド吉が早々に托鉢修道士になったので、逆に私はいつまでも商人のままでお金をためることに。
各土地にはイベントタイルが置かれていることがあり、それによってお金や知識がもらえます。
ただし修道士になってしまうと、お金の恩恵は受けられません。
そもそも修道士になる時に所持金は半分になるので、あまり早いと苦しい展開になりやすいです。
商人でお金を持っている私は、毎回施しをすることになりましたがw
移動は隣接してる地域へは1アクションでいけますが、それ以上の移動には1つの地域につきお金がかかります。
当然海を渡るとなれば、それなりにかかります。
けれど、同じ場所にいても仕方ないのと、はじまりが南部だったので、とりあえず海を渡ってみたり。
イベントタイルでもらえる金額がかなり大きいので、アクションを消費しても行く価値があると思ったからです。
逆に後手に回るなら、わざわざ北部へ行かなくても南部をうろついているだけで済みました。
トド吉が取得していた枢機卿タイルの効果もいいけれど、中途半端に修道士になるなら、と思いつつ、せっせと手記を集めていきます。
手記も知識のレベルが上がらないと取れないので、おざなりには出来ないのがつらいところ。
うまくコンボが決まると、お金と知識が大量に獲得できるので、それで何とかカバー。
手記は全色集めるとボーナス得点がもらえるのでスルーできないのです。
とにかく、あちこちに勝利得点が描かれているので、あれもこれもで忙しい。
ターンの進行は12ターン以降はいつ終わるのかランダムです。
早めに終わるだろうと想定して、最後の最後で修道士になろうと思っていたのに、なかなか法王が臥せない。
これが予定外。
しかもなぜか緑の手記が出てこず、やっと出てきたと思ったらトド吉の手に(苦笑
このあと最後まで出てこなかったので、全色は揃いませんでした。
しかも15ターン目で臥せたので、早々に修道士になっていたトド吉に有利な展開で、トド吉堂々のレベルアップ。
終わってみるとそんなに差がないものの、なんだか負けた感が強かったです。「うあ負けたー!」みたいな(笑
あとお金はかなり重要で、商人でいたほうがたまるので、それでためてから効率よく修道士になるべきだなぁと。
とにかくあれもこれもで忙しい印象。
あとテーマについて少しでも知っているほうが楽しめるかと。
2人プレイで約100分(インスト抜き)。結構な重量感でした。

SPONSORED LINK