・20世紀
 20th Century(Czech Games Edition:2010)


20世紀
環境破壊に注意しながら、自分の都市を発展させるゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ゲームは、土地タイルを購入、技術タイルを購入、環境破壊を避けながら新しい土地を広げていきます。
土地タイルにはリサイクル施設もあり、人がいれば稼動するので、これで環境破壊を防ぐことが出来ます。
ただし、リサイクル施設と道で繋がっていないと廃棄物を取り除けないのです。
まずは土地タイルの競り。
ラウンドによって最低価格が決まっているので要注意。
競り上げ方式で上げていき、パスをするか撤退するか選べます。
撤退した場合は、一番先に技術タイルを購入できるので、時には撤退が必要な時も。
土地は施設が描かれていますが、技術は鉄道(人を動かせる)やお花(環境破壊を改善できる)が描かれていたりするので、時には泣きながら土地を諦めて撤退する場面も。
実際、トド吉がやってましたw
土地タイルの取得などはまだいいとして、おそらくこのゲームで一番熱い戦いになるのが「環境破壊」のところ。
ラウンドの最初に、今回はどれくらい環境破壊が進むのか人数で割り振られています。
天と地ほどの差があります。
一番いいやつは環境破壊が0なのに、一番ひどいのは公害が2歩進んだり。
ただし一番ひどい環境破壊を取ってしまった人は、次ラウンドでスタートプレイヤーになれます。
黙ってても土地を入手すれば環境破壊の黒いキューブがついてくるんですが、それ以上にもらうと処理が追いつかずに泣くことになります。
とはいえ、ある程度土地が広がらないと収入も増えないので、最初の土地タイルの競りがかなり熱いです。
序盤からみんなが収入を増やすことに夢中になっている中、1人黙々と科学力を増やす私。
処理できない廃棄物は取らなきゃすむという単純な理由で、環境汚染の競りに備えて科学力を温存。
これのかいがあってか、ゲーム中ほとんど廃棄物を受け取らずにすみました。
その上を行く発展ぶりを見せたのが侍。
収入・科学力共に後半はすごい収入。
でも彼は道でつながってなかったり、そもそも土地タイルを増やしすぎて廃棄物がわんさか。
トド吉はもっとひどく、毎回科負けて廃棄物をたんまりもらっていました。
けれど、終盤はお花マークを重視してたので、そんなに公害は進まなかったです。
途中、指定条件で得点が入ってくるんですが、それでもダントツビリを走っていました。
でも終わってみないとわからないもので、あんなに科学の力で廃棄物を受け取らなかった侍が環境汚染しすぎて得点が伸びず。
毎回たんまり廃棄物をもらっていたはずのトド吉がきれいに処理をして逆転勝利。
科学に頼りすぎてはいけないということがよくわかるゲームでした(笑
ゲームも停滞せずさくさく進むし、競りがあるとそれだけで夢中になれるのであっという間でした。

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