・世界の七不思議 2011年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞
 7 Wonders(Repos Production:2010)


世界の七不思議
Essen Spiel'10の人気投票で1位になったゲーム。
世界の七不思議(というか7つの巨大建造物)を1つ担当して、3つの時代をプレイし成長させていくような感じのゲームです。
世界の七不思議についてはウィキペディアに詳しくのってます。
エッセンのレポブースで遊ぶことが出来ました。5人でプレイ。

このゲームのテーマを聞いた途端、トド吉の目が輝く。
七不思議についてのうんちくをはじめようとしたところを容赦なく遮断。
各自最初の手札から1枚をプレイし、残りを隣りの人に回していきます。
カードには資材をうみだすもの、勝利点に結びつくもの、軍事力になるものなどがあり、最初に持っているボードに配置していきます。
建築には資源が必要で、それぞれカードに必要な資材が描かれています。
足りない場合は、両隣りの人の資材を買うことが出来ます。
全員が一斉にカードを選び処理し、終わったら隣りの人へカードを回すというのを繰り返していくので、
よほど長考してしまう人がいない限り、テンポ良くゲームが進みます。

私は第1時代と第2時代で軍事に特化し、各時代の終わりに軍事力で隣りの人と比べるのですが、両隣りとも勝利して勝利点をもらうも、
逆に他の建築が発展せず、第3時代でかなり苦しい展開に。
しかも、その頃には余りある資源で更に高い軍事力を備えてくるので、返り討ちにあってしまいマイナス点を受け取る結果に。
考えてみれば、1、2時代で勝ってもらう得点より、3時代でもらう勝利点の方が大きいのです。
しかも他の建築もそんなに育っていないので、ある資源でカードを使おうとするから他の人にいいカードが回ってしまう。
こっちを取ればあっちを取れずです。
どうしても取らせたくない場合は、カードを1枚捨てて3金にかえることもできるのですが、毎回それをやっていると、やっぱり自分が育たない。
一気にみんなが得点を重ねていく中、あきらかに遅れをとってしまった感が。
ところがそんな中で、爆発的に得点を伸ばしたのが神尾さん。
最終得点計算で、隣りの人が建築した分も得点になるカードを使っていたので、
あまりの高得点にみんなで数えなおしたほど(笑

一斉に手番を行い、一斉にカードを回すので、待ち時間がないのがいいです。
ただし長考して流れを止める人がいない場合に限りますが(笑
ただ慌しい印象もありました。
自分のペースで出来ないところをどう考えるか次第だと思います。
ゲームは満足でした。

・Table Games in the World:世界の七不思議
・BGG:7 Wonders


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