・カタン アメリカの開拓者たち
 Settlers of America: Trails to Rails(Mayfair:2010)


カタン-アメリカの開拓者たち-
カタンのマップがアメリカになったら、道ではなくて線路を引くことになった。
カタンのアメリカ版が登場とのことで、早速購入してプレイしてみました。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

まずボード。
横に長いです。というか大きいです。
ボードだけなら「アドベンチャー人類(原始の冒険者たち)」によく似ています。
ボードが大きいところと最初から数字が書き込まれている場所があるところ。
一部ランダムの数字もあります。
線路を引いて荷物を運んでいき、各プレイヤーが持っている荷物をすべて都市に運べた人が勝者になります。
荷物を運ぶには線路が必要です。線路を列車が動いていきます。
列車の動力源は石炭。
でも他人の線路を使ってもOKなのです。ただし使用料を線路の数で支払わなければいけないのです。
村を作るには開拓者が必要です。
開拓者を動かしていき、開いている場所に作るんですが、動力源はムギです。

今回は全員初プレイということで、推奨されている配置でスタート。
基本的にはカタンなので、ダイスを振って出た目の土地から資源が出て、それを交渉し、何かを建築して手番終了といった流れです。
違うところは、ダイス運に見放され何も資源を手に入れられなかったとき、銀行から1金もらえます。
お金がないと人の線路を使うことができないので、ある意味貴重な資源。

序盤から手持ちの資源が偏り出して、何もしないのもあれだし発展カードを買い集めていく。
実はこの発展カードがかなり強力。
線路が無料で2本置けたり、開拓者を動かせたり。
線路2本が無料なのはお得だと思い、それ以降ひたすら発展カード重視。
それを見ていたトド吉と侍も発展カードを買い出す。
黙っていても資源はたまらないので、開拓者を動かし、持っていない資源の土地に村を建てる。
ところがこの日のダイス目は偏りすぎるほど(笑
そのうち、侍がまったく交渉をしてくれなくなる。
マップには数字がしっかり描かれているんですが、ランダムの部分もあるのです。
序盤は確かに資源が出るのですが、誰かが西の?マークへ村を建てるたびに、一番東の土地から数字チップを持ってくるのです。
なので動かないと死んでいる土地に無駄な村があるだけの状態に。
侍がこの罠にはまり、気付くと資源がほとんど出ない状態。
西では私とトド吉の線路置き競争勃発。

発展カードで一気に線路をのばしてみると、トド吉が先に村をつくっていたり、なんだか2人カタン状態。
常にぎりぎり足りない状態になってしまうので、資源を上手にまわさなければいけないのです。
でもそんな時のためにお金があるんだけど。
金の力はすごいです(笑

最後はトド吉が10個目の荷物を都市に届けてゲーム終了。
私は7点、侍は5点。

鉄道ゲームというより、カタンでした。
道が線路になって、それによって要素がちょっとだけ足された感じ。
基本的にカタンは好きなので、気に入りました。
でも、あれもこれもと考えてるので、頭は従来のカタンより疲れるかも(笑


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