・エコノス
 Ekonos(Ludic:2004)


エコノス
会社を設立したり株の売買をして、収益をあげていくゲームです。
moonさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

ボードは各社の株価と成長具合、企業マーカーを配置する地図になっています。
基本はカードを1枚プレイして、株を売りたければ売って、買いたければ買うをやるだけ。
とてもシンプルです。
といっても和訳がA5が2ページなので、ルールも少ないわけですが。
どんなゲームなのかが詳しく書かれてます→ moon Gamer:SGC例会 (7/23)

ゲーム開始と同時に、とりあえず手札に従って会社を成長させ、株購入。
一気に社長就任(といっても持ってる株は1株)。
普通はじわじわ成長するのを見て、他のプレイヤーの動向とか予想していくんでしょうが、だったら餌を蒔いてみようと思ったわけでw
晴れて自分の会社β社を持ったので、どんどん手札で成長させて、企業マーカーを配置していれば売れるのが株。
他の人もどんどん会社を設立させて、地図上の企業マーカーが賑やかになってくると出てくるのが、どの会社を攻撃するかも重要。
次のラウンドでもらう手札が、必ずしも今の会社に有利とは限らない。
今回は4人プレイなので3ラウンド。
とりあえず、何となく攻撃する気はないんだよ的アピールをしながら、自社のマーカーを広げていく。
そんな時、侍が自社株ばかりを買いあさり、イギリスへ入ってきたところで標的決定に。
他の人は色々な会社の株を持っていたので、いつでも動ける状態。
自社株が売られるからといって、どんどん自分で買い増ししてもそりゃだめだろうと。
といっても、社長がやることは自分の会社を大きくすること。これだけ。
それを見て他の人が株を買ってくれれば値上がりするし、ある程度育ってしまえば社長に固執する必要もないのです。
まぁ、気分的に何社か持っていたいというだけw
地図上では静かな配置競争になっていて、他の会社の出方を探りながらの最終ラウンド。

配られた手札は、今まで育ててきた自社マークが一切なしという、ある意味最高のカード。
仕方ないので方針転換。
今度は違う会社を育てることに。
どんどん育てて、他社のマーカーを吹き飛ばして勢力を増やし、最終得点計算に備えなければ。
株価に会社のマーカー数を掛けるので、マーカーも株価も重要なのです。
プレイ時間はそんなでもないのに、ゲーム内容はかなり濃い時間を過ごして終了。
勝ったのはトド吉。
株を買うところで悩むも、まぁいいかと買わなかった1株分でトド吉に負けることになろうとはw

プレイヤー間の思惑が見え隠れするので、かなり面白かったです。
手札運次第と言ってしまえばそうなんですが、今回みたいに最終ラウンドだけまったく違う手札でも、がらっと変わる展開を楽しめて逆にお得でしたw