ふうかのボードゲーム日記

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・パパラッツォ
 Paparazzo(Abacus:1994)


パパラッツォ

スキャンダル写真を手に入れ、それを高く売ってお金を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

パパラッツォというかパパラッチのほうがしっくり来る言い回しなので、以下パパラッチでw
パパラッチに写真を撮られてしまった有名人は8人。
スポーツプレイヤーだったり、デザイナーだったり、大臣だったり。
今回は4人プレイだったので、有名人は7人です。
場に出ている写真をプレイヤーに売るか、持っている写真を雑誌に売るか。
これを繰り返していき、手札を持っているプレイヤーが1人になるか、売る写真がなくなったら終了です。
最終的にはお金を持っている人が勝つので、出来るだけ安く手に入れ高く売るようにがんばっていくわけです。

手札を5枚と初期資金$15000持ったらゲームスタート。
手番がきたら場に出ている写真を競りにかけるか、自分が持っている写真を売ってお金にするか。
場に出ている写真は3枚で、そこから選んで競りにかけます。
売れれば価値が上がります。
競りの最初の値段は、出ている写真枚数x1000。
一番高値をつけるのは当たり前として、誰も値段をつけなけば手番のトレーダーが無償で手に入れます。
買い取ることが出来たら、自分の前に並べやっと売ることが出来るようになります。
手札を直接売ることは出来ないのです。
そして買い取ったプレイヤーが、手札から1枚を場に出します。
場に写真が出てくるたび値段が上がっていくので、上げてくれば「もっと持ってるんだろうな」と予想することができ、逆に持ってると思わせることも出来るのです。

とはいえ、出来ることが二択なのでさくさく進みます。
やはり競りが熱い。
そして、どのタイミングで売り払うかも難しい。
売ったら次の人が出して値段が上がったとかよくあること。
出てくれば値段が上がっていくので、ある程度のところで手に入れたいと思っているのに、なぜか売られてまた値段があがってしまい悲鳴をあげたり。
無料で写真をあげることになると、それを売って収入を得られてしまうから値段をつけないわけにはいかなかったり。
今回フルゲームで3ラウンドだったので、1ラウンドごとに最高値の写真はゲームから除去。
スキャンダルで職を失ってしまうそうですw
どんどん枚数が少なくなり価値がなくなったカードが場にあることで、残っているカードの取り合いが熱くなったりと、古いゲームとは思えないほど面白かったです。
ゲームは最終ラウンドで上手く写真を手に入れることが出来た私のぶっちぎり勝利。

今回、フルゲームの3ラウンドを遊んだ後、致命的なルールミスが発覚して仕切りなおし。
倍の時間かかりましたが、2回目は全員がコツをつかんでいるので、よりスムーズなのに濃いプレイになりました。
フルゲームで遊んでも時間を感じないほど夢中になって遊んだし、とても楽しかったです。
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・斡旋屋(大家はつらいよ)
 Wucherer(2F:1992)


斡旋屋

アパートを建てて住人を斡旋して家賃収入を得ていくカードゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

カード裏面はアパートの部屋になっています。
その他に攻撃できるカードと屋根、地下室など。
カードを好きなだけ使ってアパートを建てたり、住人を住まわせたりします。
住人は住める高さが決まっているので、そう簡単には住まわせることが出来ません。

手番がきたら、まずアパートの検査。不法住居者が住んでいないかチェック。
次にカードを何枚でも好きなだけプレイ。
とはいえ、持っているカードの分しか使えませんが。
そして、住人から家賃収入を得たら、最後にカードを好きなだけ買います。
買うことでしか手札は増えません。
これを繰り返していくだけ。
山札が尽きたらもう1回ずつ手番をやって終了。
一番お金持ちの人が勝つのです。

目指せ家賃収入で安定した老後!w

まずはアパートを建てなければ話になりません。
でも私の手札はなぜか屋根とアクションカードばかり。
住人がいなければ建てる意味もないという。
その間にも他のみんなはアパートを建てて家賃収入。
特にトド吉は、アパートをたくさん建てて、住人もいい住人ばかりで高収入。
こうなったら狙われるわけで・・・

「おっと。立ち退きだって」

不法居住者以外を手札に戻させたり

「不法居住者が引っ越してきたみたいよ?」

勝手に住人にしたりと、とにかく攻撃が飛び交います。

そんな中、私は1人「屋根以外のカードがほしいです!」を連呼w
みんなは屋根をほしがってるのに、私のところに集まってしまった屋根。
そして、ようやく住人を手に入れた私はアパート建設。
年金生活者のために地下室をつくり、屋根裏部屋をつくって家族を住まわせたり、一度に3軒のアパートを建てて収入30金。
この30金。実はかなりの高収入。
もちろん、その後爆破されたり住人取られたり悲惨なアパートになったわけです。
でもまだ手札は残っている!ということで、残っているアパートに住人を住まわせ家賃収入。
その間にも他の人の邪魔はしっかりする。

そしてゲーム終了。
一度に高収入を手に入れた私の勝利で終わりました。
少しずつ稼いでいくより、どこかでどーんと収入を得たほうが効率がいいことがわかりました。

今回遊んだのは再販されたAbacus版。
カードにはたっぷりとテキストが書かれています。
ちょっと前までヤフオクとかに出ていた気がしたんですが、最近は見かけなくなりました。
カード内容を把握したほうがいいので、ゲーム開始時にみんなでチェックするか、シールを貼ったほうがいいのではないかと。
今回は全員で一覧を見ながらカード内容を確認してプレイしました。
ゲームは簡単なんですが、直接攻撃で攻撃したり防御したりと忙しいので、好きじゃない人は遊ばないのが吉。
今回はやったらやり返されたり、とても楽しく遊べましたw

英語版は「ランドロード(LANDLORD!)」、今年新版が出るのに合わせて日本語版が出ました。
「フリードマン・フリーゼの大家はつらいよ」という名前で流通しています。
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・でっけぇ馬鈴薯
 Dicke Kartoffeln(Abacus:1989)


でっけぇ馬鈴薯
じゃがいものタネイモを購入して育て、市場で売ってお金を獲得していくゲームです。
トド吉・いたるさん・侍・私の4人でプレイ。

かなり古いゲームで、箱を開けると昔っぽいコンポーネント。
トークン類は薄っぺらの厚紙で、個人ボードだけカラーで豪華w
価格チャートは画用紙っぽい紙です。
この見た目であまり期待できないところですが、ゲームはしっかりとした農業ゲームでした。
1年を通して畑の土をつくり、馬鈴薯(じゃがいも)の種をまき、肥料や農薬を使いながら育てて、収穫して販売を繰り返していきます。
じゃがいもの種類は3種類。
この時は単純に「赤」「黄色」「茶色」と色で呼んでいましたw
しっかりと楽しむには6年らしいこのゲーム、今回は協議の末、しっかり楽しめる4年で終わることに。

まずは畑にじゃがいもを植えられる状態にするところから。
資金も乏しいので、とりあえず初級者向けの2つと思ったら、トド吉はまさかの3つ。
そして作付け。
まずは全一斉にこっそりどの種類のじゃがいもをどれくらい買いたいのかシートに記入。
一斉にオープンして、じゃがいも当番からタネイモを受け取ってお金を銀行に支払います。
じゃがいもは3種類だけど、それぞれ有機栽培と通常栽培に分かれていて、育て方で売り上げがかわってきます。
そして、肥料をあげたい人は肥料をあげて、農薬を使う人は農薬を使うという、まんま農業w
肥料も農薬も使わない耕地には、ひまわりが生えます。
このひまわりも最終的な得点計算にかかわってくるので割と重要。
市場調査をしダイスを振って出目によって変わるカード内容を処理。
ここまで終わったらやっと収穫。
収穫が終わればじゃがいも売却です。
ひまわりが3個咲いている畑からとれたじゃがいもだけが、有機栽培を名乗ることが出来るのです。
そして売りたいじゃがいもをシートに記入して、一斉にオープン。
需要で価格変動が起こります。
これによって、予定より低い価格で売却しなければいけない時もあったり、予定より高値になったり。
他の人と違うじゃがいもをつくるのが重要。
そして、収穫が終わった畑は土壌が変化。
肥料と農薬を使った畑にはドクロマークが置かれ、ミミズがいる休耕地にはミミズが増え、タネイモ・農薬・肥料それぞれにつきミミズが1匹減ります。
ミミズは減っていくのです。
それを増やすのが堆肥小屋。
ミミズは売ればお金になるけれど、自分の畑を豊かにするには最低限残して増やさなければいけないという。
これが意外と難しかった。
しかも、今年堆肥小屋に入ったミミズは来年にならないと増えないので、そこまで考えてミミズを配分。
ちなみに、1年の終了時借金の返済が待ってます。
資金繰りが苦しければ借金が出来るんですが、利子2割。

最初は手探り状態だったけれど、じゃがいもの値下がりによって思ったほど収入が入らなかったり、ミミズがうまく増えなくて四苦八苦。
タネイモの購入で他の人とかぶってしまうとがっかり。
そうなると何とか高めの有機栽培で売りたいのが本音。
でもみんなが有機栽培だと値下がりするし・・・難しい。
一時的にじゃがいもの収穫を増やしてお金を稼ぐやり方もあるけれど(トド吉といたるさんがやってた)、農薬を使ってしまうと耕地が死んでしまうのでなかなか。
ひたすらミミズばかり気にしていたら、確かにミミズはすごい増えて「ミミズ売ってあげようかー?」なんて言っていたけれど、手元にお金が残らないw
両立って難しい。
農家って大変だなぁ・・・

ゲーム終了時、手持ちの現金や優良農地などの利益を計算して決める「経済的な勝者」を決定。
ぶっちぎりでお金を稼いでいたトド吉が勝利。
次に農地のミミズやひまわりなどを計算する「環境調和的な勝者」を決定。
これは僅差で侍が勝利。
そして、両方の順位別得点を計算した結果、総合的な勝者は侍に。
どちらもほどほどに点数を取らないとダメというのがわかりましたw

終了後、このゲームいいんじゃないの?という話に。
全部の要素がテーマと合っていて、しっかりと重量級になってるような気がします。
ミミズは大切、有機栽培も大切、手持ちの資金も大切。
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・コロレット
 Coloretto(Abacus:2003)


コロレット
カラフルなカメレオンカードを集めて得点を獲得するカードゲームです。
かんちょーさん・akiさん・トド吉・私の4人でプレイ。

コロレットといえばズーロレットの元になったゲーム。
ズーロレットは箱絵のパンダにひかれて購入したんですが、このコロレットは何となく遊ぶ機会がなくて遊んだことがありませんでした。
そんな私のリクエストに応えてくれたのがかんちょーさん。
先日の調布ゲーム会で無事に遊ぶことが出来ました。

ズーロレットを遊んだ人ならすぐ理解できるルールで、今まで遊ばなかったのが自分でも疑問です。
カメレオンが描かれたカードは7色。
このうち自分が取得してプラス得点になるのは3色まで。
4色目からはマイナス得点になってしまいます。
3色目までは出来るだけ多い枚数を集め、4色目からは取らないか取っても出来るだけ少なく。
手番がきたら、カードを山から1枚めくり好きな列カードに置くか、すでにカードが置かれている列カードを引き取るかの二択。
ズーロレットで言うところの動物が乗ったトラックです。
他の人が欲しい色といらない色は見てわかるので、どこまで粘るかが楽しい。
今回は4人プレイだったので、列カードは4枚。
最初はもちろんカードをめくっては置くの繰り返し。
どの列カードにも平等に2枚ずつ並べられる頃になると悩みます。
引き取るべきか、カードを引くべきか。
いらない色だったら欲しい列以外にのせればいいけれど、次に自分の番が回ってくる頃にはどうなってるかわからないし。
でももしかしたら+2やジョーカーが出てくるかも知れないから、山札からカードを引いてしまうのは仕方がないことw
3色目まではみんな余裕でいるけれど、そこにいらない色がのってからがじわじわと悩ましくなってきます。
とはいえ、引くか引き取るかだから、そんなに悩んでも仕方なく。
出来るだけ3色目までをいっぱい引き取ればいいわけですw
ところが、各色9枚ずつしかないので、誰かが5枚手元に置いていたら残り4枚なのは確定してしまうわけで。
それも全部自分が手に入れられればいいけど、そうはいかないから面白い。

そして、ゲームが終わってみたら何とakiさん・トド吉・私の3人が同点トップ。
むしろ、かんちょーさんが1人ビリの展開にw

見た目的な問題なんですが、やっぱりズーロレットのほうが好きだなぁと。
動物タイルもそうだし、自分の動物園をつくるというのが楽しいし。
カメレオンよりパンダのほうが好きだしw
システム的には同じだし、カードゲームのほうが持ち運びは楽なんですけどね。
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3

・ズーロレットミニ
 Zoolorett mini(Abacus:2010)


ズーロレットミニ
2007年にドイツ年間ゲーム大賞で大賞を受賞したズーロレットのコンパクト版。
おりかさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ズーロレットと言えばどうしてもパンダなんですが、ミニは箱絵がミーアキャット。
でもゲーム終了フラグ役として、パンダの小さいフィギュアがついていました。
プレイヤーが運営する動物園には檻が3ヶ所しかありません。
なので、3種類の動物を集めたり、池や木、岩(?)などの景観タイルを配置していきます。
タイルを袋から引いてトラックにのせ、欲しいトラックがあればトラックを引き取り手番終了。
ここはズーロレットと同じです。
そして、引き取ったトラックから動物タイルを取り配置していきます。
オスとメスが同じ檻に入れば子供が一度だけ産まれ、配置できないタイルは管理棟(最終的にマイナス点)へ。
檻がいっぱいになるとボーナスが発生し、他のプレイヤーの管理棟からタイルを1枚取るか、自分の管理棟にあるタイルを1枚捨てられます。
6匹ボーナスで、他の動物園の管理棟から取ってきたタイルで6匹揃っても、ボーナスは連鎖しないので発生しません。
ルールはこれだけです。なんてシンプル。
シンプルさのおかげで説明もしやすく、ズーロレットを遊んだことのないおりかさんにもすぐわかってもらえました。
もちろん、タイルを引くかトラックを持っていくかの悩ましさは健在。
他の人と同じ動物を集めたくないのに、トラックの荷台には必要ない動物がいたりw
序盤から3ヵ所の檻がすべて埋まってしまった私。
でも2種類の動物はトド吉やおりかさんとかぶってるわけで。
いつかきっと出てくるだろうと思って待っていても、いつまでたっても出てこず、結局檻が埋まらない動物園に。
なんとさみしい動物園w
もちろん、ぶっちぎりのビリでした。
動物の頭数で得る得点が上手く配分されてるので、どうしても檻が空いていると点数も低いのです。
シンプルで見た目が動物なのでかわいいというのが良かったのか、この日はおりかさんのリクエストでもう1戦。
前回の失敗を生かして景観タイルをちゃんと取って、6匹ボーナスで隣りの動物園から動物を連れてきて・・・と途中までは完璧だったのに、最後の最後で欲張ったばかりにいらない動物のみ3種というトラックを引き取るはめに。
これでマイナス6点。またしてもビリw

ゲーム慣れしてない人には、大箱のズーロレットより断然こちらをおすすめします。
これで基礎ルールを覚えるというか、基本的なことがわかって物足りなくなったら、大箱のほうでいいかと。
出来ればアクアレットもミニを作ってくれるとうれしいですw
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3

・チャーリー
 Charly(Abacus:2010)


チャーリー
自分の動物たちに上手に餌を与えるカードゲームです。
PHYさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

各自15個ずつ蜂蜜ドロップを受け取ります。
最終的に餌が足りなかった場合、自分の持っている動物に餌を与えるためにあります。
ゲーム開始時に各自1枚ずつ餌カードをクローズで持ちます。
これに、動物カードが7枚配られます。
この7枚の動物すべてに餌を与えられるように、動物カードを交換したりしていきます。

このゲーム、前半と後半に分かれていて、前半は自分の手札となる動物カードを交換していくだけ。
もういいなって思ったら「パーティ開始の宣言」をして、後半のパーティまで見てるだけ。
といっても、誰かが宣言してしまえば、他の人は1回ずつ手札交換したら強制パーティ。
誰も宣言しなかったとしても、山札が尽きたら強制パーティです。
手番がきたらやれることはカード交換するだけ。簡単です。
そして、手札がいい感じになったところで後半のパーティ開始。
持っている手札の動物カードに餌を与えていきます。
場に出ていた餌カードに、各自持っていた餌カードをプラスして置きます。
これが今回ある餌の量。
ここへ順番に1枚ずつ動物カードを出していきます。
ブタ以外は食べられる餌が決まっているし、動物が何匹描かれているかで食べる量も違います。
動物カードを出せなくなったらパスするしかありません。
全員が出せなくなるか、出し切ったらパーティは終了。
残った手札の動物たちに、最初にもらっていた蜂蜜ドロップを与えていきます。
これで1ラウンドが終わり、最終的に蜂蜜ドロップを多く残していた人が勝つのです。

ブタは何でも食べるとはいえ、残った場合に蜂蜜ドロップを1匹につき2個食べてしまうので、早々にブタ放出。
と思ったら、みんな同じことを考えているw
カードの交換は、山札かその隣りに捨てられているカードのどちらかから。
今回どう見ても餌が偏っていたのと、みんなのカード交換で捨てられた動物を見るとサルが危険らしいのがわかる。
確かに自分もバナナは持ってない。
でも誰か1枚くらい・・・そういう甘い考えが危険だったりします。
餌の量も重要で、パーティでは1人1枚ずつしか出せないので、3匹いるカードは早々に捨てる。
みんな同じ行動をとってるw
場に出ている餌のほかに、プレイヤーが持っている餌が何なのか予想しておくのは大切で、出来るだけ蜂蜜ドロップを残したい一心でカード交換。
しかしそこはクローズの山札。何が出てくるかわからないので、時には捨て山から引くのも重要。
「うわ・・・ブタが3匹も書いてある。早々に捨てないと」(心の声)

そして、誰もパーティ宣言しないまま、山札が尽きて強制パーティ。
ここで、各自持っていた餌カードをオープン。
「あ、バナナがない」
これだけ餌カードが並んでいるのに、極端に少ないものもちらほら。
問題は、どの動物から餌を与えていくか。
むしろ、カード交換は布石でこれからが本番。
次に自分の番がきたら、もう餌がないかも知れない。
そんなことを考えつつ、出来るだけ動物が多いカードから出していく。みんな同じw
こんな時は1匹しか描かれてないカードは便利。
自分の番がきて良く見たら、1匹分だけ餌が残ってることも。
そして、餌がなくなり、残った動物に蜂蜜ドロップを与えて終了。
今回は時間の都合で1ラウンドだけ遊び、結果一番蜂蜜ドロップが残っていた私の勝利。

シンプルというより、やることはカード交換だけで、あとは全体の餌の量を予想して手札をどうするか決めるだけなので、さくさく遊べます。
あと一捻り欲しいとか思ってしまうけれど、ちょっとした時間で、しかもやれることは限られている中で、他の人より多く自分が持っている動物に餌を食べさせることが出来た時はかなりうれしかったですw
もっとも1ゲームだったから好印象なのかも。
あと、無駄に大きな蜂蜜ドロップ入れになっている餌入れ。
これがなかったらもっと小さい箱になったはずw
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3

・フォトサファリ
 Kleine Fotosafari(Abacus:2012)


フォトサファリ
サファリの動物たちを決められた並びで写真を撮るカードゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ゲーム開始時に、場として12枚の動物たちが輪になって並んでいます。
中央には残った動物カードが山札として置かれます。
写真となるカードは難易度が3に分かれていて、それぞれ動物3頭、4頭、5頭と、難易度が上がるほど撮らなければいけない動物が増えます。
写真を撮るといっても、自分が持っている写真カードと同じ順番で動物が並べば撮影完了。
終われば次の写真の撮影です。
これを繰り返していって、動物3頭を4枚、動物4頭を3枚、動物5頭を2枚撮影できた人が勝者です。

サファリで動物をなんて、とてものんびりした感じだったのですが、プレイ感はまったく違いましたw
手番が来たら、隣接する動物を入れ替える、山札と動物を交換する、山札の一番上のカードを山札の一番下に入れ、新しいカードをめくる、写真カードを捨てて取り替えるの4つから1つを実行します。
写真を撮影するのは、自分の手番がまわってきた時、すでに並んでいたら即撮影。
さらにアクションを実行して、新しい写真の並びになっていれば撮影成功。
2順目からは一度で2枚撮影できるというおいしい状況にもなりえます。
でもそう上手くはいかないもので・・・

序盤からトド吉と侍が似たような写真を狙っていて、2人がどんどん動物を入れ替えて撮影していく中、2人とはまったく違うであろう写真を握り締めた私は一人呆然w
せっかく動かしたカードも再び回ってくる頃にはめちゃくちゃに。
「あー!私のゾウがー!」とか「なぜ動かす!」とか。
とにかく、イラッとしますwwww
でもそんなイライラな状況は長くは続きません。

今度は私がどんどん撮影していく番。
するとトド吉と侍が悲鳴を上げ始めるw
「うわ!ライオンが消えた!」
そりゃそうでしょうとも。
山札を入れ替えても目的の動物が出てこないなんて日常茶飯事。
侍は「悲鳴を上げていたふうかさんの気持ちがよくわかりました」と。
まだプレイ途中なのにwww

ひたすらライオンを場から消していると、固まってライオンが出てくる時があったり、それがゾウだったりする頃になると私の独壇場。
一気に5頭の動物写真2枚を撮影してゲーム終了。
なんだかいつもの倍以上うれしかったですw

最初サファリで写真を撮るゲームといえば、トリッキーサファリを思い出したんですが、あちらは移動する動物を追いかけていって写真を撮影しましたが、このゲームはすでに並んでいる動物たちを入れ替えて、順番通りに並べて写真を撮ります。
しかもどんどん動物たちを動かされていくので、なかなかシャッターチャンスに恵まれません。
そういう歯がゆさもこのゲームの特徴かもw

・メビウスおやじ:フォトサファリ
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