・パフューマー(調香師)
 The Perfumer(Big Fun:2016)


パフューマー(調香師)

実際ににおいを嗅いで材料を特定し、香水を調合して得点を獲得していくボードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

メインボードを奥、周りに産地ボードを置きます。
各プレイヤーは自分用のボードを持ち、レシピとコマを受け取ります。
ゲームは見習いと調香師の2種類ルールがあり、それぞれ助手のレベルが違い、見習いは1ラウンド、調香師は2ラウンド行います。
まず助手タイルを選び、次にプレイヤーの手番を進めていきます。
手番がきたら、持っている香りケースとカードケースをストックに戻し、アクションポイントを消費してアクションを実行。
手番終了時、産地に止まっていれば香りカードを取り、さらにストックからカードケースを取ります。
次のプレイヤーの手番になり、その間に香りカードとカードケースの香りを確認しておきます。
これを繰り返し、注文タイルの山札が尽きたら、スタートプレイヤーの右隣りのプレイヤーまで手番を行ってゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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今回は2人プレイなので、3人プレイルールの準備をして、アクションポイントは7アクションポイント(AP)を持ちます。
パフューマー(調香師)
自分のコマを中央タイルに置いたら、いざゲームスタート。
最初は香りカードとカードケースを持っていないので、そのままアクションへ。
つくりたい香水はどれかを吟味。
移動も1マス1APなので節約しなきゃいけない。
手番の最後に止まった産地の香りを確認出来るので、それも考えつつ。
パフューマー(調香師)
ラベンダーやシナモンは確認しなくてもわかるだろうと、まずは杉やお茶っぽいのを狙う。
原料チップを回収して、移動すればそこで7AP。

「ここの香りカード持っていくね」
「何それ?」
「杉・・・じゃないの?」

香りカードを取ったら、カードケースを選んで取る。
こちらは何の香りかわからないので、本当に匂いを嗅いで判断するしかない。

「このケースにする」

トド吉の手番が始まるも、私はひたすら2つの匂いを嗅いでいるだけ。

(お茶というより、あれのにおい・・・)

(杉・・・?いや檜っぽくない?でもわかりやすいな・・・)

ひたすらクンクン嗅いでいるので、そのうち鼻がおかしくなってくる。
そして、次の手番が回ってくる。
まず香りカードとケースを戻す。
ここで、せっかく嗅いでわかったので、APを使ってレシピの材料を特定していく。
実はすっかり忘れていたけれど、レシピにピペットを置いても完成にはならないのです。
その後、きちんと瓶詰めしなきゃダメ。

再び原料チップを集め、香水完成。
とりあえずタイルを獲得したものの、得点が低めだったのが不満w
仕方ないので次の香水目指して移動。
さっきの確認も含めて、今度はラベンダーで手番終了。
カードケースはピンクを選択。
パフューマー(調香師)
クンクン・・・わからん!
パフューマー(調香師)
続いてラベンダーの香りを確認。
あー、うん。そうだよね。この匂いだよね。
特徴的な香りがするものは判別しやすい。
それ以外の微妙な違いを鼻で感じるしかない。
トド吉はといえば、

「さかやか○○デーだ!」

「あぁ、こっちもさかやか○○デー・・・」

「全部・・・さかやか○○デー・・・」

なんだそれwww

原料チップを集めて香水をつくっては、クンクン匂いを嗅ぐ。
ある意味、とても忙しいゲームw

必須になって香水つくったり嗅いだりしているうちに、気付けば注文タイルの残り枚数が少ない。
大きく狙ってもいいけれど、終了間際なら低い得点でも完成させなきゃ!
注文タイルの山がなくなったのは、私の手番。
つまり、ゲームが終わってしまった!
トド吉がもう1手番やり、ゲーム終了。
勝ったのはトド吉で、その差2点。
パフューマー(調香師)
香水の完成度では私がリードしていたのに、瓶詰めを忘れるという痛恨のミス!
パペット置いたのは全部正解していたので、これは悔しい。

匂いを嗅ぎ分けることに夢中だったけれど、2人プレイの7APでも足りない。
この足りない感じが、より一層集中させてくれる。
リソース不足で泣きたくないし、APをどう分配して動かすか。
まぁ泣くんだけどw
匂いの判別しててもゲームには勝てない。
ちゃんと香水をつくらないとダメ。
ちょっと変わったゲームで楽しかったです。

調香師ルールではもう1ラウンドやるけれど、鼻がつらすぎてギブアップ。
ちなみにゲームが終わった後も、いろいろな匂いが鼻に残っていて、しばらくトイレの芳香剤状態でしたw
匂いは2年くらいで消えると書いてあったけれど、そんなことはない。
そもそも嗅ぐ時に全部をこすらず、端のほうを少しだけこすればいいので、意外に長持ち。
こすぎるすぎると、手について大変なことになるのでご注意をw