・セイロン
 Ceylon(Ludonova:2018)


セイロン

セイロンを舞台に茶畑をつくって収穫し、契約して出荷をしていくボードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

メインボードを広げ、標高タイルをセット。
ゲームはスタートプレイヤーから順に、手番を繰り返していきます。
手番ではまず、アクションカードを1枚ボードの指定位置に出します。
この時、上側を向けたほうか共通アクションを出した人が、下側か共通アクションを他全員が実行します。
出来るアクションは、栽培・収穫・取引・議員との契約・技術の発展のいずれか。
その後、山札からアクションカードを1枚引いたら手番終了です。
誰かの所有マーカーがなくなるか、アクションカードの山札が切れたら、全員が1回ずつ手番をおこないゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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今回は2人プレイなので、大きいボードに対してこじんまりとした感じw
セイロン
茶畑には段差があるので、そこを上手く利用して茶葉をつくっていきます。
契約書を見ると、同じ高さの茶畑の茶葉だけというのは少ないので、段差ごとに平等につくっていきたいところ。
セイロン
1段ずつ上へ目指すけれど、茶畑は川で区切られてエリアになっていて、各エリアでの最大茶畑と各エリアの議員との契約など、最終的な得点源は他にもあります。
まずはスタート位置周りをかためるところから。
セイロン
植えるためのカードはあるし、片側は収穫になっているので、むしろトド吉が収穫出来ないうちに植えたい。
そして、お互い同じことを考えているので、共通アクションしか選択肢がない。
そんな泥沼の茶畑つくり。

自分がいたエリアをある程度おさえたトド吉が、こっちのエリアにも茶畑をつくりはじめる。
こうなると移動が大切。
移動は共通アクションにあるので、どのカードを使うかも大切。
意外に考えることが多い・・・先の先を見ていかないと、良い土地がとられてしまう。
セイロン
川を渡り、新しいエリアに茶畑をつくりはじめる。
収穫は、コマがいるマスと隣接するマスすべてから、一度に収穫出来るのです。
ただし持てる茶箱の上限は5個。
この5個で契約に必要な茶箱を揃えなきゃいけない。
セイロン
もっと大変だったのは、契約の種類。
各契約には色がついていて、最終的により多くの種類の契約を達成することで、得られる得点が増える。
達成しても、自分ボードの契約書置き場が空いてなければ達成出来ない。
これは・・・ちゃんと順序良く組み立てないと無駄が出るやつ!

茶畑が広がり、議員との契約も済んだところからが本当の勝負。
でもそういう時に限って、収穫のカードがこない!
トド吉が出してきても、自分で収穫してしまうので私には出来ない。
その間に、茶畑をつくって契約書置き場をつくり、地道に下地をつくる。
セイロン
収穫したくない茶葉ってあるよね・・・
最後は契約の取り合いになり、自分のカードとトド吉のボードを交互に見つける。
そして、何とか全種類集めたいと思ったけれど出来ず。
結果、トド吉の勝利。

2人だったからか、割と茶葉が豊富でゆっくりとしたプレイになりました。
ひたすらカードの得だけを考えていたし、途中で欲しいアクションを引けなかった時はどうしようかと思ったけれど、他にもやれることはあるし、相乗りして移動しておくのも大切でした。
たぶん4人とかで遊ぶと、便乗も派手で胃がキリキリするんだろうなぁ。
これはちょっと3人以上でも遊んでみたい。
見た目も渋いけれど、ゲームもかなり渋めだし、自分のことを必死に考えているので、ゲーム終了まであっという間でした。