・カヴェルナ:洞窟の農夫たち
 Caverna: The Cave Farmers(Lookout Games:2014)


カヴェルナ

冒険好きのドワーフとなり、洞窟で採掘したり、外で森を切り拓いたりしながら得点を獲得していくボードゲーム『カヴェルナ:洞窟の農夫たち』です。
春さん・よしさん・トド吉・私の4人でプレイ。

ゲームボードを広げ、カードやタイル類を準備します。
各プレイヤーは、自分用のボードとコマ類を受け取ります。
ゲームは12ラウンドで、各ラウンドは5つのフェイズからなります。
ゲームボードの新しいスペースを開き、累積スペースに品物を補充。
スタートプレイヤーから順に、ドワーフ1人を置いてアクションを実行していきます。
アクションは、自分が持っているドワーフをアクションスペースに置くことで実行します。
使ったドワーフを自分用ボードのリビングに戻し、収穫をやったら1ラウンド終了。
これを12ラウンドやり、得点計算をします。
もっとも得点の高い人が勝者になります。

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カヴェルナ
自分用ボードは洞窟と森の両方が描かれています。
洞窟の部屋を増やさないと、ドワーフが増えない。
でも森を開拓して動物を飼ったり、畑をつくらないと食料が足りない。
なんというアグリコラ風味。
食料が足りないとひどいことになるのは経験済なので、ついつい食料重視になってしまうのは仕方なし。
それにしても、森や洞窟に置けるタイルの種類が多い・・・
全部をチェックは出来ないので、何とかなるだろ!でゲームスタート。

まずは洞窟を掘ってみる。
部屋を広くしないとドワーフが増えない。
つまりアクション数を増やせないのだから重要。
さらに森も伐採していく。
だって動物飼いたいし。
カヴェルナ
そして、小さな畑に作物を植え、洞窟を掘って、犬も増やした!
こじんまりしたボードw

ラウンドが進むと選べるアクションが増えてくる。
それでも狙っているのはみんな同じ。
それを先に選ぶか、後で残っていたらに期待するかも悩ましい。
他のボードを見ると、みんな上手く進んでいるように見える。
自分の計算だけで精一杯だし、タイルも種類が多くてよくわからないw
カヴェルナ
何とかヒツジを増やし、畑も増えてきた。
逆に種まきをしたいのに、そのアクションが取れない。
何か種を入手出来るものはないか、ボードに並ぶカードを眺めては考える。
他のボード見ている余裕がないね。

繁殖のタイミングで増やす場所がなかったり、動物の種類を集めたいのに馬が貴重だったり。
誰も選ばないと商品が増えていくので、どこまで増えたら選ぶかの見極め合戦。
じりじりと必要なものが偏ってくる頃には、何とか回避策を考えられるようにはなってきた。
色々考えるのは楽しい。
他の人が選んだアクションを見て、自分もそれやろう!と思ったり。

とはいえ、あれもこれも手を出して失敗する私としては、見えているもので得点を伸ばしたい。
畑や洞窟が上手く回ってきて、ようやく気付きが出てきた頃には終盤。
それでも早くからルビーを入手出来たのは大きかった。
というか、ルビーにかなり助けられた。
カヴェルナ
畑だけは豊かだけれど、洞窟はさみしい感じに。
もっと動物を飼いたいけれど、さすがに場所がない。
部屋を増やすのも遅かったので、アクション数が少なかったのが響いた感じ。

長いと思っていた12ラウンドも、集中しすぎて時間を感じない。
終わってみれば、よしさんの勝利。
悔しいけれど、おもしろい!
おもしろいのはわかっていたけれど、箱の分厚さと気付けば周りはやりこんでいたので避けちゃったんですよねぇ。

このゲーム、経験者が圧倒的に有利ですね。
まぁ、そりゃそうかw
とにかくタイルの種類が多い。
どういう効果があるのかとか、条件は何かとか、覚えられるわけがない。
でも、ある程度は自分用ボードの方向性を決めておかないと迷子になりますw
アグリコラもそうだったけれど、おもしろいのはおもしろい。
でもプレイ時間が重量級。
終わると、あそこでこれがーとか、あっちでこうしてなんて話も弾むんですが、続けて遊べる体力がもうない。
そして、次に遊ぶまで腰が重くなってしまいます。
遊んでいる間は夢中だし、あれこれ考えて楽しいんですけどね。
そのうちまた再戦したいなーと思います。
次はもちろん拡張入りでw




余談ですが、このカヴェルナの洞窟部分だけを取り出したような2人用『カヴェルナ:洞窟対決』。
遊んでみましたが、私はこっちの本体(?)のほうが好き。
洞窟だけにしぼって遊ぶなら、2人用でも楽しめます。