・アートライン:エルミタージュ美術館
 Artline(Hobby World:2019)


アートライン

エルミタージュ美術館所蔵の絵画を展示し、美術展を開催するカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

すべての絵画を裏向きでよく混ぜ、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
テーブル中央には、表向きで絵画を1枚置きます。
ゲームの目的は手札をすべてなくすこと。
スタートプレイヤーから順に、手札から絵画を1枚出していきます。
出せないもしくは出したくない場合は、手札から1枚捨て札にします。
この時、すでにテーブルに並んでいる絵画に隣接するように出します。
また、隣接する絵画とテーマが共通しなければなりません。
最後に手札を補充しますが、2つの列に共通した絵画を出すことが出来た場合、手札は補充しません。
これを繰り返し、誰かが手札をなくしたら、他のプレイヤーが1ターンずつやってゲーム終了。
手札がないプレイヤー全員が勝者になります。

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手札を5枚ずつ持ち、場には1枚のスタート絵画。
すごくわかりにくくて、何回も聞いてしまったのが展示室と美術展。
縦横それぞれの列が展示室という呼称。
手番で絵画を置く時に、縦横いずれかのテーマに合うように置くと展示になるらしい。
縦横両方のテーマに合う絵画を交差する位置に置けたら、美術展の開催になり、手札は補充しない。
目的が手札を0にするゲームなので、率先して交差する位置に置ければいい。
実際は、そんな簡単なことではないわけでw
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「よし。テーマは木!」
「木!?」
「うん、木」

現在の展示室は、横に兵隊の展示室と縦に木の展示室。
最初の頃は、まだテーマが決まっていない展示室が増えるので、そこまで困らない。
困るというか、手札を減らそうとするとテーマ2つに合わなきゃいけない。
両方を兼ね備える絵画を出せると、手札の補充がいらないのはわかっているけれど、これが難しい。

さらに、実はこのゲーム、絵画を出せば出すほど展示室が増えていくわけで。
そうなると・・・忘れる。

「ここってなんだっけ?」
「そこは2人以上」
「こっちは?」
「風景」
「ここは?」
「そこはまだない」

付箋でも貼って置きたい気分。
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順調に手札を減らしても、どうしてもテーマに合わない絵画も出てくるわけで。
そういう時は捨て札になるだけなのに、どうにかして美術展開催にならないか考える。
でも無理w

エルミタージュ美術館は、テーブルの広さがそのまま美術館の広さ。
はみ出すように展示は出来ないのです。
もう少し狭いテーブルでもよかったかも・・・広い。
どんどん横にのびていくので、展示室ばかりが増えて、やっぱりテーマを忘れるw
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ゆっくり絵画を鑑賞する余裕がないw
カード裏面には絵画の説明が書いてあるけれど、それを読んでいる場合じゃないというか。
それでも何とか手札を0にして、ゲームの終了フラグ。
トド吉は半分以上手札が残ったままでゲーム終了になり、私の勝利。

終わった後はひどく疲れたw
すべての絵画を知っているなら、展示室ごとのテーマもつけやすいかも。
知らない部分は見た目で決めていくので、増えれば増えるほど忘れる。
付箋に書いて貼っておいたほうがスムーズだと思うけれど、ゲーム的にはどうなんだろう?
きっと絵画をしみじみ眺めて癒やされるゲームなのかもw



ボードゲームアートライン:エルミタージュ美術館 日本語版 (Artline)
駿河屋