・ブリキ工の小径(ティナーズトレイル)
 Tinners' Trail(Treefrog:2008)


ブリキ工の小径

侍からプレイしたいとのリクエストで合宿に持参。
この日、後にスチールドライバーをプレイしたので、ようやくワレスのエッセン限定ゲームを全クリアできました。
トド吉・侍・哲・私の4人でプレイ。

プレイヤーが変わるとプレイ内容も変わるもので、今回は哲が面白い土地取り作戦を実行していました。
確かに土地がなくなったら、採掘が出来なくなります。
これによって、全員が土地に殺到。
未開の土地でもあっという間に売れる状況に。
私はとりあえず土地を2つ確保。ここで高騰している物資を売って得点を稼ぐ作戦に。
最初のラウンドでそこそこ得点を買っておかないと、後からでは遅いというのを前回知ったので、一応初プレイの侍と哲にも助言はしました。
哲は採掘をほぼしないで、次のラウンドも土地取りに。
そのおかげ(?)で未所有の土地が2ラウンド目にはなくなるという展開に(笑
私ももう1つ何とか土地を得ることが出来ました。
問題は水。
周辺土地を見渡しても、どこも水が多めだったので、汽車を使い水を除去。
後からトド吉がお礼に、とトンネルを掘ってくれました(笑

3ラウンド目で、しっかり計画していたにも関わらず、自分の採掘所コマが邪魔をしてくれて、物資が1個残ってしまう展開に。
角度によってはまったく見えなくなるんですね・・・
そして、隣りの土地でも同じことをやってしまう。
バイトで6金を稼ぎ採掘する予定が、「もしかして、そっちも水2個以上あったりする?」と聞いてみたら、反対側の哲から「もう1個あるよ」という発言が。
バイト必要なかったんです。さっさとパスをすればよかった・・・
それでも出来る限り物資を売りさばき、何とか得点を買うことに成功。

最終4ラウンド目で、まさかの物資下落。
しかも両方とも最低値まで落ち込むという展開に(笑
最後なので掘れるだけ堀り、売ったお金で得点を買い終了。
ダントツでトップになりましたが・・・
3ラウンド目のミスがなければ、あと10点は取れていたのに・・・と自分に悔しさが残りました。



image967

・ブリキ工の小径(ティナーズトレイル)
 Tinners' Trail(Treefrog:2008)


ブリキ工の小径


今年のエッセンで1500部限定で販売されたワレス三部作の1つ。
同じ三部作だと「洪水の後で(アフター・ザ・フラッド)」を先日プレイしました。
残るは「スチールドライバー」だけど、この日は時間の関係でプレイすることが出来ませんでした。次回こそは!w
おのさん宅で、おのさん・康さん・トド吉・私の4人でプレイ。

舞台はイギリスです。
プレイヤーはブリキと銅を採掘して売り、勝利点を買っていくゲームです。
勝利点はラウンド毎にコストが違ってきます。
ゲームは4ラウンド。1ラウンドは10日間です。
まず最初は自分の採掘所建設から。初期配置ですでにブリキ・銅・水が置いてある地域とまったく未開の土地があります。
初期で配置されているものはゲームのはじめにダイスを振って数が決まります。
これと同時にブリキと銅の相場もダイスで決まります(こちらは毎ラウンドダイスで決定)。
採掘所は競りで決まります。
採掘所が出来たら今度は採掘です。
アクションを選ぶ際、常に10日間のうち一番日数の消費が少ない人から選べます。
船やポンプ、人員など種類によってかかる日数が違います。
これを上手く利用すれば、1人だけアクションが多めに出来る環境が生まれます。
ブリキ・銅・水一度採掘すると必ず水が出てきます。なので、採掘は出来るだけ一気にやってしまいたい。
水が出ている場合、水1個につき1金多くコストがかかります。
水がまったくない状態でコストがかからないことになっています。
最初から水が出ている場合や途中で水が出てきた場合は、ポンプや船、鉄道を使うことによって水を排除できます。
また、トンネルを掘ると水がなくなり更に物資が出てきますが、隣り近所の土地でも同じ現象になるので、出来れば同じプレイヤーが連続した土地を持っていたいところです。
ただ、掘ってしまえば物資は出てこないので、同時にいくつか採掘所を持っていないと、また一から採掘所を建てていると追いつきません。
基本的な流れはこれだけで、いかにブリキと銅を安く掘って高く売るかが重要です。

第1ラウンドで、大量の採掘をした康さんとトド吉が並んで40金だし勝利点を購入。
私とおのさんは採掘が上手くいかず、それぞれ15金・20金しか使えませんでした。
勝利点は同じ40金でもラウンドで与えられる点数が違います。
1ラウンド目は多めに、2ラウンド目で同じ価値に、3ラウンド目以降は減っていきます。
これがかなり重要でした。
2ラウンド目ではおのさんだけが勝利点を購入するも、新規採掘所が水しか出ないという事態になるおのさん。
今日のダイス運はかなりいいらしいです(笑
ここでしゃがんだトド吉と康さんの一騎打ちか?と思われるも、ポンプを使い水が吐き出し何とか高値で売りぬこうとする私と、効率よくトンネルを使うおのさん。
ボード上がどんどん賑やかになっていくのも見ていて面白いです。
今回、ブリキと銅の価格変動がかなり激しく、あっという間にブリキの暴落がはじまる。
採掘してしまったものは、ラウンドの最後に強制売りが発生するので、このタイミングを見ないと儲けが少ないけれど、待っていては勝利点の価値が下がっていくので何ともいえない。
結局、2ラウンド目にしゃがんでいたトド吉が最後の採掘・売却で更に勝利点を足し堂々たる勝利。2位に20点差はお見事でした。
プレイ時間が1時間でこの濃厚さは、さすがワレスと言いたいです。
でも私はアフター・ザ・フラッドの方がすきです(笑
これでスチールドライバーが余計に楽しみになりました。

SPONSORED LINK