・ルートアイランド
 Loot Island(What's Your Game?:2017)


ルートアイランド

略奪品の島を舞台に、海賊が隠した財宝を集めて得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

テーブル中央に、ルートアイランドが描かれたボードを置きます。
各プレイヤーは自分の色を決め、人物カード・ディスク・呪いキューブを受け取ります。
それぞれのカードを裏向きでよく混ぜて準備します。
地図カードは裏向きでよく混ぜたら、各プレイヤーに7枚ずつ配って残りは山にします。
イベントカードを1枚表向きにし、船をスタートマスに置いたらゲームスタート。
ゲームは5ラウンドで、各ラウンドは3つのフェイズからなります。
船の移動や新しいイベント、手札の補充等の準備フェイズ。
小島の使用・地図カードのプレイ・パスのうち1つを実行し、全員がパスするまで続けるアクションフェイズ。
船が向いている岸で略奪品を分配する略奪品の発見フェイズ。
これを5ラウンドやったら最後に探検を1回やりゲーム終了で、得点計算をしてもっとも得点の高い人が勝者になります。

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今回は2人プレイなので、変更ルール発動。
アーロンくん
手札は6枚、3人目のアーロンくん(勝手に男性認定)が加わります。
このアーロンくんが持つ地図カードはプレイヤーが代理でプレイすることが出来て、略奪品の発見でもしっかり財宝を持っていくし、でもアーロンくんが持っていく分は捨てられ、王冠競争だけは参加するという曲者。

地図カードを持ったら船を最初の岸へ置き、いざ略奪品争奪戦開始。
こういう時どうしても、目先の場所しか見ない。
ディスクは3枚しかないので、カードを置けるのは3ヶ所。
そうなると、先の場所に投資しても回収出来る見込みがわからないので、そりゃ目の前に集中するよね。
が、各岸には2ヶ所出せるところがあるけれど、両方別の色にしなければいけない。
さらに誰かが最初に出した色しか出せない。
しかも出されているカードが昇順になるように。

あれ・・・?
これなんてロストシ○ィ・・・?

手札を見ると、何となく色が偏っている。
先にカードを出したとして、誰か追従してくれるのか・・・むしろ、アーロンくんが出せるカードはあるのかちらちらと見る。
いけそうだ!
ディスクを置いて、手札からカードを2枚出す。
同じ色で昇順になるなら、何枚出してもいいのです。

あれ・・・?
これなんてロ○トシティ・・・?(2回目)

プレイ中
ところが、岸はカードが4枚以上にならないと精算されない。
ディスクもカードも置き去り。
でもディスクはすべて配置してしまえば、移動が可能なので深く考えない。
財宝を獲得出来るチャンスがあるなら強気で!
でもカード効果で、細かく黒キューブ捨てたり押しつけたりは忘れずにw

お互いにパスをして発見フェイズへ。
岸2ヶ所を見ると、片方は条件が揃っている上に枚数が多いので大略奪品に。
大略奪品は、そこに置かれたディスクの枚数も財宝が出てきます。
そして分配。
ディスクがより下に置いてある人から、好きなものを取っていく。

「これ得点高いやつは呪いがすごいよ!」
「呪いは後で捨てればいいじゃない」

そう。呪い。
私のキャラ
ゲーム開始時には3個持っている。
黒キューブで表している呪いは、ゲーム終了時に13個以上持ってると即脱落。
脱落しなくても、持っている分を呪術師に除去してもらうので、多ければ多いほど得点が減るのです。
私が担当したアイドルプロデュースが上手そうな彼も3個持っている。
呪いが少なめで、得点が多い財宝なんてない現実w

1つの岸が終われば、ここから2人プレイの意地悪合戦がはじまる・・・
アーロンくんの使い方も覚えたところで、パスする代わりにアーロン君のカードとディスクを置いていく。
トド吉のディスクがなくなったタイミングを狙ったり、自分が置いてる岸が4枚になっていない時など大活躍。
むしろ、どんどんアーロンくんの役割が重要に。
ただし、あまりに頼りすぎると危険。
略奪品の発見で、数字が大きいものから取っては捨てるアーロンくん。
最後に全員で数を比べる王冠だけは、しっかり手元に残すのです。
財宝単体の得点というか金額はたいしたことがなくても、同じものを集めれば段階的(飛躍的?)に得点がのびる財宝も多い。

序盤であまり財宝を取れなかった私。
これではいけない!と一念発起し、先へ先へとカードを置いていく。
ディスクは3枚置ききってからが勝負。
何せどの色も1は割り込みで入れるから。
終了間近
中盤過ぎてから、ようやくまともな財宝を入手出来るように。
おかげで、終盤ではトド吉追い出し作戦を発動w
この頃になると、呪術師の存在を忘れてしまい、ひたすら13個しか数えなく。
これが大失敗(当たり前)。

そして5ラウンドが終わり、最後に船が島を1周しつつ精算していく。
これで得られた財宝も多いけれど、呪いも多く・・・

「最後に呪術師やるよ」
「あ!忘れてたそれ!」

なんと12個も手元に呪いを残してしまった私は、入手した財宝の3分の2を呪術師に取られてしまう事態に。
そりゃ勝てるはずもなくw
王冠はぶっちぎりでアーロンくん。
それでも呪いを最小限に減らしたトド吉は強かった。
てか、呪術師高いよ!(ノД`)
トド吉の勝利。
獲得したタイル
スタートプレイヤータイルにも得点があったけれど、そんなのは関係なく大差でした・・・

ルールブックでは5人を基本としてルール説明が書かれています。
3、4人だと財宝カードに補正がかかるんだったかな。
でもアーロンくんが加わる2人プレイが、かなりおもしろい。
一度遊んで、ただのわいわい財宝争奪戦だと思った人には、ぜひ2人プレイを試してほしいかな。
どの列に置いてどこを本命にするか、餌(笑)をおいて呼び込んでおきながら、自分のディスクが一番下にくるよう移動させたりと、かなり熱い展開でした。

Loot Island
Aaron Haag
Hobbity.eu
2017-01-01


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