・ワニに乗る?積み上げのメモリー
 Tier auf Tier: Stapel-Memo(HABA:2017)


ワニに乗る?積み上げのメモリー

動物コマを順番通りに並べていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

テーブル中央にボードを置き、動物コマはすべて袋に入れます。
各プレイヤーは、積み順が描かれたタイルを受け取ります。
手番がきたら、袋からコマを1個取り出し、順序的に正しいと思う位置に絵を下向きで積みます。
ワニのコマを引いたら、ダイスを振って出目の場所にあるコマを取り除き、ワニのコマと一緒にゲームから除外します。
これを繰り返し、終了条件は3つのいずれか。
手番がきた時に、並びが間違っていると思えた中止と叫んで正解チェック。
誰かが塔を崩してしまった、もしくは塔が完成した。
指摘が間違っていたり崩した人が負けで、他プレイヤーが勝者に。
完成した場合は全員勝利となります。

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ルールはとても簡単。
これならゲームも簡単で、もしかすると物足りないかも?
そんなことを考えながらゲームスタート。

確かに簡単。
スタートプレイヤーは3個積み上げるけれど、3個は余裕。
もちろん、次の手番も余裕。
やっぱり簡単じゃん!なんて思っていたのは序盤だけ。
ワニが出てきて何かのコマが取り除かれてしまうと、一気に記憶が混乱してくるのです。

(あれ?さっき取り除いたのはサルだったような。だったらライオンはここだから・・・)

2人プレイなのに、お互いが覚えている順序が違っていたり。
確信が持てないなら、下手に指摘するより黙っていようと思うわけでw
もっとも、積んだ本人が間違えているのを認識していたら、次の手番で中止宣告を受けてしまう。
トド吉がぶつくさ言いながら積むのを眺めて、そして気付く。

(あれ?順序違う・・・よね)

何度も頭の中で間違っている確認をし、私の手番で再度考える。

(あ、いや・・・間違ってないか)

疑い出すと確認が持てないw
さらに、大人は積み方も割とひどい。

「よし。大人積みだ!」
「ちょっ!それひどい!」

ちょっとずれた位置にコマを置く。
だったら私だって!と、さらにずらして置く。
こんなことをしていると、塔の順番を忘れていくw

そして運命の瞬間。
どうしても言いたかった・・・たぶん大丈夫、きっと大丈夫。

「積み上げ中止!」
「えー」

早速正解チェック。
上から順にコマを裏返し、積み順タイルで確認していく。

「あ゛ー!」
「うん。間違ってると思ってた」

この瞬間、トド吉の敗北が決まり、私の勝利。
間違っていてくれてありがとう!(ぉぃ

のせるほうに集中しすぎると、順番を忘れていく。
順番ばかり気にしていると、不安定になった塔が崩れる。
簡単なルールで遊びやすいのに、記憶と手先の器用さの両方を求められる。
これ、いいじゃないのw
真剣に覚えていたはずなのに、ワニでうっかり忘れてしまうのも含めて、良いゲームだと思います。
でもまぁ、動物コマを積むなら何でもワニに乗る?なのかという疑問は残りますが、確かにワニに乗っているのでいいのかなw

・高円寺0分すごろくや ボードゲーム紹介:ワニに乗る?積み上げのメモリー / Tier auf Tier - Stapel-Memo