・飛騨古川
 Hida-furukawa(Capstone HK Ltd:2017)


飛騨古川

カードを並べて飛騨古川の街をつくり、得点を獲得するゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

建物カードと2枚の特殊建物カードで6つの山をつくり、各山を裏向きでよく混ぜます。
各プレイヤーは、場の中心カードを受け取り、自分の前に置きます。
初期資金を受け取ったら、早速ゲームスタートです。
ゲームはラウンド制で、ラウンドの始めに、全プレイヤーは12コインずつ受け取ります。
スタートプレイヤーはカード山を1つ選択し、全員にカード内容を見せます。
そして、カードをよくシャッフルして、各プレイヤーにプレイ人数に従ってカードを配り、1枚を裏向きのまま捨て札にします。
手番では、配られたカードから1枚を裏向きで出し、最初の入札額を置き、他プレイヤーは入札額手にを握ります。
全員が握ったら一斉にオープン。
もっとも高値をつけたプレイヤーがカードを獲得しますが、入札に使ったコインは負けた人も含めてすべて捨てます。
獲得したカードを自分の前に3×3の範囲で並べます。
そして、競りは次のプレイヤーへ。
6枚が入札されたらラウンド終了で、次のラウンドではコインを取ってカードを配布するところから続けます。
4ラウンド、もしくは6ラウンド終了時にゲームも終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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江戸時代の飛騨古川がテーマなのに、滑り台があったりするところにツッコミを入れるところからw
「この建物は明治以降じゃない?」
「そもそも鉄製の滑り台はないでしょ」
「実はあったのかも!?」
そんな会話からゲームスタート。

流れはとても簡単。
毎回、スタートプレイヤーがカード山を選んで、それを全員に配るだけ。
あとはスタートプレイヤーから順に、全員が競り主になっていく。
競り落とした人がカードを配置するだけ。

問題は値付け。
競り主が最初につけた値段を参考に握るわけで。
コインは持ち越し3枚を入れても、最大で15枚から18枚。
これで6枚のカード競りを生き抜いていくわけで。
しかも獲得したカードは、すぐその場で配置するので、後から入れ替えは特殊建物がなければ無理。
ただ配置すればいいわけではなく、縦横斜めでコンボをつくってボーナス点を狙いたい。

最初は何でも使えそうな数字が欲しい。
でもコインを使いすぎてもなぁ・・・ということで、安めの値付けを。
獲得したカードは、まず場の中心カードの上に配置。
2なんて程よい数字。

特殊建物で拡張が出てくると、かなり熱い。
拡張があれば3×3の外側にカードを置けるようになる。
ということは、コンボの数が増える・・・はず。
でもこのカードに踊らされて、後に悲劇が起こるのでした。

序盤こそ、点差がそこまで開かないおかげで、競りもそこまで争いにはならず。
問題はある程度配置してから。
置きたくない、そしてカードが欲しくない。
でも競り主は、0円をつけたとしても誰も握らなければ自分のもの。
欲しくても、高値をつけるコインを自分が持っているか、他の人がいくら持ってるのか気になる。
私は順当に1や2を並べ、さらに拡張まで入手出来ていたので、傍目から見れば順調に見えます。
そして悲劇到来。
トド吉が交換を使って、私の2を奪いにきたので、一応反論してみる。
でも取られる。

ぐぬぬぬ・・・

その時、笑いながら見ていたいたるさんを私は忘れないw
だって、いたるさんの街には5点が何枚かあって、0点コンボの10点も狙っていたんだもの。

カードの数字はそのまま得点に。
その上でコンボがあれば加点されるシステム。
そう。きれいに並んでいても、1や2では5の人にはかなわないのです。
こうなったら、最後の2を落札してやる!
と思ったけれど、そう上手くはいかず。
コンボがなくなった今、私に残されたのは・・・ないねw

結局、勝ったのはいたるさんで、ぶっちぎりでした。
そして、ビリは私。

「あ、なんかごめん」

こんなことがあったけれど、ゲームは軽めの競りで楽しかったです。
握り競りは手を開いた時の歓喜と悲鳴が交差するところが楽しみの1つ。
カードに書かれている数字が基本点としてそのまま計算され、そこへ上手に並べたらコンボのボーナス点が入ってくるのもいい。
ついついコンボばかり気にして、カードの基礎点が低いことを忘れがちになりますw

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