・アイランド(サバイブ!)
 Survive: Escape from Atlantis! (Parker Brothers:1982)


アイランド(サバイブ!)

海に沈もうとしている伝説の島「アトランティス」から、出来るだけ自分の市民を脱出させるゲームです。
4人でプレイ。

大きなボードは海で、中央にアトランティスをつくります。
各プレイヤーは自分色のコマを受け取り、順番に初期配置として島にコマを配置します。
ゲームの目的は、島がすべて海の底へ沈む前に、出来るだけ自分の市民を避難させること。
手番がきたら、まず持っていれば陸地タイルをプレイします。
次に自分のコマや船を合計3マスまで移動させることが出来ます。
最後にアトランティスから陸地タイルを1枚取り除いたら手番終了。
この時入手した陸地タイルに、即時効果が描かれていればすぐに発動させてタイルを除去します。
これを繰り返し、タイルの裏面が火山のものをめくったらゲーム終了。
安全な島へたどり着いたコマの底を公開し、数字をすべて合計して、もっとも得点の高かった人が勝者になります。

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古くはアトランティスからの脱出ではじまり、サバイブ!を経てアイランド。
何回か遊んだことがあったはずなのに、記事を書いていなかったという。

まずは全員で島をつくり、それぞれのコマを順番に配置していきます。
市民コマの底に書いてある数字を見て、脱出出来そうな、それでいて他の人にばれなそうな位置へ。
全員が配置したら、いざ脱出ゲームスタート。

船に近い位置にいて、低い土地のコマから避難させるのは当たり前。
何せ島はどんどん沈んでいくし、低いというか薄い土地から沈んでいくわけで。
でも船に収容出来る人数は限られているので、何となく協力プレイの様相。

「ここ、いいですよね。一緒にがんばりますか」
「一緒に避難しましょう」

4人だと自分に近い人とは協力態勢になるけれど、離れている人は攻撃対象w
タイルを取ってみると、そこにはサメ。
これはどこへ配置しようかなーと・・・そりゃ自分から遠いところに配置するよね。

「ぎゃーす!」
「仕方ないよねー(・∀・)ニヤニヤ」

なんという不毛な争い。
自分が助かるためには他の人を犠牲にするしかないのです!

コマを移動させ、船に乗せ、もちろん船は安全な陸を目指して進みます。
引いたタイルがほとんど手番開始時に使うものばかり。
これでは面白みに欠ける(ぉぃ

ゲームが進み、島が沈み、あちこちに出ているサメと海獣。
みんな自分のほうに寄せ付けまいと必死。
実はクジラも要注意で、船だけを壊してしまうのです。
船に乗っていた市民たちは、泳いで島を目指すしかない。
そこにはサメが待ち構えている!

何せ3マス分しか移動がないので、泳いでる人に使うと島に残ってる市民には使えない。
安全な船は後回しにしておいて、必死に救おうとする。

(だって・・・それ高い数字なんだもの)

コマの数ではなく、書いてある数字がすべて。
それなのに、どんどんゲームから除外されていく私の高い数字市民たち。
スムーズに助かったと思えば、1とか3とか。
これはダメだw

沈んで沈められての繰り返しで、足りない船が復活して殺到したり。
一時期、トド吉の周りが海獣だらけになっていたのには、笑うしかなかったけどw
そして、アトランティスの終焉はあっという間におとずれるもので、見事に火山噴火で終了。
逃がしたコマの底を見たら、これでは勝てるわけがないw
勝ったのはトド吉だったかな?

終わってみると、使いきれていないタイルがどっさり。
もっと積極的に使えばよかったと思いながらも、なかなか使うタイミングがなかったのよね。

これは忘れた頃に遊ぶと面白い。
他プレイヤーへの直接攻撃的なところもあるけれど、それを温和に許してくれるプレイヤーと遊びたいです。
今回は放課後さいころ倶楽部のイベントで遊び、みんなで気を使いながらもサメを配置して笑顔で攻撃したりして、すごく楽しかったですw
拡張のイカも持っていたような覚えがあるので、久々に出して拡張でも遊んでみようかな?
でも2人だと、かなり醜い争いになりそう・・・w