・ニューヨーク・スライス・ピザ
 New York Slice(Bezier Games:2017)


ニューヨークスライスピザ

ピザを切り分けたり、切り分けられたピザを入手しながら、得点を獲得するゲームです。
ごうきさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ケーキを切り分ける『もっとホイップを』というゲーム。
あれがピザになり、さらにスペシャルメニューが加わりました。
すべてのスライスを裏向きでよく混ぜ、11枚ずつの山にしておきます。
スペシャルを裏向きでよく混ぜ、山にしたスライスの上に1枚ずつのせます。
各ラウンドでは、スライサー(切り分け係)がスライスの山1つを選んで取り、まずはスペシャルを公開。
次に、スライスを1枚ずつ表向きにしながら、直前に置いたスライスにぴったりつけて並べていくと、1枚のピザが出来上がります。
最後に、ピザをプレイ人数分のピースに分け、任意のピースにスペシャルを割り当てます。
スライサーの左隣りの人から、任意のピースを選んで受け取り、その場で食べるか残すかを選びます。
全員が選んだら次の人がスライサーになり、次ラウンドへ。
これを繰り返し、すべてのスライスの山がなくなったらゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

切り分けが一番悩むし、そこで時間を使うゲーム。
というのが、もっとホイップの印象。
もちろん、このゲームでも同じ。
集めたスライスは数字毎に枚数を比べ、最多の人だけ得点になるのも同じ。
加わったスペシャルがどんなものかと見てみると、入手した人にとってはかなり良い感じの内容。
効果によっては、たとえピースにスライスが1枚とスペシャルだけでも、かなり良さそうw
ということで、早速切り分けタイム。
1枚ずつめくられていくピザ。
かなりおいしそう・・・

1枚のピザになったところで、まずは眺める。
スライス毎に数字が書いてあるし、生クリームがペパロニになっているだけで、ほぼ同じ。
注目すべきはスペシャル。
みんなが見つめる中、スライサーが悩みながら切り分けていく。
正直、この切り分け時間が一番長いよねw

分けられたピースをよく見て選ぶけれど、まぁ最初は多少食べても影響なさそうな大きめの数字を選択。
そして「まだ食べない!」。
他の人とかぶっていないなら、まだ食べるには早い。
むしろ、ある程度確定させておきたい。
という考えは、たいていうまくいかないものでw

出てきたアンチョビ。
正直、想像していた姿とは違って、生魚状態だけどアンチョビ。
食べたペパロニは1個1点になるけれど、食べなかったアンチョビは1個−1点。
アンチョビしかのっていない、恐怖のアンチョビスライスは食べることも出来ずに−3点。
自然とアンチョビの押し付け合いになるところを、誰が何を集めているのか把握して押しつけるスライサー。
ある程度枚数が確定していれば、−3点もいたくはないけれど、出来れば避けたい。

特に選んで取るだけならいいけれど、問題は自分がスライサーの時。

(これ欲しい・・・でもきっと取られちゃう・・・このアンチョビ押しつけたい・・・)

悩んだ末に、スペシャルとアンチョビでうまく切り分けて逃げたり。
分けた後で、やっぱりここで分ければよかったと後悔したり。
入れ替えられず、見たまま切り分けなきゃいけないから悩むのです。

アンチョビの押し付け合いから、最多取り競争まで、常にきょろきょろしつつ枚数確認。
残り枚数は何枚だったか、誰が何を食べたのか、そこまですべては把握出来ない。
そして最後のピース。
手番順で取れなかったスライスのおかげで、1枚差で最多が取れなかった時の悲しみ。

「こんなことなら食べておけばよかったー!」
「みんなそう言う」
「はっはっは!」

いやだって、最多狙っているうちは食べたくない。
でも負けるなら、食べてペパロニ得点を狙ったほうが絶対いい。
その見極めが悩ましくて困るんだけど・・・
勝ったのは、たぶんトド吉。

終わると、もっと積極的に食べればよかったとか、あそこでこれを選べばよかったとか、後悔だけは人一倍。
やることは簡単なのに、終始悩んでばかりのこのゲーム。
ゲームの箱はピザの箱だし、ルールブックもポスティングされているようなピザ屋のメニュー風。
すべてにこだわっていて、パッと見るだけだとボードゲームとは思えません。
こういうこだわりは大好きですw