・ピクニック・パニック
 Picknick Panik (Yun Games:2003)


ピクニックパニック

昆虫カードで他の人から食物を奪い、得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ゲーム開始時に各プレイヤーで、24個の食物を均等に分けます。
ゲーム中に攻撃を受けると食物を奪われ、ゲームから脱落してしまいます。
持っている手札は8枚。
手番がきたら、手札から昆虫カードを1枚プレイするか、同じ昆虫カードを複数枚プレイするのかのどちらかを実行します。
手札を8枚になるよう補充したら、手番終了。
場に同じ色で同じ昆虫のカードが2枚揃ったら、攻撃がはじまります。
攻撃がはじまると次のプレイヤーは、防御・パス・食物を支払うの選択肢があります。
防御は道具を使って昆虫を退治し、パスは同じカードを1枚以上出して、攻撃対象をさらに次の人にし、防御もパスも出来なかったら食物を支払います。
これを繰り返し、食物がなくなった人から脱落し、食物が残っている人が1人になったらゲーム終了。
獲得した昆虫や食物を得点として計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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手札を見ると、きれいにバラバラw
これは攻撃されたら厳しいなぁ・・・
場に1枚ならまだセーフ。
これが2枚になると攻撃される。
枚数が少ないうちなら防御出来るけれど、多くなってしまうとパスするしかない。
でもそれが手札にあるか?の、ちょっとした我慢大会の様相。

「赤いアリなんてどうでしょう」
「うげっ。無理だわ」

出されている赤いアリカードはすべてトド吉の得点に。
ついでに防御もパスも出来なかった私は、食物を1つ取られる。
この食物コマ、終了時に残せたら1個10点、他の人から奪ったものも1個10点。
出来ることなら渡したくないのに!

少しずつ少しずつ減っていく私の食物。
でも手札が8枚もあるのだから、どこかで逆襲出来るチャンスがあるはず。

そして、その時はきた。

「黄色いハエなんてどうでしょう」
「おや奇遇ですね。私も黄色いハエいけますよ」
「これなら出せる」
「おっと。まだまだいけますよ」

カードはすでに5枚。
これは渡したくないし、むしろ自分が得点として欲しい。
ここで登場するのが、とても便利な七色の昆虫。
危なくなった時のために、残しておいたのです。

「なんと・・・いけちゃうんですねぇ」
「いやー無理無理!」

出されていたカードすべてを得点として受け取り、さらにいたるさんの食物を1個没収w
ここからはカードの引きも良く、どんどん他の人の食物を奪っていく。
自分のも奪われているけれど、そこも考慮して得点狙い。

あっという間にゲーム終了。
序盤こそ、食物を奪われていた私だったけれど、後半で巻き返し堂々の勝利。

この会社のゲームは、正直まったく期待していなかったけれど、こういう軽いゲームはいいね。
出したくても出せない、出せるけれどどうするか?
引けなきゃ出せるわけがないじゃない的なw
ままならない状況に逆らっていくというか、こういうゲームは盛り上がりやすくて好きです。