普段同人誌的な本は個別で紹介しないのですが、こちらはおすすめしたい冊子でしたので紹介します。
昨日、名古屋で開催された「ファミリーゲームフェスティバル2016」でデビューした冊子。
現在子育て中のお父さんたちが集まって、1冊の本をつくりあげました。
ボードゲーム×子育てで「ボ育て」。
表紙
A5サイズでフルカラー36P。

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目次の次にボ育て5ヶ条で意識を高くしつつ、まずはレビュー編。
クロスレビュー
ボ育て委員会から3名ずつの正直な感想と点数が掲載されている優れもの。
幼児向け・低学年向け・中学生向けの各項目5ゲームずつ紹介されています。
ゲーム紹介
お父さんたちが、実際に子どもと遊んでみて感じたこと、考えたことを織り交ぜた感想です。
付けられた点数も様々で、向き・不向きだけでなく、子どもが何を考えるかも読める素敵なページが続きます。
これはかなり価値の高い本に仕上がっている・・・。
別な遊び方
ボードゲームの中には、単純におもちゃとして楽しめるものもあり、このコーナーではそちらについて紹介されています。

ショップ紹介
ショップ紹介では、子どもと一緒でも大丈夫なショップが紹介されています。
QRコードがついているので、気になった店の情報をすぐにチェック出来ます。
子供との遊び方
そして、子どもと遊ぶための心得的なコラム。
一緒に遊ぶ時にどうしたらよいかなど書かれています。
子どもはどうしても大人の顔色を窺いがち。
夢中になりすぎて険しい顔をするお父さんより、常に楽しそうな顔を見せるお父さんのほうが、ボードゲームは楽しいものだから遊んでみようという一歩を踏み出すきっかけになるのかも知れません。
お父さんたちにとっても、子どもの新たな一面・成長を見ることが出来るチャンス。
そういった意味でも、この本をつくりあげたボ育て中のお父さんたちは、子どもたちが時折見せる、新たな一面を細かく観察していてすごいなぁと。

一番笑ったのが、ボ育て児童へのインタビュー。
中でもこちら。
子供からの一言
子どもたちはお父さんの仕草を本当に良く見ているという見本のような・・・w

何かに一点集中しているものは、本であれイベントであれ、私はとても好感を持ちます。
その中でも子育て中の親たちに向けた1冊として、今後が楽しみな冊子です。
(創刊号というからには2号ありますよね?w)
この冊子は各地で開催されているイベントを中心に、すごろくやなどショップでも販売されています。
気になる方は手にとって損がない1冊だと思います。