・ポーション・エクスプロージョン
 Potion Explosion(Horrible Games:2015)


ポーション・エクスプロージョン

排出器に並ぶ材料を取り、爆発させることでより多くの材料を手に入れ、薬品を調合していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

材料となるカラフルなビー玉は4色。
ランダムで排出器に並べます。
各プレイヤーは、調合するための研究台を受け取り、初期薬品タイルを受け取ります。
ゲームの目的は、薬品を完成させて得点を獲得すること。
手番がきたら、排出器に並ぶ材料玉1つを選んで取ります。
レーンから材料玉を取ると、その上の材料玉が転がってきます。
同色2つ以上の材料玉が衝突すると爆発が発生し、爆発した材料玉すべてを取ります。
再び連鎖で爆発が発生すれば、それもすべて取ります。
手に入れた材料玉を作成中のフラスコに置き、余った分は材料プールへ。
薬品が完成したら置いてあった材料玉をすべて排出器に戻し、フラスコを裏返して手元に置きます。
完成させた薬品は、以後自分の手番で使うことが出来ます。
空いた調合エリアに新しいフラスコを選んで置き、残った材料玉は排出器のタンクに捨てて、最後に技能トークンを獲得しているかチェック。
これで手番終了です。
これを繰り返し、技能トークンが規定数取られるか、薬品のストックがなくなったら、スタートプレイヤーの右隣りの人まで手番をやってゲーム終了。
出来上がった薬品と技能トークンの得点を合計し、もっとも高い人が勝者になります。

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今回は3人プレイなので、終了フラグは技能トークン5個。
でも同じ種類の薬品3個か違う種類の薬品5個なので、そこまで早くは終わらないだろうと思っていました。
実際遊んでみると、手番でやることが簡単な分、すごい早さでゲームが進みます。
むしろ、排出器を見てどこが爆発しそうか考えている時間一番長いかも?

他の人が爆発させるのを見て、うらやましく眺める。
ある程度は目星をつけているけれど、それが自分の番まで残っているとは限らない。
しかも4色なので、争奪戦は激しい。
どんどん薬品を完成させているのを見て、真剣に考える。
最後にマイナス点になる教授の助力を使うことに。

「ここの赤を教授の力で取るでしょ」

「そして手番でここの黄色を取るでしょ」

がちゃーん!と転がってきて、材料玉大爆発。
これでだいぶ流れが変わる。
おかげで薬品を作ることが出来て、同じ種類3個を狙う。
余った材料はフラスコにストックして、新しい薬品フラスコを選んで研究台にのせて満足。

ところが・・・

「この薬品使う!」

ストックしておいた材料玉をごっそりいたるさんに奪われてしまう。

「うわー!ひどいわー!」

完成させた薬品には、それぞれ特殊効果があり、手番中使えるのです。
しかも完成させていれば、何個でも使える。
1回限りだけれど、使ったからといって得点が減るわけでもない。
でも負けないw

作りかけのフラスコがみんなの手元に増えてくると、排出器の材料玉の色が偏ってくる。
こうなると、たった1つの材料玉でも欲しい。
でも教授の助力はもいいやw
誰か完成させてくれないかなーと思いつつ、気になるのは薬品のストック。
上から取っていくので、狙った薬品が何番目に出てくるのか気になるのです。

気付けば技能トークンが規定数取られ、あっという間にゲーム終了。
勝ったのはトド吉。
でも全員僅差でした。

見た目やアクションで上手く爆発した時など、かなり盛り上がります。
でもバカゲーかと思ったら、そうでもなく。
他のプレイヤーの取り方で、自分の番までに並びが変わるレーンも出てくる。
うっかりな取り方をして、次の手番の人がラッキーなんて展開もありつつ。
わいわい楽しく遊べるのに、ビー玉を爆発させるだけが目的ではなく、あくまで薬品を作らないと得点にはならないし。
しかも、誰かの手番になるとみんなで排出器に注目するので、自分だけ黙々という感じもなし。
こういった楽しく遊べるのに、ちゃんとゲームとして考えどころがある賑やかなゲームは好きです。