・ダイナスティ
 Dynasties: Heirate & Herrsche(Hans im Gluck:2016)


ダイナスティ

ヨーロッパを舞台に、各都市の侯爵・侯爵夫人として自分のコマを送り込み、得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きめのボード3分の2はヨーロッパ地図。
各都市にはそれぞれ、侯爵と侯爵夫人用のマスが描かれています。
プレイヤーはカードを使い、アクションを実行していきます。
手番がきたら、アクションカードを1枚プレイしてアクションを実行します。
アクションは5種類で、交易、侯爵の配置、侯爵夫人の配置、人物タイルの使用、特殊アクション。
この中からいずれかがカードに描かれています。
その他、カードを1枚捨ててパスもしくは離脱することも出来ます。
すべてのプレイヤーが離脱いたらラウンド終了。
決算や得点などのラウンド終了処理をします。
この時、持っている決算カードを達成していれば、得点を獲得します。
これを繰り返し、3ラウンド終了後に最終決算をしてゲーム終了。
各国の得点計算をして、もっとも多く得点を獲得した人が勝者になります。

今回は3人プレイなので、持っているアクションカードは6枚。
まずはカードを眺める。
その中で、順序を考えていく。

メインとなるのは侯爵か侯爵夫人。
でも置くにはコストがかかる。
最初に配られた決算カードを達成するべく、どの都市にコマを置くか、それには資材がいくつ必要か静かに考える。
支払うための資材を手に入れなきゃいけないわけで、最初は船狙い。
各船には資材がランダムで置かれているので、欲しい資材がある船に自分のコマを置く。
もう1個コマがくれば分配で資材入手。
「誰か船においでよー」
いや、自分がもう1個置いてもいいけれど、そこでカードを使うのはもったいない。
常に自分の手札を見ながら、ぶつぶつ独り言状態w

何といっても、このゲームの特徴は結婚。
侯爵と侯爵夫人が揃うと結婚が発生。
この時、小さいマスに配置しているほうがダイスを3個振ります。
この出目が侮れない。
出目を2つ分けて、大きいマスに置いたほうがどちらかを選ぶんですが、この分配大切。
紋章なら国の影響度がかわってくるし、子供が生まれたら自分のコマが増えて、やはり影響度に関わってくるわけで。
分ける相手が何を欲しがっているのかチェックした上で、うまく分配。
平和主義というか、恩を売ってるというかw

もう1つは離脱すること。
パスはアクションをしないだけで資源がもらえるけれど、離脱はラウンドから抜けます。
そのかわり、離脱チャートに好きなマスに自分のコマを置くことが出来るのです。
この離脱チャートは、ボーナスアクションが出来るので、先に並べばかなりお得。
カードも2枚まで持ち越せるので、無駄に使う必要はないのです。

「誰か結婚しようよ!」
「それじゃ結婚しようか」

会話だけ聞いていると、ちょっと何言ってるかわからないプレイ風景。
でも遊んでいるほうは真剣w
しかも結婚相手も選ばないと、得点を与える結果になってしまうことも。

序盤から順調に得点を獲得していくトド吉といたるさん。
私は安定の最後尾。
それでもラウンドが進むたびに得られる得点が増えるよう、地道に布石を。
カードの使い方になれてきたら、じっくりボードを眺める余裕も出てくる。
今トップなのは誰か?
持っている決算カードを達成するために必要な都市はどこか?
新しい決算カードをもらっている余裕はあるのか?
常に何かを考えていて夢中。

そして3ラウンドが終わり、最後の得点計算。
離脱チャートのおかげで、1つは決算カードを達成したいたし、エリアごとの得点で追いついていく。
最終的に勝ったのはトド吉。
私も序盤の展開から考えると、かなり善戦しましたw

最終的な盤面を予想して組み立てていかないとだめかな?と思いつつ、結婚という要素が展開を変えてくれたり。
これはかなりおもしろい。
ガチガチで見える要素しかないゲームは苦手なので、予測出来る範囲で私でも楽しめる要素が含まれていました。
あと、今まで小クラマーのゲームは、そこまで…という感想だったけれど、今回のこれはかなり良かった。

今回は遊んだ後にエラッタが出たので最後の得点計算が違っていた箇所があるので、正しいルールなら若干違ってくるのかも?
とはいえ、開いた点差が縮まらない程度なので、ゲーム性にはそこまで関係ないかな?と思いつつ。
正しい和訳が届いているので、次回は正しい得点計算で遊びたいです。
ところで、ルールブックの先頭にはたいてい序文というか、どんな物語なのかが書かれています。
ところがこのゲームには、序文がまったくないw
用具と準備からはじまるという、テーマは関係ないぞ!という現れなのでしょうかw