・時の潮流
 Tides of Time(Portal:2015)


時の潮流

王国を発展させ、勝利点を獲得するゲームです。
トド吉とプレイ。

大きいカードにはまるで風景写真のような遺物が描かれていて、さらに遺物の名前、種類、能力、得られる得点が書かれています。
使うのは、この大きいカード18枚とトークンのみ。
ゲーム開始時、配られるのが各自5枚のカード。
ゲームは3ラウンドで、各ラウンドはカードをドラフトして自分の王国を築いていきます。
ラウンド1は、お互い手札から1枚を選んで自分の前に伏せて置き、お互い選んだら一斉にオープン。
表にしたカードを自分の前に置き、残っている手札すべてを対戦相手に渡し、再びカードを1枚選んで、というのをすべてのカードがプレイされるまで続けます。
そして得点計算をしたら、使ったカードをすべて手札に戻しますが、この時1枚だけ王国へ遺すことが出来ます。
さらに1枚をゲームから除外し、手札が5枚になるように補充したらラウンド2へ。
ラウンド2もラウンド1と同様にプレイし、最後に1枚遺し1枚ゲームから除外します。
ラウンド3も同じようにプレイし、得点計算後ゲーム終了。
得点を合計し、勝利点の多いほうが勝者になります。

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配られたカードをよく見て、効果と比較しながら。
気にしなきゃいけないところは、種類と効果。
正直、遺物の名前はゲームにはあまり関係・ないんじゃ・・・と思ったり。
でもカードがきれいだからよし!

相互効果を及ぼすカードがあっても、キープ出来るのは1枚。
残りは相手に渡さなきゃいけない。
もし取らずに次に回ってきたらラッキー的な考えで。
カードの効果についてシールがついてきたけれど、遺物の名前がわからないと、いちいち読まなきゃいけなくて面倒。
そしたらトド吉が「右上見ればわかるよ」と説明してくれる。
確かに。
そんな親切を受けてもゲームは非情w

まずは得られる得点が多そうな遺物に目をつける。
それに対して条件を達成するには・・・と考える。
1枚キープして残りをそっと渡す。
最初は何が回ってくるのかわからないけれど、2回目からは中身がわかっているわけで。
同じ方向性にいってもかち合うだけなので、序盤はそこそこ、最後の得点にかける。

(要塞が1枚しかないけど、これ次も回ってくるかな・・・)

そんなことを考えながら渡すと、戻ってこないw
まぁそうだよね。
全種類集めたら、得点高かったのに。
それを踏まえつつ、遺す遺物を選んでトークンをのせるわけで。
18枚しかないということは、2ラウンド目あたりでは、残りが何かわかってくる。
そこを考えて、最終3ラウンド目。

そして、今度こそ全種類ボーナス狙いでカードを吟味。
2ラウンド目までにトークンをのせておいた遺物が大活躍。
これのおかげで、トド吉が見逃したのかどうなのかわからないけれど、高得点獲得。
見事僅差で勝利出来たのでした。

これ、なかなかいい。
2人でドラフトなので、すぐに手札内容がわかってくるので指針を立てやすい。
捨てるカードもラウンド終了時なので、そこを踏まえて次ぎラウンドのことが考えられる。
正直カード18枚ってどうなの?と思ったけれど、ドラフトもちゃんと生きてるし、何より条件をクリアするためのコンボつくりが楽しかったです。

それと、このゲームはドイツ語版の内容物が違います。
英語など他の版では、リファレンスシートやメモ帳、鉛筆が入っていて、トークンが紙製とか。
私のはドイツ語版だったので、リファレンス、メモ帳、鉛筆などは入っておらず、トークンが立派な木製でした。

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