・山頂を目指せ
 Gipfelsturmer(Amigo:2015)


山頂を目指せ

自分のヤギを山頂に向かわせるゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ボードの片側は山頂、もう片側はスタートとなる麓の街。
山頂に向かうにはいくつかの道があり、それぞれ条件が書かれています。
手番がきたらダイスを5個振り、気に入らなければ振り直すことが出来ます。
振り直しは2回まで。
次に自分のヤギを1つ、山頂に向かって進ませます。
小さいマスには1つしか入れず、すでに自分のヤギがいれば山頂に向かって1マス進めますが、別のヤギがいれば下へ押し出します。
大きいマスには何匹でも入れます。
すでに自分のヤギが2つ以上いれば、1つを押し出して、山頂へ向かって1マス進めることが出来ます。
進める目を出せなかったら、任意の自分のヤギをスタートに戻します。
山頂に到達したら、次に他のヤギが来るまで置いたままです。
誰かが自分のヤギを2回山頂へ到達させたらゲーム終了。
そのプレイヤーの勝利です。

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要はダイスで役をつくって、出来るだけ自分のヤギを数珠つなぎにしておくのを目指すゲーム。
あとは念をこめてダイスを振るだけ。

気合いを入れてダイスを振り、とりあえず振り直す。
この時点で、どのルートなら確実にいけそうかチェックw
そして、もう一度振り直して確定。
そっと自分のヤギを前進させる。
失敗した時、スタートに戻すヤギも考慮して、狙うは数珠つなぎ。
ところが、そうは上手くいかないのがダイスゲーム。
1つしか入れないマスにいれば、他の人に押し出されて川へ落ちていく・・・
次の手番が回ってくるまでに、2段階で落ちていくこともしばしば。
山頂遠い・・・
さらに、上へ行けば行くほど、条件が厳しくなるわけで。
ファイブダイスなんて無理w
そう、あくまでダイス目より押し出しで山頂を目指したほうが楽なのです。

同じルートで進ませたくても、ダイス目が言うこと聞かずにバラバラのルートになったり。
押し出し狙いが、間に他の人に割り込まれたり。
後退させてやろうと思っても、そういう時に限ってダイス目が言うこときかないし。
なぜか今日はフルハウスばかり。
大きい数字を狙っているのに、小さい数字でフルハウス。
振り直してもフルハウス。

「フルハウスいらない・・・」
「またフルハウスだね」

中盤から山頂へなかなか近付けず、トド吉がするりと抜けていく。
続いておのさんも抜けていく。
先に頂上へ到達したのはトド吉。
ここから他のヤギが来るまで、トド吉は1つ少ない状態でプレイ。
とはいえ、おのさんが山頂に到着したので、すぐに1つ戻ってきたわけですが。
なんだかとっても悔しくなってきた頃、ようやく組み合わせが上手くいくように。
ここから巻き返す!と、がんばって山頂を目指す私のヤギ軍団。
道は1つ!
それ行け状態で、どんどん進んでは押し出され。
負けずに押し出して、やっと見えてきた山頂。
しかしその頃、トド吉もおのさんも頂上前に横並び。
一度くらい山頂に行きたい!
その願いもむなしく、トド吉が二度目の登頂を果たし、ゲームも終了しました。

ダイスゲームなので、展開によってプレイ時間は変わります。
山頂に行ってしまうと、他のヤギが来るまで強制的に1つ少ない状況が割と厳しいらしいです(私は山頂に行ってないのでわからないw)。
押し出される場所によって、ものすごく落とされたり。
慎重すぎてもダメだし、運任せだけでもそこそこ進めるし。
役を上手く作れれば進めて、ある程度で妥協して違う道を選んで、と。
遊んでいる間は、特に押し出せた瞬間、ものすごく盛り上がりましたw

ゲーム名が「F」ではじまるので有名なフリーゼ作だけど、Fがついていない。
そのかわり(?)ボードをよく見たら、隠れていました。
フリーゼマーク