・13諸島の秘宝
 Der Schatz der 13 Inseln(HABA:2015)


13諸島の秘宝

13の島々を巡り、秘宝が隠された島を見つけ出すゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きなボードには、13の島々が描かれていて、所々穴が開いています。
手番がきたら、自分の飛行船を操縦するか、今いる島に留まってさらに謎を調査するのどちらかを選んで実行するだけ。
飛行船を操縦するには、コマの上に指を1本のせて動かします。
この時、パイロットで顔を隠すので、飛行船がどこを移動しているのか見えません。
調査する場合、島に置かれている他の謎タイルを見ることが出来ます。
各プレイヤーは任務カードを持ち、描かれている2つの謎タイルを集めていきます。
揃えて任務達成すると、隠された秘宝がどの島にあるのかヒントとなる手がかりカードを1枚を見て、次の任務へ。
任務を3枚達成し、手がかりカード3枚を見て、秘宝が隠されている島まで行きます。
島に到着したら宣言し、再度手がかりカード3枚を見て、正しい島だったらゲームの勝者になります。
失敗した場合は、手がかりカード3枚を裏向きで戻し、ゲームから脱落です。

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任務カードを見ても、最初はどの島に何があるのかわからないので手探り。

「飛行船を動かす!」

飛行船コマに指をのせ、行きたい島までのルートを頭の中に描いたら出発。
もう片方の手でパイロットマスクを持って、視界が消える。
ゆっくり進めてみるも、誰も何も言わない。

(あれ・・・?そんなに遠かったかな)

(何で誰も何も言わないんだろう・・・)

静かすぎて不安w
こうなったら勢い良く進んでやる!と、一気に進ませてみたら・・・

「ガコッ」

「あー残念。落ちちゃいましたねー」と言われる。
穴に落ちると損傷カードを1枚受け取り、同じイラストの損傷カードが2枚になると修理しなきゃいけなくて、修理の島に飛ばされてしまうのです。
1枚目ならセーフw

島に到着すれば、他のプレイヤーに教えてもらえるけれど、そこまでは何も言われないわけで。
つまり、他のプレイヤーは手番プレイヤーの見張り番。

見えないなら自分の勘だけが頼りなのに、距離感覚をつかむまでは穴に落ちまくりw
ついに修理島へ送られるも、そこで「もっと慎重にいこう」と思うけれど、やっぱり勢いよく動かしてしまうw
でもその間に、自分が探してる謎タイルを他の人が見つけてくれるので、それをしっかり覚える。
そして2つの謎タイルを集めて、任務達成!
早速、裏向きで3枚並んでいる手がかりカードのうち1枚を見る。

(なんだこれ・・・)

目線でばれてしまうのを防ぐため、遠くを見ながら考える。

(あぁ・・・川がある島ってことか)

確認したら次の任務カードを受け取って、次の任務へ急行。
これを繰り返していくけれど、とにかく楽しい。
自分で動かすのも楽しいけれど、他の人が動かしてる姿を見ているのも楽しい。
実際にプレイしている風景がこちらw
プレイ風景
そして動かし方には性格が出ます。
慎重にゆっくり進みすぎて飛行船コマが迷走していたり、ぎりぎりのところで穴を回避していたり。
トド吉が上手で、常にぎりぎりで穴を回避していて、逆に感心してしまったりw

任務をまったく達成出来ないおのさんはいいとして、トド吉と私が任務達成の競争。
2枚目までは競っていたのに、最後の3枚目の任務で逆転する。
3枚目の手がかりを見なくても何なくわかったけれど、手がかりは3枚確認しなきゃいけないルール。
手番順でトド吉が失敗してくれたら、まだ私が勝てるチャンスはある。
ところが悔しいことに飛行成功で先を越されてしまいました。
あと少しだったのになぁw

紹介写真を見た時に「これはネタなんじゃ?」と思っていたけれど、実際遊んでみるとすごく楽しい。
マスクで隠しただけでまったく見えないボード。
その上を記憶したルートを頼りに動かしていく飛行船。
無事に島へ辿りついた時の安堵感に、何も言ってもらえない不安感で、ドキドキするゲームです。
お子さんはもちろん、大人同士で遊んでも盛り上がります。
本当に楽しかったw

・高円寺0分すごろくや ゲーム紹介:13諸島の秘宝 / Der Schatz der 13 Inseln