・ ゼナ1814(初心者ルール)
 Zena 1814(A.P.S. Che l'Inse - Demoela project:2015)


ゼナ

自分のコマを置いているエリアでカードをプレイし、栄誉点やカード、お金を入手していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

このゲーム、ボードが両面仕様になっていて、ルールも初心者用と上級者用ルールに分かれています。
ボードには建物が描かれています。
ゲームは8ラウンドで、ラウンドは4つのフェイズに分かれています。
まずイベントカードをめくり、全員に適用。
次に手番プレイヤーから順に、コマを移動させ、カードをプレイしていくアクションフェイズ。
全員が手番を終えたら解決フェイズ。
まずそれぞれのエリアに置かれたカードを解決し、次に建物を解決します。
各建物で自分のコマが最大支配点なら、建物の効果を適用。
最後にラウンド終了処理をして、次ラウンドへ。
これを繰り返し、8ラウンド終えたらゲーム終了。
最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

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今回は初心者用の2人用ルールで。
初心者用ルールでは、砦カード・旧市街地カード・ゴールカードを使わず、ボードの建物も4つです。
まず持っている自分のコマを決められた通りに置いていきます。
上級者ルールなら、最初のコマ配置場所はプレイヤーが選べます。

ラウンド開始は、イベントカードから。
といっても、お金がいくらもらえるとか、どこの建物効果はお金が減る程度。
お金の必要性は、カードをプレイするため。
カードには、配置するのに必要な金額が書かれていて、お金がなければカードを出すことも出来ません。
でも1枚のカードに最大3人まで相乗り出来るのです。
誰かが出したカードに2番目で入る場合は、2段目の金額を支払えばキューブを載せることが出来るという。
この相乗りには、手番順がとても大切。
なぜなら、カードには永久持続のものと、そのラウンドだけ存在するものがあるからです。

「ねぇ、これ私がカード置くじゃない?すぐに相乗りしてくるよね?」
「お金があれば」

最初の所持金はとても少ないので、安いカードを置くことに。
そうなると、相乗りしやすいけど、最初からいる人には得点が入ってきたりお得なことも。
でもやっぱり、序盤の相乗り大切。
コマの移動がなかったので、お互いカードを置いたら解決。
建物に置いたコマは、主人(5点)・奥方(誰かと一緒なら3点)・子息(2点)の3種類。
これで建物への支配を計算し、最大なら効果適用。
私は序盤から、得点がもらえる建物だけ重視したのでカードは増えなかったけれど、どうせ6枚までしか持てないし、相乗り出来ればそこまでつらくないのが2人プレイ。
そう・・・2人の初心者ルールは、かなり緩い感じなのです。

とはいえ、私の地味に得点が入ってくる効果で、じわじわとトド吉を引き離していく。
派手に引き離すことが出来ないけれど、その差が少しずつ広がってきたところで、トド吉がコマを動かした。

「これ以上、そっちに得点あげられない」

そりゃそうだろうとw
カードがあふれて、ラウンドのたびに捨てていたトド吉だったけれど、今度は得点重視に。
私は後手番の時を狙って、1回だけのカードを多用。
まぁ、同じこと仕返されるんだけど。
お金がある程度手元に残るようになれば、より高い効果の大きいカードを出すべきだし。

あっという間に8ラウンド終了。
後半になって、だいぶ点差を縮めてきたトド吉だったけれど追いつかず、私の勝利。

このゲーム、ゲーマー2人なら確実に上級一択。
今回で基本的なルールと流れや展開は理解出来たので、次回は上級者ルールで遊ぶ予定。
カードの種類と建物の種類が増えるので、見極めが大切になってくるだろうし、ゴールカードで逆転も狙えるかも?
初心者ルールだと建物が少ないこともあり、差がつきにくいし、かなり緩い感じで遊べる。
そういうプレイ感を楽しんだり、ゲームの展開を理解するなら初心者用ルールでも問題ないけど。
そして、おそらくだけど、より多い人数で遊んだら、面白さが倍増しそう。
ぜひ5人で遊んでみたい。