・蚤の市(フリーマーケット)
 Flea Market(Mayfair:2015)


フリーマーケット

ダイス目で品物を手に入れ、それを売ってお金を稼いでいくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ゲームの目的は、蚤の市で掘り出し物を安く買い、高く売って$45集めることです。
各プレイヤーは、最初の所持金と自分のダイス、自分のタイルを持ちます。
ボード上には、数字順に掘り出し物が並びます。
ゲームの流れは、まずアイテムダイス3個を振ります。
合計値と同じ数字の品物が今回売りに出される品物で、すでに誰かが所有していると所有者にボーナス金が入ります。
空いたマスには、一番エントランスに近い品物を移動させます。
次に全員同時に、他のプレイヤーに見えないようにダイスを2個振ります。
2個の合計値が今回の品物への値付けになり、品物を所有している人は振りません。
そしてダイスを公開し、一番高値をつけた人から、パスをするか購入するかを決め、購入する場合は所有者もしくは銀行へ支払います。
これを繰り返し、品物がなくなった場合は所持金の多い人、$45以上を獲得した人がいたらその人の勝利でゲーム終了です。

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お金をためるゲームは、ついつい節約しすぎて勝ちきれないことがしばしば。
ならばここは思い切って!と思うも、スタートから常に競り負ける。
品物があれば、持っている品物がセールになることでボーナス金がもらえたり、他の人が買ってくれたりするわけで。
とはいえ、品物はまだまだあるので、そこは焦らず。
値付けの時に1個だけ振りなおせるのもいい。
結果、最初より高くなっても泣きながら提示するわけでw

「今回は8の品物!8って誰か持ってた?」
「もってるー!」
「じゃボーナス出るよー」

このボーナスが侮れない。
序盤は品物が置かれているマスの数字が小さいので、そこまで実感がない。
中盤過ぎると、品物が各プレイヤーの手元にあることが多く、マスの金額が大きくなってるので貴重な収入源。
特に今回は8の動きが活発。
持っていたと思ったら、ボーナスもらってすぐ手放す。
次のチャンスでまた手に入れて、ボーナスもらって・・・の繰り返し。
どんだけ人気商品なのw

そのせいか、序盤はお金を使いすぎて、買いたくても買えないという状況に陥る。
こうなってくると、ゲームが長引きそうな気がするけれど、中盤以降のバブル状態になると早い。
むしろ、自分が持っている品物の数字出ろ!と強く願うばかり。

常にトド吉が品物を3つくらい持っていて、ボーナスもらって喜んでいるのを見ているだけだったけれど、中盤から猛追。
品物を安く買って、さらにボーナスまでもらって高く売った時の喜びったらw
買う側も高いとわかってはいても、品物が手元にないと話にならないので、渋々購入するわけで。
まぁ、あまりに高いと買わないけれどw

終盤になると、誰かいくら持っているかチェックが欠かせない。
私の所持金も、おとなしくボーナスもらってれば$45いきそう。
でもやっぱり・・・品物はあってなんぼ!
と、これが大失敗w
その後、持っている品物が呼ばれることはなく、減っていく所持金。
あれよあれよとゲーム終了となり、勝者はトド吉。
うーん残念。でも賭けに出て失敗したので仕方なしw

値付けが所持金を見て自分で決めるのではなく、2個のダイス目というのも変わっていて良い感じ。
もう少し安くしたいと思って1個振りなおしたら、運悪く6なんか出てしまい悲鳴。
高値をつけたくないのに、品物を手に入れたい思いが交差して葛藤するわけで。
ちょっと違った感じだし、さらに軽く遊べるというのも良い。
じりじりとした値付けや取引を希望する人には向かいのは確か。
でも主導がダイスで、その結果が自分自身に良くも悪くも跳ね返ってくるというか、そういうところを含めて楽しめるゲームだと思いました。