・メディバル・アカデミー
 Medieval Academy(Blue Cocker Games:2014)


メディバル・アカデミー

騎士を目指し、7種類の訓練で得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

場には7種類の訓練する項目のボードが並びます。
ゲームは6ラウンド。
まずはカードのドラフトから始まります。
1枚取って次の人に回して、を繰り返し、持っている手札は5枚。
このうち4枚を使います。
手番がきたら、手札からカードを1枚出します。
カードとボードの種類は連動しているので、書かれている数字の数だけ、ボード上のトラックにある自分のマーカーを進めます。
ボードによって得点の入り方が違っています。
全員が4回ずつカードを出したら1ラウンド終了で得点計算。
これを6ラウンドやり、最終的に得点の高い人が勝者となります。

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配られたカードをよく見る。
5は残すのは確実として、これもほしい・・・でもドラフトしないと。
1枚取ってカードを渡し、渡されたカードからまた1枚残して・・・と、たぶんそこそこいけるはずの手札。
手番がきて、とりあえず先制攻撃!とばかりに5をそっと出す。
次に手番がくる頃には、他の人の動向もわかるはず。

いたるさんは馬上槍でトド吉と競っている。
私はといえば、1人違う方向で。
同じところで競っても仕方ないしねぇ。
むしろ、ドラゴンが魅力的なので、そちらを重視。
しかし、これが失敗だったわけで・・・

狙っていきたいところはあるけれど、ドラフトするカード次第。
カードを見て、どれをどの程度までいくかを考えるので、その場考え的な流れ。
でも3人プレイなので、教養を磨かない私といたるさんが、常にマイナスチップを受け取り流れ。
いや、まぁ、いいじゃないのw
ちゃんと貴族の嗜み施しはしてるし、ドラゴンと合わせて2頭立て状態。

6ラウンドだけど、3ラウンドで進ませたマーカーはリセットされます。
ドラゴンと施しはリセットされないのです。
2つが優位に立ったところで、他にも手を伸ばしてみる。
少しは馬上槍も鍛えてみよう・・・およびじゃないw
こうなったら愛だ!・・・やっぱりおよびじゃない。
結果、王様のご機嫌をとって、6点だけは確保しておこう作戦。
うまくいかないなぁw

待っていたのは3ラウンド後のリセット。
今度は剣も馬上槍も進ませて邪魔してやる!
愛に生きる騎士もいいなぁ・・・と、少し手を出す。
ここは一番進んでいれば、他のボードを2マス進められるのです。
2位なら1マス。
3位は何もなしw
後半は得点を得るというより、マイナスをいかに減らすか競争。
これによって、カードの取り方が変わってくるし、ゲームの雰囲気も変わってくる。
他の人が出したカードを見ながら、さっとカードの出し方を変えたり。
持ってないと思わせておくのも重要だし。
最後の最後は、この「持ってないんじゃ?」という考えをトド吉が持ってくれたおかげで、愛の力でマイナスを受け取らなくて済みました。
でも、さすがにドラゴン17点しかめぼしい高得点がなく、それでは勝てなかったという。
地道に少しずつ得点を獲得していかないとダメだったか・・・
同じくらいマイナス点を受け取っていたはずのいたるさんは、プラス点もしっかり取っていたので、いたるさんの勝利で終了。
最後にトド吉が「えー!?持ってたのー!?」とショックを受ける顔が一番面白かったw
してやったり!と思えた時が、一番快感かも。
たとえゲームで負けたとしても。

競う場所が7ヶ所で、カードも5枚から4枚で出していくだけのシンプルルール。
その中に、他プレイヤーとの絡みなどが適度にあり、軽くて楽しいゲームです。
HJが輸入販売するらしいので、来月には国内で流通するんじゃないかな。