・ザ・ゲーム
 The Game : Spiel... so lange du kannst!(Nurnberger-Spielkarten:2015)


ザ・ゲーム

4ヶ所にカードを順序良く並べていくカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

今年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート。
ゲームはとても簡単で、手番がきたら手札から好きなだけカードを出します。
ただし最低2枚出すのは必須。
カードを出せる場所は4つで、昇順2ヶ所と降順2ヶ所。
昇順で出すところには1のカード、降順で出すところには100のカードが置かれています。
出した枚数と同じ枚数のカードを山札から引いたら手番終了。
カードは2から99で、これを4ヶ所のどこかにすべて出しきるのが目的。
すでに出ている数字とちょうど10違いの場合は遡り可能。
すべて出しきれば勝利で、山札と手札の残り枚数が10枚以下なら優秀という協力ゲームになっています。
プレイ中は軽い相談は可能で、直接的な数字の宣言などは禁止です。

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手札を見ると、大きな数字が多め。
これなら降順のほうで出せるなぁなんて考えていたけれど、そう上手くはいかないことに気付くのです。
よく考えたら、協力ゲーム。
自分が出せるからといって、他の人が狙い通りに出してくるとは限らず。
それはお互い様なわけで。

「あ・・・あー・・・そ、そこは私に任せてくれないかな」
「んじゃこっちはもらっておこうかな」

もどかしいw
言いたいけど言えない。
花火の時を思い出したけれど、あっちはチップでヒントを出せるだけまし。
こっちは、心の中でうぎゃー!と叫ぶのが精一杯w
なんと、山札を大量に残して惨敗コース。

無言でカードをシャッフルし、再挑戦。
昇順と降順をどこでライン引きするかが重要で。
大きすぎて出せなければ、昇順が上がってくるのを待つ。
小さすぎるのは逆のパターンで待つ。
あとはひたすら目で信号w
今度は何となくうまくいって、山札が尽き、ここからは1枚出し!と思った瞬間、またしても惨敗。
いやこれ難しい。

三度目の正直ということで、懲りずにスタート。
お互い中間くらいの数字が多めだったらしく、2列のうち1列を昇降どちらも捨てようということに。
これが良かったのか、スムーズではないけれど山札が尽き、勝利が見えてくる。
結局、お互いの手札合計3枚残しで終了。
勝利にはならなかったけれど、優秀ということで満足w

いやこれ、なんというかすごいマゾっぽい。
プレイ中はとにかく「うわー」「うおー」と悲鳴ばかりあげて、時にはがっかりしてみたり。
以心伝心は必要じゃなくて、むしろ自分の手札の中で10違いをつくり出すのが重要。
そう上手くはいかないから、夢中になってしまうんですけどね。
一度でいいから、ゲームに勝利してみたいです。