・旧貨市場:投資
 Flea Market(1YOO!:2012)


旧貨市場:投資

市場の変化をコントロールし、投資することで勝利点を獲得していくカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

ゲームは4週間で、1週間は7日です。
まずはカードを2枚裏向きで受け取り、自分の陳列棚とします。
ゲーム開始時、プレイヤーはそれぞれ2つの陳列棚を持っていて、ゲーム中に増やしていくことが出来ます。
場には商品が常に8枚と市場の予測が並んでいます。
まずは各プレイヤーが手札から任意の枚数を裏向きで出していき、7枚以上になるまで続け、全員がパスしたら、出されたカードを予測デッキとします。
次に取引フェイズで7日間やります。
全員の手番が終われば1日が終了で、これを7日間。
毎日予測デッキを1枚ずつオープンにしていきます。
手番で出来ることは、手札からカードを商品として購入する問屋から購入、場に並ぶ商品を購入うる市場から購入、商品を1枚取って手札に加える貯蓄、場の商品と手札を交換する在庫の更新、陳列棚の購入の5種類から1アクションが出来ます。
7日目が終わったら得点計算をし、次の週に入ります。
これを4週やったらゲーム終了で、勝利点を一番獲得した人が勝者になります。

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実は1週間とか7日間とか、いまいち良くわからなかったというw
要はカードを出し合って価値がどうなるか仕込み、その後7手番やったら得点計算。
市場の予測がよくわからないのと、カードの使い方もわからず、とにかく1回やってみようと始める。
これが、やってみると本当にどうしていいのかわからないという。
得点になるのは、1週間の終わりに陳列棚に並んでいた商品だけ。
しかも市場予測によっては、得点として計上出来ない商品(色)があるのです。
自分が何色で得点を獲得したいのか、良く手札と相談して仕込む。
でも仕込むと手札が減ってしまって、場に出ている商品だけが頼り。
さらに予測のボタン数で、得点になるボタンの色も決まるわけで。

最初はめくられた市場予測を見て、それを集めればいいかなと思ったら、次に出てきた予測は私が出してない商品。
しかも予測に並んだ商品は枚数勝負だけど、同数なら数字の大きさ勝負。
だからこそ大きい数字を仕込みたいけれど、大きい数字は残しておかないと商品を購入する時に困る。
さらに並んだ予測のボタン数で、紫か黄色のどちらで支払うか決まるという。

なんだこれ・・・w

しかも最初の週はいいけれど、並ばなかった予測カードは次週に持ち越し。
そこに7枚以上が加わってシャッフルされるので、どんどん何が出てくるのかわからなくなる。
その上で、商品を集めて得点にしなきゃいけないわけで。
何という変則ゲーム。

陳列棚は数字の合計が9まで。
予測は今だと紫優勢なので紫ボタンを集めようと思うと、1棚に1枚か2枚程度しか並ばない。
数字が大きいほど紫ボタンが多く、小さいほど黄色ボタンが多いつくりがいやらしい。
さらに陳列棚を増やすには10金かかるわけで。
自分が予測している以上に変わるので、安定策がない。

3週目が終わる頃、ようやく気づいたことが。
自分が今までに予測として出しておきながら、何が出てきてないのか覚えておかなきゃいけない。
商品を得点にすることだけ考えていると、あのカードあったはず・・・と思っても、そりゃ出てくるはずがないという。
何とももやもやしたまま、トド吉の勝利で終了。
終わってから、何かがわかりかけたので、もう1ゲーム。
さっきの教訓を生かして、と思ってはいるものの、お互いがそう考えているから、場は荒れ放題。
しかもトド吉が多めに予測として出すから、ゲームが進むほどにわからなくなってくる。
今の予測では黄色が優勢で、さらに赤いカードが2枚見えているから、黄色いボタンが多い赤いカード・・・あ、予測に並んでる!といった感じ。

2回目が終わり私が僅差で勝つも、2人で大絶賛(?)
とにかく上手くいかない。
そしてもやもやする。
今までに味わったことのない何かが見えたような気がする。
ゲーム中は、ここだ!と思ってカードを入手してみたら、支払うはずの手札がないとか。
ある程度予測が出れば、陳列しておかなきゃいけない色が決まってくるので、そこからが必死。
無駄になる商品ばかりが並ぶ陳列棚にがっかりしたり。
色・数字・ボタンと3つが独立して絡んでくるので、ムキになればなるほど混乱します。
さらに予測で並んだカードも色別で多い順に得点が違う。
このオムニバスの中で、一番気に入りました。
いや本当に変なプレイ感w

※旧貨市場は以下のルールで遊べます
・買い手(2人)
・露店(2〜4人)
・投資(2〜4人)
・コンペ(3〜4人)
・注文(4〜6人)
・殺到(6〜10人)