・エアライン・ヨーロッパ
 Airlines Europe(Abacus:2011)


エアラインズ・ヨーロッパ

航空会社の株を購入し、航路を延ばして株価を上げて利益を手に入れるゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ボードはヨーロッパ地図。
外周は各社の株価が表示出来るようになっていて、株価によってプレイヤーがもらえる得点も書かれています。
ボードの外には、株カードを並べ、誰かが取得するたびにすぐ補充されます。
各都市を航空路の線が結んでいて、必要な金額が書かれています。
手番がきたら、4つのアクションから1つを実行。
飛行機コマを置くことで、そのルートライセンスを購入し株カードをもらう、株カードを自分の前に出して配当をもらう、持っている株カードをエア・アバクス社の株カードと交換する、8金もらうのどれか。
株カードの山には決算カードが混ざっているので、出てきたら決算が発生します。
決算は、まず場に並んでいる株カードを1枚選んで手札に加え、残った株カードは捨てて、新しい株カードを並べます。
次に自分の前に出している株カードを元に、各社の決算をして配当を得ます。
3回目の決算が終わったらゲーム終了。
勝利点の一番高い人が勝者となります。

エアラインズと同じ日に遊んでいるので、ルールの理解は早め。
カラフルになった株カードやコマになっている航路に置く飛行機を眺めつつ、早速ゲームスタート。

まずは株カードの動向を眺めることに。
飛行機コマの少ない会社には、指定の都市間をつなげばボーナスが獲得出来ます。
ゲーム開始時に、2枚の株カードを全員が自分の前に出しているので、まずはそれを重視。
航路をつなぐにはお金が必要。
でもゲームに勝つために必要なのは勝利点。
お金はありすぎても無駄になるので、手持ち金でぎりぎりの航路を延ばし、何回かやったらパスして8金を手に入れる流れに。
これは全員同じ。
むしろ、飛行機コマが少ない航空会社だと、株カードを出すためだけに手番を使ってしまうのがもったいない。

各航路には、数字が1つから3つまであり、数字の分航空会社が入れるのです。
でも金額は地味に1金ずつあがっていく。
飛行機コマが少ない会社は、とにかく早めに航路を延ばしておかないと無駄な出費に。

序盤こそ、かぶっている会社を一緒に延ばしましょうなんて言うけれど、実際は所有している株カードの枚数で獲得出来る得点が違う。
最多ならいいけれど、2位だと半分。
どこまで一緒に株価をあげるかの見極め大切。
8金もらうタイミングも他の人とずらし、ひたすら決算を待つ。
そのためにも株カードを出したいけれど、上書きされる前に決算が欲しいわけで。
「そろそろ決算じゃない?」
「もう少しかな」
決算をひたすら心待ちにする3人。
そして、ようやく決算。
まずは株カードを並んでいる中から取ります。
決算の時は、誰かが株カードを取っても補充されません。
そして、自分の前に出している株カードの枚数チェック。
先に遊んだエアラインズで、1枚だけで2位社長のすごさを知っていたのです。
ここで勝利点を離されるわけにはいかない。
そんな気持ちは全員同じ。

そして、次の決算まで航路を延ばしていきます。
このゲームでの特徴は、通常入手出来ないエア・アバクス社の真っ赤な株カード。
自分の前に出している株カードを捨て札にすることで、入手することが出来る交換制度。
このアバクス社に手を出すいたるさんとトド吉。
でもそのために、他社の株カードが減ってしまうのを良しとしない私は、こっそりその時を待ちます。
飛行機コマが少ない会社優先で航路を延ばし、時には自分が持っていない会社の航路も延ばす。
これによって、使う飛行機コマが減ってしまって、さらに航路を1つつぶされても痛手になるのです。
そんないやらしいことを考えていたからか、気付けば延ばそうと思っていた航路がつぶれている。
む・・・1金足りずに航路を延ばせないので、仕方なく8金。
早い者勝ちなので、そこは仕方ない。

そして二度目の決算が出てくるも、ここまでは割と差がない。
上がりきってしまった会社より、今度の伸びしろが多い会社へ全員が移行。
株価が上がればもらえる勝利点も高いので、株価調整もしなくてはいけない。
あと4上がれば得点が上がるのに、3の航路を延ばしても意味がない。
そんなぎりぎりの計算がはじまる頃には、ゲームの終わりが見えてくる。
株カードの枚数を常に数えて、手札も数えて、誰にも1位社長を抜かれることがないと決定したら、エア・アバクス社の株へ。
最後はもう1回自分の手番がくるのかこないのか、山札の枚数を常に気にしながら。
そして、ゲーム終了。
勝ったのはまたしてもトド吉でした。
しかも2位のいたるさんと1点差。
熱い航路対決でした。

同じ日に遊んだエアラインズ。
何が違うのか、遊び比べてみたかったのです。
結論はまったく違いました。
お金の概念が入ったことで、ひたすらカードだけを狙って種類の違う線に悩まされることはなく、航路を延ばすための必要経費を手持ちのお金で考えなきゃいけないという。
航路も必要な値が少なくなっているので、意外なほど簡単に延ばすことが出来ます。
でもそれは、その航路を延ばした会社順。
後から入ればコストが1上がる仕組み。
このあたりが、展開が早くてプレイ感が軽めに感じた理由かな?
あとはコンポーネントが豪華になっているので、飛行機コマがたくさんあるし、株券も見やすくなっています。
「やっぱり新しいほうが色々洗練されるよね」というのが、全員の感想。
何せこちらは見やすいし、日本語版でカラフルだし、とても遊びやすい。

気になったのは、発売当初話題になってた邦題。
上箱は「エアライン・ヨーロッパ」、下箱は「エアラインズ・ヨーロッパ」、どっちなの!?と思いましたw