・エアラインズ
 Airlines(Abacus:1990)


エアラインズ

航空会社の株を手に入れ、路線を拡張して株価を上げ、配当を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

舞台となるのは北アメリカ。
都市が点在し、各都市間を航空路が結んでいます。
航空路には5種類あり、違う種類の線で描かれています。
航空会社は9つ。
使うカードは2種類で、株券とフライトカード。
株券となるカードには、会社の略名と数字が書かれていて、数字はその会社の株券が何枚あるか。
フライトカードは線の種類と数字が書かれています。
手番になったら、3つのうち1つを実行します。
会社の設立、路線の拡張、株券の公開です。
まだボード上に設立していない会社があるなら、株券とフライトカードで設立することが可能です。
路線の拡張は、すでに敷かれている航空路を延ばす形で拡張します。
手札にすでに設立済の会社の株券があるなら、自分の前に出すことが出来ます。
さらにストライキを起こすことも可能です。
ゲーム中、発生する決算は3回で、筆頭株主と第2株主に配当が入ります。
補充用の株券がなくなったらゲーム終了。
最終決算をして、一番配当をもらったプレイヤーが勝者となります。

まずは会社設立。
持っている株券とフライングカードを見比べるところから。
会社を設立するには、両方のカードが合致していなければならず。
場にも出てるし、枚数も多いし、敷ける線も多いITA設立。
1枚だけの社長だけど、そのうち相乗りしてくれるだろうと甘い考えでw
とりあえず1軒目を全員ばらばらで設立してからが本番。
少しでも拡張しつつ、次の設立会社を目指します。
というのも、路線を拡張するか、会社を設立しないと、新しい株券が手に入らないのです。
どうせ乗っ取られるなら、他の会社も持っておかないと。
ITAを波線で延ばしながら、他会社の株をためこんでいく。
そして、名前だけが某旅行会社に似ているという理由でFIS設立。
ITAが青でFISが緑なので、見分けがつきやすいというのも理由の1つ。
それだけ赤とオレンジが見にくいというか。

そして、あっという間に1回目の決算。
さすがに最初の決算では、収入も低め。
まだまだ株を増やしていかないと。
3人プレイなのもあり、2位になれないなら、その会社の株は見捨てて違う会社を持ったほうがいいのです。
ここで要領が良かったのはトド吉。
1枚で2位配当をもらっています。
これはいかん・・・でも自分が2位になるなら1位になりたい。
全員この思いは共通で、株券を手札に持っている割には出てこない。
同じ会社の株券は、株を公開するときに何枚でも出せるのです。
それを見かねたいたるさん、ストライキ。
シールを貼ったマーカーで、路線にあるマスを1つつぶします。
さらに、使うマーカーはどの会社のものでも良く、これでその会社はマーカーが1つ減ってしまうのです。
やるな・・・
まぁでも、収入が多い会社があれば、少しでも邪魔するのは順当。
まだ1マス空いてるので大丈夫なはず。

私はといえば、場に出ているFISを買い占め、さらに路線を拡張していきます。
序盤こそ、収入は本当に少なかったけれど、今では見逃せない大会社。
そりゃ2位争いも起こるはずで。
さらに外周を飛び回っていたITAも拡張。
この2社だけで、ものすごい稼ぎがもらえます。
そして、便乗した1枚2位のトド吉を何とかしなきゃいけないのが急務。
まだ出していない株券があったので、それを公開することで2位奪取。
もちろん、すぐにトド吉は上書きしてくるけれど、上書きで手番を使わせたことが大きい。
フライトカードを見ては悲鳴をあげ、残っている新しい会社を取り合い、和気藹々なのに熾烈な争い。
フライングカードの数字や線が合わないことが、一番大変でした。

気付くと、株券を上書きされて社長じゃなくなってるので、とりあえず他の会社の株も公開してみる。
株券を公開することで手番を使わせよう作戦。
その間に、良いフライングカードがくれば延長させたり。
そしてゲームが終わり、ずっと2位で荒稼ぎしまくっていたトド吉の勝利となりました。

株券がちょっと見にくいのと、フライトカードの線の種類確認がテンポを悪くする。
点線だったり波線だったりするので、延ばしたい航空路がどうなのか確認するのが大変でした。
そのあたりは古い感じがします。
でもゲームはかなり面白かった。
最近のゲームはごちゃごちゃ細かいルールが多いけれど、それに比べてルールは少ないし。
確かにちょっとプレイ時間は長いかもしれないけれど、最後まで飽きずに遊べました。
「ここのこういうところがチケット・トゥ・ライドでは改良されてるよね」とか適当なことを言いながらw
何の因果か、3回の決算カードはすべて私が引きました。

このゲーム、購入したままになっていたんですが、和訳がプレイシングス版。
メビウスゲームズより古く、当時六本木にあったお店です。
あの当時の和訳なのに、図をしっかり載せてあって、とても素晴らしい和訳です。
ゲームが終わった後、和訳を眺めながら、いたるさんとトド吉が感動してましたw