・アクロティリ
 Akrotiri(Z-man:2014)


アクロティリ

エーゲ海の海図をつくりながら資源を集めて資金にし、神殿を発見していく2人用のゲームです。
トド吉とプレイ。

中央のテーラ島から出発します。
手番がきたら、まず地形タイルの配置から。
すでに配置されているタイルにつながるように配置していきます。
配置したタイルには2個のキューブを置きます。
1個はタイルに指定されたもの、もう1個は任意のキューブを違う島に置きます。
このキューブこそが資源で、回収して中央のテーラ島へ持ち帰ると換金出来ます。
次にアクションフェイズ。
出来るアクション数は、個人ボードで示されています。
最初は3アクションから。
出来るアクションは5種類で、移動、荷積み、神殿の発掘、地図購入、神託を受けるです。
フリーアクションとして、テーラ島にいれば資源を売却出来て、船に積み込んでいる資源を別の島におろすことも出来ます。
地形タイルを山から引いたら手番終了。
これを繰り返していき、どちらかが6つ目の神殿を発掘したらゲーム終了です。
最終特計算をし、得点の高いほうが勝者となります。

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私が先手番でゲームスタート。
ゲーム開始時にもらった地図を見ながら、タイルを見て、どう配置しようか悩む。
最初は悩んでも仕方ないので、手が届くところにタイルを配置。
出てきた資源にさらにもう1個追加して置く。
アクションといっても、お金がない。
移動して、今出た資源を積み込んで、またテーラ島へ戻って売却。
とりあえず小金が出来たところで手番終了。
早い!
トド吉の手番で出てきたタイルのマークを眺めながら、さらに持っているタイルと地図を眺める。
得点になるのは、この地図を達成して神殿を発掘するのと、目的カードを達成するのと、残ったお金10金で1点。
つまり、神殿を発掘すればするほど、アクション数も増えて得点も増える。
でも発掘にはお金がかかるわけで・・・

ともかく資源を集めては売却するの繰り返し。
お金がたまってきたところで、次の資源を待つことにして、地図カードを購入。
似たようなものなら、すぐに達成出来ると見込んでのこと。
地図カードには、神殿を基点として指定のマーク条件が描かれています。
達成している場所にあたる島で神殿が発掘されたということに。
発掘すれば手元のストックから島へ神殿を置き、これでアクション数が増えたり、目的カードがもらえたりします。
アクロティリ
ある程度伸び悩んできたところで、手を伸ばしにくいトド吉側へ進出。
残ってる資源を根こそぎ奪おう作戦。
タイルも運良くトド吉とかぶらないタイルだったので、高値で売り払って、一時期マハラジャ状態に。
でも長くは続かないのでした・・・
トド吉に見せつけるかのように、調子にのって一番難しい地図を購入してみたら、これ無理。
無理すぎる・・・お金を無駄にしてしまった感じ。
この失敗が響いて、終盤になって再び資金稼ぎ。
せっかくトド吉に神殿の数で差をつけたのに、今度はトド吉がマハラジャ状態。
こうなれば少しでも邪魔をと、良さそうな島で神殿を発掘するも、マハラジャ状態のトド吉が簡単な地図で猛烈な追い上げを見せてくる。
そして、私が6つ目の神殿を発掘して終了フラグ。
トド吉がもう1手番やってゲーム終了。
お互い神殿の数は同じということで、目的カード勝負。
この時点で3枚持っているのに1枚も達成出来なかった私の敗北が決まったのでした。

航路を上手くつなげて、なんて考えていたら、ちっとも上手くいかず。
今回まったく使えなかったのが目的カード。
最初は出来るだろうと思って残したのに、実際プレイしてみると難しすぎた。
しかも同じようなのを2枚も残してるのだから、そりゃ達成出来ないだろうと。
対するトド吉の目的は、資源の出ない島で神殿発掘とか、終わってみれば簡単な目的。
私も緑のマークがついてる島に神殿発掘したら2点とかにすればよかった。

このゲーム、箱はコスモスの2人用なんかと同じ感じで小振りなんですが、海図のタイルが大きい。
こんなに大きいと思わなかったのが正直なところ。
なので、意外に場所を使います。
でも2人用としては充分満足出来る内容だったし、タイルを並べていきながら、資源を売却してと、通常の大箱とプレイ感はかわらなかったです。