・パナマックス
 Panamax(MESAboardgames:2014)


パナマックス

自分が運営する海運会社の株を保有し、配当などでお金を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

自分の会社を運営しつつ、自分の収入も得ていきます。
会社は、船を動かして荷物を運び収入を得ます。
ボードのアクションテーブルでは、船の移動と荷物の契約が出来ます。
毎ラウンドダイスを振り、出た目をアクションテーブルに配置します。
出来るアクションは、契約して荷物を積み込むか、船を移動させるか、株券を購入もしくは株価をあげるの3種類。
プレイヤーがアクションを選んで実行するたび、ダイスがボードから取られていきます。
船に積み込む荷物は、プレイヤーカラーのダイス。
契約カードで指定されている目にして船に置くだけなので、振ることはありません。
荷物をのせた船はパナマ運河を横断していきますが、いくつもの水門があります。
移動は選ぶ箇所によって、水門をいくつこえられるか、何マス進めるのか決まっていて、目的地に着けば収入が入ってきます。 
プレイヤーの収入は、会社の株価を上げつつ配当すること。
他に毎ラウンド決まる優秀な社長賞がありますが、会社に支払い能力がある場合だけ入ってきます。
それとは別に、持っている顧問カードのうち2枚はゲーム終了時に加算出来ます。
これを繰り返し、3ラウンドが終わればゲーム終了。
一番所持金の多いプレイヤーが勝者となります。

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要は船に荷物をのせて運べば儲かるし、私にもちゃんと配当が入ってくる!
そう簡単に考えていました。
初期配置で、私だけ2人とは逆航路。
同じ航路で先に出れたら、後ろから押してもらえるという利点があるのです。
ぼっちな航海は、コツコツがんばってやっと到着。
たとえ会社の収入だとしても、収入があると安心します。
少しの収入でも配当は無事に払える。
というのも、上手く契約が取れないと、倉庫に残っているダイスが罰金対象なのです。
ちなみに、運河にいる船も支払いさせられます。

ゲームが進んでいくと「いいところに船があるな」とばかりに、トド吉に荷物をのせられてしまう私の船。
しかも他の船が出払っていて、私の荷物を運ぶ船がいない。
残っている船は、契約カードとダイス目が合わない。
契約を取らなきゃ収入がない。
つまり・・・配当が出来ない。
配当出来ないと、せっかく上げた株価が下がってしまうのです。
むむむ・・・
何とかして資金を手に入れないと。
でも実は最初に持ってる顧問カードが、客トークンを入手したら1個$5。
客を運びたいけれど、目の前で取られる船。
鉄道マークのある契約は、プレイ順に作用するんですが、その大切さを実感。
軍艦を動かして少しの収入をもらうも、株の買い足しに不安。
荷物を運び終えるとトークンがもらえ、それをクリップボードに置くんですが、運ばないと何ももらえない。
順当なのがトド吉の会社。
いたるさんと私は一度無配したけれど、どんどん大きくなっていきます。
むしろ、あっちの会社の株がほしくなる・・・
その後は何とか配当を払い続けるも、常にカツカツで悩ましい。

最後は何とか船を動かして、途中で停滞することなく進ませて収入。
まぁ、運営が上手くいっていたトド吉会社にかなうはずもなく。
トド吉のぶっちぎり勝利で終了となりました。

もっと簡単かと思ったら、意外にシビア。
いつかは潤沢な資金になるかと思ったら、経営の下手さから常にカツカツ。
自分の懐も潤わないという展開。
ここのゲームっていつも中途半端な感じなのが多かったけれど、これはかなりいい。
2人からでも遊べるので、2人で遊んでみるのもありかな。
思ったよりルールが複雑じゃなかったのも良かった点です。
細かいところは多いけどw