・アブラカ・・・ワット?
 Abraca...what?(Korea Boardgames:2014)


アブラカ・・・ワット?

他の人のスペルストーンを見ながら、自分がどれを持っているのか予想し、当てることで魔法を使い、他の人のライフを削っていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

2人プレイの場合は、最初に12個のスペルストーンが見えています。
その他に、各プレイヤーが5個ずつ、自分は見えなくて他の人は見えるように持ちます。
4個だけシークレットとしてボード上に伏せ、特定の魔法を使った人が得点として受け取れます。
手番がきたら、自分が何を持っているのか予想し、数字を宣言します。
当たっていれば、その数字の魔法を発動し、そこでやめるか、さらに手番を続けるか。
続けた手番では、今と同じ数字かより大きい数字しか宣言出来ません。
はずれた場合は、自分のライフが1個減ります。
手番の終わりに、スペルストーンを5個になるように補充。
これを繰り返し、誰かの手持ちスペルストーンがなくなるか、ライフが0になったらラウンド終了。
新しいラウンドをはじめ、最終的に誰かの得点が8点までいったら、その人の勝利でゲーム終了です。

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「これなんだっけ。あれ・・・ドメモだよね?」
「そうそう。魔法がついたドメモ」

ドメモを遊んだことがある人なら、すぐにルールが理解出来る感じです。
場に出ているスペルストーンを数えて、さらにトド吉のを数えて。
数字は個数に比例しているので、8は8個あるけれど、すでに場には8が結構出てる。
むしろ、出ていない1か?なんて迷いながら宣言。

「6!」
「残念!」

早速ライフが1個減る。

「んー・・・じゃ6とか?」

黙って、トド吉が持っているスペルストーンから6個を倒し、自分のライフを1個捨てる。
すでに2個も減ってる!?

「続ける!今度は・・・7!」

黙ってトド吉のスペルストーンを倒し、自分のライフを1個捨てる・・・って、すでに3個も減った!
まだゲーム始まってすぐなのに!

「まだまだやるよー。じゃ4だ!」

黙ってトド吉の(ry
しかも4はシークレットとして裏向きで置かれているスペルストーンをもらえるのです。
数字は関係ないけれど、1個1点。

「ねぇ、それ数字なんだった?」
「教えるわけないでしょ!」
「いやそうだけどさ・・・」

こんな調子で一方的なダメージを受け続け、あっという間にライフ0。
トド吉には勝者としての3点とシークレット1個の合計4点、私は0点。
複数人だと、勝者でも敗者でもなければ1点もらえます。
再びスペルストーンを混ぜて配って新しいラウンド。
が!
またしても、あっという間に減っていく私のライフ。
これではさっきと同じになってしまう。
考えろ・・・考えろ・・・

「8!」
「ない!」
「えぇー!?」

8って一番多いのに・・・
見えてる8は4個しかないのに・・・
シークレットにいってるのかな・・・

面白いほど、私のライフが減っていきます。
せめて反撃と思って、トド吉のライフを減らしても、運が良く(?)8の魔法でライフを回復したり。
最後は華々しく私が散ったところで、トド吉が8点になったところで終了。

こんなに見えていて、むしろ隠れてる情報が少ないのに、見事なはずしっぷりを披露する展開に。
ただ数字を宣言するだけでなく、数字によって違う魔法効果があるので、むしろ「自分の手元にあればいいな」の期待強めです。
数が多いからといって、そう簡単に当てられない厳しい展開になりましたが、面白かったです。
でもドメモ・・・2人プレイだとかなりドメモでした。
人数多ければ、自分の手番が回ってくるまでに、不慮のライフ減があるので、展開かわるかな?