・黄金時代
 The Golden Ages(Quined Games:2014)


黄金時代

大陸を完成させつつ、自分の文明を発展させていくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きなボードは、スタート地点となるタイルと描かれている小島。
各プレイヤーは自分用のボードを持ちます。
プレイヤーボードには技術の進化が描かれていて、これをお金や特殊効果などを使って開発させていきます。
4時代をプレイし、最終的に技術の進化や驚異、建物などから得点を獲得していきます。
さらに文明カードで、様々な国の能力を使うことが出来ます。
手番がきたら1アクション。
やりたくない、やれることがなければ黄金時代という名のパス。
先にパスすれば、自分の番がくるたびに2金が入ってくることから、黄金時代と呼ばれます。
開拓者を倒すことで出来るアクションは4種類。
開拓者を移動させて都市創設する探検家、建物を1個建てる建築家、勝利点3点が入ってくる芸術家、誰かを攻撃する兵士。
他に、開拓者を使わず出来る驚異の建造、建物・驚異の起動、技術の開発、黄金時代があります。
全員が黄金時代を開始したら、時代の終焉を向かえ、次の時代の準備をします。
4番目の時代が終わればゲーム終了。
得点計算をし、一番得点の高い人が勝者となります。

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シンプルなシヴィライという噂を聞いていたので、期待も上々でスタート。
初期のステイタスは、開拓者の移動は1歩、動物シンボル1個を支配におけば1金、自分ボードの建物スペース1が使える、都市を創設するたび1金もらえる。
まずは時代のセットアップをしてカードを並べる。
そして、マップの拡大。
マップはタイルになっていて、各プレイヤーが1枚ずつ配置していきます。
このタイルに、各種リソースが描かれているのです。
最初にもらった技術カードは、ダイヤを一番多く支配におくこと。
と、まぁ安直にダイヤ近くに場所を取ったんですが、よく考えたらこれは最初からがんばらなくてもよかったわけで。

とにかくお金がなければ技術の開発が出来ないということで、早々に小麦で収入が入ってくるようにする。
これは全員同じ。
なぜなら、鹿より麦の方が多かったから。
お金がなければ技術の開発など夢。
この手のゲームでは、必ずといっていいほど出遅れるので、まずはお金。
ひたすら開拓者を移動させては、小麦製法。
他の2人は、文明カードの力を上手く使いながら、技術を進化している。
というか、いたるさんの中国が強いというか、うらやましいというか。

少しお金が入ってきたところで、移動歩数を2歩へ。
さすがに1歩じゃきついのです・・・
そして、シヴィならば戦争しなきゃ!と思っていたのもつかの間、いたるさんが購入したカードが「戦争が発生するたび収入」というおそろしいもの。
トド吉と「戦争はやめよう」とかたく握手w
人にはお金をあげたくないけれど、自分だけは稼ぎたいのです。

自分ボードの技術ばかりに夢中になっていたら、あっという間に3時代目。
たんまりお金が手に入ったところで、やっと技術の開発。
遅れていた分を取り戻しつつ、一気にあれもこれもと。
今までは一体なんだったの?という程度には、技術の開発を一気に済ます。
お金の力は偉大だし、技術の効果を上手く使って、さらに開発出来るのだからあっという間。
しかも技術が開発されると、それだけで最終的に得点が入ってくるのです。
最後に使う文明カードが強力なので、それまでに力も温存。
この頃になって、ようやく建物を建てて効果を使ったり、割と見通しが良くなってくる。
遅いけど・・・w
3人なのでボードも広く、なんだかんだと誰も戦争せずに、おとなしく自分の開発。
驚異は買うコストも高いので、何となくスルーしちゃいました。
とはいえ、驚異だけでたくさん集めているいたるさんに、トド吉も違う方向へ進む。
これは・・・ゲーム開始時にもらった技術カードかな?と思いつつも、私もダイヤ目指してひたすら開拓者を送り込む。

あっという間に最後の時代。
ここで必殺のロシア。
何せ開拓者を使っても倒さなくていいので、どんどん使いまわせる!
きゃっきゃっしながら、あれをやって、これをやってと考えながら。
でも終わりは突然やってくるのです。

「んー他にやることないからパス!」
「えぇぇぇぇぇぇ!?」
「ちょっと待って。もう少し何かないの!?」

トド吉と私は必死。

「うん。ない。やっぱりパス!」
「うあああああああ」

最後の時代だけは、誰かが黄金時代を開始したら、残りの人は1アクションで終わってしまうのです。
トド吉と私はやりたいこと・出来ることがかなりあったのでショックw
せめて得点が一番高くなるものを・・・と選び、泣く泣く1アクションを終えてゲーム終了。
あと1時代あればいいのに(ぉぃ
勝ったのは、もちろんいたるさん。

時代ごとに使える国別の文明カードがあったり、ボード上に大陸をつくりながら、開拓者を移動させることで資源を得られたり。
あちこちが確かにシヴィライっぽい。
というか、コンパクトにしたシヴィライというか。
お金がそこまで苦しくなく、技術の開発を楽しむことが出来るし。
やれることがあるのに開拓者が足りなかったり、最後は技術開発していかないと、都市を置くためのキューブが枯渇したり。
想像していた以上に楽しめたし、面白かったです。