・グローブトロッター:世界を巡る旅行者
 Globetrotter(ジョイゲームズ・ゲームストアバネスト:2014)


グローブトロッター

カードを使って動いていき、1周するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

まずは移動していく世界の観光名所を円状に並べます。
手番がきたら、カードを引くかカードを出すのどちらか、もしくは両方をやります。
カードを引く場合は、駐車場または山札から1枚引きます。
カードを出す場合、すでに出されているカードと色もしくは乗り物が同じように出し、つながるなら手札から自由に出せます。
ただし、最後に出したカードが、次の目的地と乗り物もしくは色が同じになるようにします。
さらに手札をすべて使い切れた場合、2都市移動し、山札から手札を5枚補充します。
手札をすべて使い切った上で、次の目的地と色もしくは乗り物が同じカードで終われれば3都市移動が可能。
誰かがフィニッシュラインに到達するか過ぎたら、全員の手番数が同じになるまでやりゲーム終了。
自分と次の人までの都市数が得点として入ってきます。
これを規定ラウンド繰り返し、合計得点の一番多い人が勝者となります。

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ランダムで選んだのに、スタート&ゴールが日本の城。
「これ姫路城?」
「さぁ?大阪城?」
「もういっそ江戸城とか?」
くだらない話をしながら、私がスタートプレイヤーでゲームスタート。
目指す次の都市は・・・サグラダ・ファミリア!

「日本からスペインまで1歩で行けるとは・・・」

こういう旅行がテーマだと、くだらない話が止まらないのは仕方ないわけでw
ところが、たった1都市。1枚のカードで進めるのに、まったく引かない。
手札すべて使い切りで進もうと考えるも、カードが上手く合致してくれない。
その間に、トド吉が「お先に!」と進んでいってしまう。
どんどん増える手札に、トド吉が出したカードのおかげでようやくサグラダ・ファミリア到着。
遠かった・・・

「次はギリシャだよね、これ」
「パルテノン神殿じゃないのかな」

トド吉ははるか先の(たぶん)ローマの闘技場っぽいところにいる。
何とか3都市移動を狙うも、考えすぎてしまい、1枚出せば次の都市に行けるのを忘れたり。
カードが引けないと嘆いて停滞しているトド吉。
その間に、地道な1都市移動でじわじわ追いついていく。
と思ったら、あっという間にトド吉がフィニッシュラインを過ぎ、5都市も差をつけられてしまう。

2人プレイなのでもう1ラウンド。
今度は観光地を裏面にして、違う土地で勝負。
さっき全部出しのコツを何となくつかめたので、序盤から颯爽と2都市移動で進んでいく。
今は必要ないと思ったら、駐車場にカードを捨ててしまえばいいのです。
拾われてしまう可能性のほうが高いけれど、全部出し&次の目的地で3都市移動したいのです。

今度は私が調子いい。
使ったカードがトド吉と合わないらしく、トド吉が唸っているうちにどんどん進む。
でもなぜか、後半には追いつかれてしまったわけで。
さらに追い越されてしまい、これではダメだ!ということで、必殺の3都市移動。
さらに2都市移動で、トド吉を追い越してゴール!

・・・・1都市しか差がないから1点。

こんなにがんばって1点!
あまりの悔しさに観光地入れ替えてもう1戦。
お互い全部出しのコツをつかんだのか、ゲーム展開がとにかく早い。
「車で、オレンジで、船で、自転車で、ピンクで、ピンクで、船で出し切り!」
こんな感じなので、山札の回転もかなり早い。
手札がたまる前に出せればいいけれど、そこはなかなか上手くいかないのです。
それでも、全部出しは単純に気持ちいい。
2都市移動のうれしさとすっきり爽快感があるので、積極的に狙ってしまうのです。
そして、また裏面にして・・・と、今度は私の勝利。
でも1点差w

手軽なのに、カードの出し方・ため方にちょっとコツというか。
進めない時にどうやって回避するかとか。
あまり離されると高い得点をあげることになるけれど、自分の後ろは開いていたほうが自分は高得点。
でも自分の前の人にも高得点。
2人プレイだと単純な対決なので、出来るだけ引き離してゴールを目指したいところ。