・オリンピア2000
 Olympia 2000(Hans im Gluck:1994)


オリンピア2000

様々な種類の競技でチップを集めるゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

カードには、選手のイラストと共に、各種目での順位が記載されています。
ゲームはいたって簡単。
持っているカード4枚から1枚を選び、伏せて出します。
全員選んだら、一斉にオープン。
対象種目で一番順位の高い選手が勝者になり、チップをもらいます。
一番低い選手は、次の次に何の種目で競うかを決めることが出来ます。
けがをしている選手を出した場合は、残念賞のチップを1枚もらいます。
そして、親プレイヤーは山札からカードを1枚引き、自分で受け取るか他の人に渡すか決めます。
全員に1枚ずつカードを配ったら、次のラウンドです。
これを繰り返していき、最終的に集めたチップの合計数で勝者を決めます。

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チップは最低2から最高6まで。
後半のほうが得点が高いので、序盤は本当の意味で助走状態。
お互いカードを1枚ずつ選んでオープンするも

「私25」
「こっちは44」

やる気が感じられない選手ばかりw
チップは取られるたびに1ずつ上がっていくので、4を過ぎる頃から熱い戦いに。

「私12」
「よっし!11」

この1位差で負けてしまうのが、かなり悔しいのです。
どうせ負けるなら使えなさそうな35とかで負けたいし、けがをしている選手で残念賞で1のチップがもらいたい。
勝てるかな?と思ったところで負けるのが本当に悔しくて・・・
各種目の最後は6のチップ。
ここまでくると、上位3位くらいまでの選手がいなきゃ勝てないわけで。
そのために、序盤から良いカードを残していたのに、1位差で負けると悲鳴しか出ません。
負ければ次の次に比べる競技を選べるけれど、選んでおいて負けるとか。
6のチップを3種でとっても、地道に残念賞をもらっていたトド吉と4点差で敗北。

続いてすぐに再戦。
ところが、良いカードを残そうとするばかりで、序盤の低いチップはスルー。
これがダメw
終わってみたら10点差以上ついて敗北。
たとえ小さい得点のチップでも、取れなきゃ話にならないことがわかりました。

ハンスの古いゲームなので、単純な数比べかと思っていました。
実際遊んでみると、どのあたりのカードを出せばいいのか、ちゃんと悩みどころもあり面白い。
イラストから時代を感じるのは仕方なし。
どのあたりの数字で狙いにいくところとか、ちょっとニムトっぽい感じがしました。
軽く遊べて5人まで遊べるので、人数によって遊び方がかなり変わりそうな感じです。
本当にシンプルなルールだけど、面白かったです。