・スピーク・イージー:非合法酒場
 Speakeasy(Capsicum Games:2014)


スピーク・イージー

相手のスピーク・イージーを見つけながら、自分のスピーク・イージーを守るゲームです。
トド吉とプレイ。

ボード上で自分のコマを動かし、相手のスピーク・イージーを見つけるのが目的。
スピーク・イージーは2ヶ所あるバーのどちらかに配置しているので、そこまでは他のコマを追いやりながら進んでいきます。
移動は基本的に1歩ですが、空いている直線上にある通りは何歩でも移動可能。
相手のコマは遭遇したら対決。
数字が書かれているコマは単純に数字勝負。
大きいほうが勝ちます。
子どもだけは空いているスペースをどこまでも移動出来ますが、強さは最弱。
でも悪女にだけは勝ちます。
悪女は子ども以外のすべてに勝ちますが、自分側から2列目までにしか配置出来ません。
FBIは遭遇したすべてのコマを取り除きます。
お互い初期配置を終えたら、早速ゲームスタート。

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とりあえず、動かなきゃ話にならないということで移動開始。
トド吉も移動してきます。
早々にお互い遭遇したところで、やっとコマの数字がわかるわけで。
まぁ、小さい数字を配置していたから、取られてしまうのは仕方なし。
仕方ないと思っていたけれど・・・気付けば前線がほぼ除去されている。

ここで登場の子ども。
囮も兼ねて、空いている通りを駆け抜けていく。
その間にFBI前進。
ところが

「なーんか、そのコマ怪しいんだよね」

と言って近づいてこない。
ちっ。
いつまでも防御だけでは仕方ないので、ここから攻勢に出る。
まずは自分の取られてしまったコマの分くらいは、トド吉のコマを取らないと。
トド吉もだいぶこちら側にきているけれど、気にしても仕方なし。
しかも、お互いコマが減ってからの勝負が熱い。
取っては取られて、ぎりぎりのところで防御して、囮を使って1歩でも移動を遅らせたり。
その間にもどんどん攻め込んでいき、トド吉のバーは目の前。
そしてバーに入った!と思ったら、そこにいたのはスピーク・イージーではなく、3の構成員。
ということは反対側のバーにいるのは確実。
浮き足立って進んでいくも、気付けば周りを固められている。
しかもバーへ行くことだけにしか目が届いていなかったせいもあり、気付けばトド吉のコマが私のバー目前。
そこに残っていたのは、トド吉のコマより弱いコマのみ。
何とか1手でも引き伸ばしたいと思ったけれど、私のスピーク・イージーが見つかってしまい敗北。

あまり考え込まず、どんどん動かしていったのもあり、プレイ時間もほどほど。
子どもと悪女が意外な働きをしてくれたし、FBIはやはり強い。
最初に配置したスピーク・イージーは動かせないので、反対側に行くようにもっと誘導すればよかった。
箱絵とはだいぶ雰囲気は違うけれど、テーマがギャングな割にちゃんとしたゲームでした。