・バーグー
 Burgoo(KOI Games:2014)


バーグー

シチュー(バーグー)をつくるために、自分が持っている食材すべてを投入しつつ、試食していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

まず、同じ数の食材をランダムで1列に並べます。
これが鍋に投入する食材。
それとは別に、各食材1つずつ手に握ります。
目的は、出来るだけ早く食材を鍋に投入することです。
今回は2人プレイで「調理場では手が足りない」状況なので、お互い2列ずつ食材を持ちます。
手番になったら、食材の投入・バーグーの試食・レシピの分割から1つ実行します。
繰り返していって、食材をなくしたプレイヤーの勝利で終了です。
同時に何人か食材をなくしたら、手に握っていた食材が多いほうが勝者になります。

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縦1列に並んだ食材を眺めながら、はたしてどうしたものかと考える。
正直に上から1つずつ鍋に投入したら、どう考えても負ける。
それなら、いいところで列を切って横並びにしてしまえば!と気付くまでちょっとかかるw

トド吉も同じことを考えてたらしく、お互いまずは分割。
きれいに分割出来るわけでもないので、何か1つ食材を決めてそこから。
そしてある程度並んだところで「食材投入しまーす!」と。
するとトド吉も
「奇遇ですね。私も最後尾にセロリがあります」
と、鍋に投入。
そう。誰が鍋に投入しようと、同じ条件なら一緒に投入出来るのです。
そこも考えて列を分割しないといけない。
これは見た目と違って、意外に考えるゲーム?w

ちらちらとトド吉の食材列をチェックしつつ、自分も分割。

(牛肉くるな・・・あれ)

そう思えば、自分も牛肉を出せるように、何とか列をつくっていく。
そして「牛肉最後尾!」と言われて、喜んで鍋に投入。
むしろ便乗しないと、いつまでたっても食材がなくならない。
とはいえ、最初に握っている食材はすぐに尽きてしまう。
鍋に投入した食材が最後の1つだと、鍋に入れず手に回収出来るけれど、そんなことはまだまだ遠く。
そこで試食。
必要な食材を鍋から取って手に握るのです。
これでまた投入出来るようになるという。

中盤過ぎて、自分の前にある程度分割された列が出来てくると、じわじわくる何かが。
便乗したいけど、便乗されたくない。
いかに早く食材を鍋に投入するか・・・悩ましいというより、ちゃんと計算しないとダメ。
何とか食材を鍋にすべて投入するも、トド吉も同時にすべて投入完了。
同点の場合は、手に握っている食材勝負。
一斉に手を開いてみたら、私のほうが1つ多い!
私の勝利で終了となりました。

実は説明を聞いた時点では、なんだかいまひとつな感じだったのです。
列を分ける?食材をなくすのに鍋から取る?といった感じ。
でも実際やり始めたら、意外にわかりやすく悩ましいゲームでした。
せっせと列を切りながら、出来るだけ横に並ぶようにしたかったし、もちろんトド吉が鍋に投入する時便乗したかったし。
手軽で適度に悩ましくて、最初の印象とかなり違ったのも良かったところです。