・禁断の砂漠
 Forbidden Desert(Gamewright:2013)


禁断の砂漠

砂漠に埋もれた飛行船の部品を探し、全員で脱出を目指すゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

タイルを並べて砂漠をつくるところから始まります。
手番では4回までアクションを行います。
移動・砂の除去・発掘・部品入手の4つ。
その他に、同じタイルにいるプレイヤー同士で水を分け合ったり、アイテムやカードのやり取りが出来ます。
最後に砂嵐カードを引いて効果を適用すれば、手番終了です。
砂漠なので重要なのは水。
プレイヤーたちは、自分の水筒とどこかにある井戸だけが頼りです。
というより、誰かの水筒の水が尽きてしまうと即敗北です。
砂マーカーがすべて置かれてしまい、次に置く時に足りなくても敗北。
砂嵐メーターがドクロマークまで到達してしまっても敗北。
逆に勝利するには、脱出するための飛行船の部品を4つ集め、プレイヤー全員が発着所に集合出来れば勝利です。
スタート時の砂タイルをセットしたら、自分が担当するキャラクターを選び、砂漠での部品探しスタートです。

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私がランダムで選んだキャラクターは考古学者。
通常1アクションで砂タイルは1枚しか除去出来ませんが、この考古学者は2枚除去出来る素晴らしい人!
トド吉は登山家。
通常2枚以上砂タイルが置かれてしまうと、そこへは入ることが出来なくなってしまいますが、この登山家は関係なく入れてしまう優れもの。
といっても、どんな効果なのかプレイ前は実感なし。

まずは井戸を掘り当てないと!ということで、移動してタイルを表にしてみたら、なんと蜃気楼。
1枚だけ蜃気楼があるのは知っていましたが、まさかの初手蜃気楼。
砂漠おそろしい。
プラスに考えれば、残り2枚のタイルは確実に井戸なので、そこまでダッシュ。
序盤はめくられる砂嵐カードも3枚なので余裕・・・ではなかったです。
あっという間に砂がきて、道がつぶされていきます。
自分の能力で2枚は除去できたとしても、次の手番までにはまた2枚つもってたり。
動くのが難しい上に、見つからない飛行船の部品。
やっと見つけた!と思って近づこうとするも、やはり砂嵐で埋もれて・・・
モタモタしていたら日照りになってしまい、トド吉の水筒の水がなくなりゲームオーバー。
なぜ失敗したのか協議開始w

その上で、すぐにもう一度セットしなおして、気を取り直してスタート。
今度こそ失敗は許されない(勝手に思ってるだけw)
何としても飛行船を探さなければ!
まずは井戸探し。もっとも近くになければ、通り道で探せばいいだけで。
まだ水筒の水は満タンなのです。
歯車マークのタイルでカードを入手し、あっという間に積もっていく砂タイルは、私の能力で2枚ずつ除去。
むしろ、本当に必要な場所だけ取り除き、あとはすべてスルー。
この方法だと気をつけなければいけないのが、砂タイルのストック。
これがなくなってしまってもダメなので、ある程度枚数を調整しながら、ひたすら部品探し。
水が近くにない?だったらトンネル。
ここは日照りの影響を受けない素敵な日陰。
前回失敗したトド吉は、出来るだけ近くに日陰があるところでアクション。
私は豪快に移動して砂タイルを除去しつつ、井戸で水補給。
ところが・・・歯車タイルばかり出てきて、肝心の部品が出てこない。
中盤過ぎてようやく少しずつ出てきたので、急いで回収。
部品がどんどん発掘されるも、発着所が出てこない。
結局、まだ見ていないタイルが2枚になるまで、発着所が発見できませんでした。

見つかればあとは脱出あるのみ。
お互い持っているアイテムを有効利用しつつ、発着所を目指します。
トド吉が1手先に到着して、部品を飛行船に装着。
私は砂を除去しながら一直線移動だったので、もう少しかかりそう。
その間も砂嵐は起こるわけで。
発着所めがけて砂嵐がやってきて、ドキドキしながらも私が発着所到着。
持っていた部品を飛行船にはめこんで、やっとの思いで脱出して成功!

このシリーズといえば「禁断の島」。
あの時は3人であれやこれや、失敗したからもう1回!とやっていましたが、今回はトド吉と2人で遊んでみました。
人数は少ないほうが意思の疎通が出来て簡単!と思っていましたが、それほど簡単でもなく、程よくぎりぎりのところでクリア出来たので大喜び。むしろ1回目は失敗しているしw
かなり満足度の高いゲームでした。
ぎりぎりのところでクリア出来ると、良い印象になりがちなので、島よりこの砂漠のほうが好みです。



ボードゲーム禁断の砂漠 (Forbidden Desert) [日本語訳付き]
駿河屋