・サンティアーゴ・デ・クーバ
 Santiago de Cuba(eggertspiele:2011)


サンティアーゴ・デ・クーバ

車で都市を走りまわって荷物を手に入れ、船に積み込むことで得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

サンチアゴでキューバ!?と思って検索したら、スペイン語の都市名として出てきました。
サンティアーゴ・デ・クーバ (スペイン語: Santiago de Cuba) は、キューバ南東部の都市である。サンティアーゴ・デ・クーバ州の州都。人口は40万4100人。
Wikipediaより

ゲームはこの都市が舞台になっていて、プレイヤーはブローカーとなり、貨物船の需要を満たすために車で移動し、品物やお金を手に入れていきます。
ラウンドという概念はなく、船が出港するまで。
その間、車は道路を走ってキューバ人のマスを動き、止まった場所で品物やお金を手に入れます。
それとは別にキューバ人にはバラの絵が描かれていて、対象となる建物の効果も使います。
手に入れた品物は、船に積み込むことで得点になり、すべての需要が満たされれば船は出港します。
7回出航したらゲームは即終了となり、勝利点の一番高い人が勝者になります。
意外にシンプルルールなので、早速ゲーム開始。

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まずはダイスを5個振ります。
ダイスの色が品物の色と同じになっているので、船が何を欲しがっているのか決めるのです。
5色1個ずつあるけれど、船に置くのは4個のみ。
序盤だし・・・ということで、3や2というダイスを置くことで、今回の船が欲しがっている品物を決定。
あとは、品物を集めてきて積み込むだけ。

車の移動は1マスなら無料。その先へ行きたい場合、1マスごとに1ペソ支払います。
初期資金は限られているので、どうせなら少しずつ移動して品物集めないと。
2人ということもあり、お互い牛歩状態でじりじりと。

「3ペソもらって黄色いバラの建物・・・これ使う!」

とりあえず最初は材木集め。
持っていても腐らないし、点数は低くなってもオールマイティとして便利。
建物とキューバ人タイルはランダムなんですが、今回とてもいいコンボが出来る状態が1ヶ所。
気付いたのは中盤。
マリアで2点もらい、赤いバラの建物で新聞社。
この新聞社は建物を使えなくした上に1ペソもらえるのです。
私だけ2点と1ペソもらって、トド吉は常に使えない状態。
少しずつ勝利点をためていくのも大切。
というのも、それまでにある程度品物を抱えていたので、どうせ出港するならこのタイミングだろうと思ったのです。
マリアで止まれば、次のトド吉は港へ行くのに1ペソ払わなければいけないわけで。
それが嫌なら手前で止まるしかないのです。

そして出港の時。
点数が上がるまで待っていたので、今なら品物1個につき4点。
ストックに残っている品物と自分の品物の数を数えれば、おのずと相手がいくつ持っているのかわかってしまう。
これも2人プレイならでは。
そこから考えて、まず何色の品物を先に積み込むか考えます。
お互いにそこそこ品物を持っていたので、交互に積み込んで船は出港。
次の船がやってきました。
ここでダイスを振るのは、港のマスに車を持ってきた私。
あきらかにストックから減っている色は除外しての4個選び。
数字より色大切。
そして、渋い顔をしているトド吉w

建物で得られる点数も大きくて、積めない品物なら勝利点にかえたい。
そしてかえるためには、その色のバラが描かれているキューバ人を・・・と逆算的に考えていきます。
想像以上にゲーマーズゲームなんじゃ・・・?
4人なら誰がどの程度持ってるかは、途中でわからなくなりそうだけれど、2人なので常にわかってしまう状態。
点数は裏返して衝立の外に出しっぱなしだったので、隠すのはお金くらい。
いらない品物は点数にかえ、衝立からはみ出さない程度のお金と品物で動き回ります。
逆に、自分が積めそうもない時は、建物効果で価値を下げてしまったり。
それによって、また1から車で動き回ったりと、常に何か考えている状態でした。
そして7回目の出港が終わり、ゲーム終了。
これは負けたかな?と思ったら、6点差で私の勝利。
きっとマリアと終盤ぎりぎりでお金を点数にかえていたおかげw

常に忙しく動き回る車のおかげか、あっという間の1時間でした。
実質プレイ時間は45分くらい。
終わった後は、かなり疲労感が出たけれど、遊んでる間はまったく気にならなかったという。
かなり夢中になって遊んでいて、面白かったです。