・酋長ボンバボン
 Hauptling Bumm-Ba-Bumm(HABA:2014)


酋長ボンバボン

リズム構成を聞き分けて、カードを集めていくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

谷の向こうから聞こえてくる、ちんぷんかんぷんな太鼓のメッセージを解読する役を選ぶために、リズムをちゃんと理解出来る人を選ぶ勝負。
シャーマンカードを中央に置き、その周りをその他のカードで囲みます。
カードにはそれぞれリズムが描かれていて、青は太鼓を赤は自分の額を叩きます。
1人ずつ順番に酋長ボンバボンになっていくんですが、他の人たちはインディアン。
ちなみに、インディアンの踊りを一番魅力的に踊れる人が最初の酋長らしいですw
酋長は山になっているカード山から1枚取り、自分だけこっそり見ます。
そして、並んでいるカードの中から同じイラストのカードを見つけ、そこに描かれているリズムを打ち鳴らします。
他のインディアンたちは、それを聞いて「これだ!」と思ったら、素早くピシャリハンドでカードを叩き、そのまま待機。
酋長は持っているカードを表向きにして確認し、当たっていれば叩いたインディアンがそのカードをもらいます。
このカードを集めるゲームなので、最終的に一番多くカードを持っている人が勝者で「耳で読めし者」を名乗ることが出来るのです。
ピシャリハンドと名付けられた、手の形をした叩き棒(?)を持っただけでテンション上々。
早速ゲームスタートです。

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今回は応用ルールの中から「やかましいうわさ話やおしゃべり!」と「プロのための伝心太鼓」を採用。
これで場のカードがどんどん入れ替わっていくので、リズムもどんどん変わります。
そして酋長がかわるたび、青と赤が逆になるスカンク入り。

我こそがメッセージを受け取るのだ!と、ピシャリハンドを持ってスタンバイ。
もちろんゲーム前にぺちぺちして遊んでたのは当然のことなわけで。

早速ボンバボン酋長からありがたいメッセージが。

ぼん、ぼん、ぺちっ、ぼん

終わったと同時にのびるピシャリハンド。
そんなに思い切り叩かなくても・・・というぐらい、勢いよくw
酋長が持っていたカードを表にして正解発表。
まぁ、最初は割と慎重なので当たるわけで。
ここでスカンク発動。
今度は青と赤が逆になるのです。

ぺちっ、ぼん、ぺちっ、ぺちっ、ぺちっ

逆になってるんだから、額を叩いてるのが太鼓の青で、太鼓を叩いてるのが赤の額で・・・
終わればまたスカンクが裏返しに戻るので、見た通りの叩き方。
これを繰り返していくんですが、そこは早取り競争。
誰よりも先にピシャリハンドで叩きたいのです。
そこで出てきたフライング戦法。
ある程度音を聞いたところで、並んでるタイルの中から絞って突撃。
これがダメw

ぼん、ぼん、ぼん、ぺちっ

「これだー!ぺちっ(ピシャリハンドで叩く音)」

ぼん!

うわーまだあと1つあったー!
しかも同じようなことを何度もするんだから、どんだけ必死になってるのかと(私を含めてw)。
一番笑ったのがリズムが2つしかない時。

ぼん、ぺちっ

・・・え!?もう終わり!?
なんて考えてる暇があったら、ピシャリハンドをのばす。
でも間に合わなくてがっかり。
遊んでるうちに、なぜかリズムが4つ5つあるのが当たり前になってしまってるので、その途中で2つで終わると「え?」と思ってしまいますw

今回圧倒的な強さを見せたのがCOQさん。
2位とダブルスコア。

正直、ネーミングだけで買いだと思っていたので、遊んでみたら何とも楽しい。
慎重に最後まで落ち着いてると、気付いた頃には他の人のピシャリハンドが置かれているし、だからといってフライングも危険。
常に油断できない楽しさがあるし、アクションゲーム好きなら楽しめるはず。
ピシャリハンドも太鼓も、コンポーネントはさすがHABAといったところ。

・高円寺0分すごろくや:ゲーム紹介:酋長ボンバボン