・壁のなかの鼠
 The Rats in the Walls(Sphinx Spieleverlag:2013)


壁のなかの鼠

鼠は本当にいるのかいないのか、信じたり嘘をついたりしながら脳みそをなくさないようにするゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

ゲーム開始時、各自脳みそを受け取ります。
誰かの脳みそがなくなったらゲーム終了で、一番多く残していた人が勝者になります。
ダイスを入れるカップが壁。
自分の前のプレイヤーから自分にまわってきたカップ。
この時、自分の前の人が何と言って渡してきたのかで展開がかわります。
「ネズミがいない」か「ネズミがX匹いる」か。
この言葉を信じるか信じないか、信じない場合それが正解なのか間違えているかで、とにかく脳みその増減がかわっていきます。
何度説明してもらっても、今ひとつよくわからない。
頻繁に脳みそが増えたり減ったりすることだけはわかったところで、都度ルールを確認することにし、ゲームスタート。

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トド吉から「ネズミが1匹いる」と言われ、「まぁ、1匹ならいるよね」と信じて脳みそを1個失う。
信じてもらったトド吉は脳みそがもらえる不思議ルール。
信じたのに脳みそが減るなんてw
でもいたるさんが信じてくれれば、私も脳みそが増えるので同じこと。
ダイス1個を追加して振りなおし、カップの中をそっと覗いて「ネズミが2匹いる」と言いながらカップをそっと渡す。
いたるさんも素直(?)に信じて、そのままカップを受け取りダイス振りなおし。
「ネズミは3匹いるんですよ」と侍にカップを渡すも、悩んだ侍は「3匹なんていない!」とダウト。
早速カップを開けてみると・・・なんと4匹いたw
ネズミは宣言した数またはそれ以上いれば正解なので、これは侍の失敗。
侍は脳みそ2個を失い、いたるさんは1個獲得。
なるほど。失敗するとかなり手痛い。

これをどんどん繰り返していくんですが、カップの中のダイスは最大5個で、5個になるとそれ以上加えられなくなってからが熱い。
そもそもダイスの面には、ネズミが2匹描かれているものもあるので、多少大きめの数字でも通る。
信じるか信じないか、どのタイミングで明らかな嘘宣言が誰に当たるのか。
どきどきしながらもゲームは続きます。
ただし、細かくはずしていくと、あっという間に減る脳みそ。
このままでは脱落する。
でも信じておいたほうが良さそう。
短い間なのに、色々考えすぎてどうしていいかわからなくなります。
そんな時の便利な言葉「信じます」。

あっという間にゲームが進み、脳みそを一番多く8個残していたいたるさんの勝利でゲーム終了。

このゲーム、テーマはどうやらクトゥルフ。
でも関係するイラストがないので大丈夫だろうとプレイ。
しかし、プレイに辿り着くにはルールブックを解読するところからはじまったのでした。
3人がかりであーでもこーでもと話し合い「ルール読んだだけでSAN値が減る」と笑っていたのはトド吉といたるさん。
私はクトゥルフをまったく知らないので、「へー」と言って終わるわけですがw
わかってしまえば、とてもシンプルなブラフゲームでした。