・5本のきゅうり
 Funf Gurken(2F:2013)


5本のきゅうり

より大きい数字のカードを出していき、きゅうりを受け取らないようにするカードゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

スカンジナビア半島で楽しまれている「Agurk」というゲームをフリーゼがアレンジしたゲームらしいです。
ショップに入荷してはすぐ売れて人気があるというのは知っていましたが、みどりの日まで温存しておきましたw
持っている手札は各自7枚。
1ラウンドに7回カードを出すことになります。
出し方は、前の人が出した数字と同じかより大きい数字のカードのみ出します。
なかったら、自分が持っている手札の中で、一番小さい数字のカードを出すことになります。
所謂トリックテイクなので、普通なら一番大きい数字の人が出されたカードを引き取って得点にしたりするんですが、このゲームの特徴として、6回目まではカードを取っても何の役には立ちません。
問題は7回目。
ここでうっかり取ってしまうと、自分が出したカードに描かれている分のきゅうりを受け取ることに。
カードには0本から5本のきゅうりが描かれていて、最終的にきゅうりを5本をこえるように受け取ったら脱落です。
「5本のきゅうり」というタイトル通り、5本までしかきゅうりを持てないのです。
通常は残った人でゲームを続けるんですが、今回は誰かが6本以上のきゅうりを引き取ったところで終了に。

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まずは手札を眺める。
ここで1があるとちょっとテンションがあがるのです。
1のカードには「×2」と書かれていて、これを7回目に仕込めたら、カードを引き取ることになった人のきゅうりが2倍に。
そうなれば、意地でも押し付けたいカードなのです。

まずは親が1枚。
「とりあえず・・・5!」
「6!」
「6!」
「7!トリックとったー」
序盤はゆるやかな流れで。
そして中盤からはカードの出し方に気をつけなければいけないのです。
一番困るのは5から8あたりの中途半端な数字。
より大きい数字か同じ数字しか出せないので、意外に残ってしまうのです。
でも残しておいて、他の人が小さい数字ばかり残していたらきゅうりを引き取るはめに・・・
そして私に親が回ってきたので、そろそろいいだろうと出す数字はもちろん手札最大の数字。
「んじゃ15!」
「ないから1」
「うはー2!」
「狩られてる・・・4」
4がいるw
一番小さい数字が4ということは、4以下で最後出せればきゅうりをもらわなくてすむ。
実際に7回目になってようやくわかるんですが、実にいやらしいルールw
7枚ずつ配っているということは、今回28枚しか使っていないということ。
カードは60枚あるので、大半が使われていないのです。
そうなると、誰がどの数字を持っているのか予想できません。
まぁ、それが楽しいんだけどw

残しておきたくても残せない。でもきゅうりは引き取りたくない。引き取るならきゅうりが少ないカードがいい。
せっかく温存しておいても、たいてい使えず終わる1のカード。
面白いじゃないの!
カードをシャッフルして早速次のラウンド。
数ラウンド繰り返し、トド吉が途中きゅうり5本でリーチ状態になるも、いたるさんが差し馬のように追い越し6本になって脱落。
ここでゲーム終了にしました。
結局、私は1本もきゅうりを引き取らなかったので、ガッツポーズしておきましたw
引き取ったきゅうりが少ないうちは割と余裕があるけれど、何本か引き取った後に配られた手札を見て焦ったり。
たとえ12や13のカードを持っていても安心は出来ないのです。
前の人が14を出してきたら、泣きながら数字の小さいカードを出さなきゃいけないし。
しかも数字が大きいカードは、描かれているきゅうりの数も多いし。
トリックテイクはシンプルなほうが好きなので、これはかなり楽しめました。
きっと6人だったら、もっと悲鳴があがって楽しいんじゃないかと思いますw