・トランスシベリア
 Trans-Siberian(Mondainai:2012)


トランスシベリア

シベリア鉄道を敷設しながら、勝利点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

ゲームスタート時、全員同じ数のキューブを持っています。
このキューブを使って、ボード上に配置してさらにキューブを増やしたり、線路を敷設したりしていきます。
基本的に都市間の移動は線路。
他人の線路を使う場合はお金を払うことで使用でき、お金はキューブと交換で入手することが可能です。
ただし、気にしなければいけないのが最終的に得られる点数。
敷設した線路が一番高く次にキューブ、お金は一番価値が低く1点以下なので、交換といっても使いすぎは禁物です。
手番がきたら、まず最初にもらったキューブを1個取り出します。
このキューブ、本来なら各自巾着を使えばいいのでしょうが、今回は準備していなかったので、手番がくるたび箱を頭の上にのせて、よく混ぜて引いていました。
キューブを手番で1個ずつ取り出していくので、ゲーム終了時にはちょうどなくなる計算。
次に引いたキューブをトレードする都市を探します。
この時、自分の線路があれば無料で次の都市へ移動できますが、最初は線路などあるはずもなく。
そのかわり最初の1回はキューブ1個を払うことで、好きな都市にジャンプできます。
そしてトレードしたら、線路を敷設するならして手番終了です。

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スタートプレイヤーを勝ち取った私からゲームスタート。
まずはキューブを1個とり、最初の都市でトレードです。
トレードは都市にあるキューブの色と個数で交換出来る数がかわってくるので、先手番有利。
それを見越して2番手以降は、いきなりジャンプしてもっと条件の良い都市へ移動しておくというのもありなのです。
スタート地のモスクワに置かれているキューブは黒。
この黒はボード上で青い色の場所へ線路を敷設するのに使えます。
最初なので黒だけ。ということは、私は黒以外を引けば1個が2個になるのです。
もちろん引いたのは違う色。
せっかくなので、線路を敷いておきます。
こうなってくると後手番の人は等交換になってしまう場合も。

線路を敷きだしたのはいいけれど、みんなが交換していくと等交換もしくは逆にこちらが2個つかって1個になったりも。
そうなると今の都市を見捨てて、次なる都市を目指します。
とはいえ、まだ線路が少ないのでジャンプ。
そもそも線路を1つ敷設するにはキューブが2個必要なので、そんなにはのばせないのです。
キューブ大切。
みんなが使いたいであろう場所に敷いておいて、お金をもらうのも大切。
線路を敷くにもルールがあり、線路1つは必ず敷けますが、さらに追加で敷く場合は自分が最多では敷けません。
なので、ほとんど線路を敷いていない人がいると、毎手番1枚ずつしか敷けないので、なかなか線路が次の都市にたどりつかないのです。
これが厳しいのとめんどくさいというかw
中盤過ぎると、ある程度線路が増えているので、「今線路何枚ある?」と都度確認してました。
他の人の線路を使えば楽に移動出来るけれど、出来ればキューブをお金にかえたくない。
そこで、ちょっとずつ邪魔になるように線路をつなげていくことに。
自分で線路を敷くよりは、お金を払って使ったほうがいい場合も多いのです。
なので、使ってもらえる線路目指してw

キューブを多く手に入れるには、他の人がいる都市は避けたいもので。
しかも欲しい色がみんな同じ。
先に都市へ入ったもの勝ちなので、なかなかのびない線路と手番順でやきもきします。
やっと都市へ入ったと思っても、引いてみたらその都市にあるキューブと同じ色でがっかりしたり、運良く違って交換したけれど、これをさらに違う都市で必要な色にかえなきゃいけなかったり。
都市はキューブが全色集まると成長します。
自分の手番で成長すると、色と個数の割合がかわってお得なトレードが出来ますが、それはみんな狙っていること。
終盤はあちこちで成長がおこり、逆にストックのキューブが枯渇して成長しきれない都市も出てきます。
そうなると移動したい。けれど自分の線路がない。
ジャンプするのに払わなければいけないキューブが3個になると、さすがにお金を払ったほうがいいのです。
そこで他の人の線路の出番。
私は一度も両替せずに、もらったお金だけでプレイしてました。
「毎度ありがとうございまーす」と言いながらw

計算通りにいかないこともしばしばで、狙っていた都市が先に成長してしまい、自分が引いたキューブと色が合わなかったりと、かなり展開も違ってきます。
それでも線路は点数が高いので、出来るだけ敷いたほうがいいわけで。
そしてみんなの線路がひしめき合う終盤になると、どこに敷けるのか悩みます。
最初にもらったキューブが底をつきそうで、残っている色は覚えておけばわかるので、あとは引けるか引けないかだけ。
そんな中、この色だけはいや!と叫びながら引いていたトド吉が、3回連続でいやな色を引いて悶絶してたのには笑いましたw
とはいえ、中国から出発してきているトド吉線路はスルーできない。
みんな次々に便乗してのばしていきます。
たとえ無駄な線路だとしても、邪魔も含めて線路をのばします。
そして、引けるキューブがなくなりゲーム終了。
勝ったのは、中国から地味に線路を延ばし続けたトド吉。
2位のいたるさんとは1点差でした。

このゲームを開封してすぐにやったことは、黄色の木製キューブを塗りなおすところから。
別々に見れば見分けつくけれど、混ざってしまうと白と黄色の見分けがつかなかったのです。
遊んだ場所がイエサブだったこともあり、侍がラジコン用のペンキがあるはず!と購入してきたペンタイプの絵の具(?)で、ゲーム中ぺたぺたと塗っていました。
おかげでかなりみやすくなりましたw
そして、実は一度プレイしたものの、1時間経過したあたりで線路敷設の重大なルールを忘れていて、またプレイしなおしたのでした。
最初の時に中国方面で1人荒稼ぎしたので、2回目はロシアに居座ってみたんですが、トド吉がかわりに中国へ。
赤いキューブが中国にしかないのもあり、それをロシアに持ち込めればいいわけで。
やはり中国へは早めに移動しておくべきでした。
あまり期待していなかったんですが、単純に線路を敷くのは楽しいし、効率よくキューブを手に入れることを考えたりと楽しめたし、とにかく「1点」が重いゲームでした。