・イスタンブール 2014年ドイツ年間エキスパート大賞
 Istanbul(Pegasus:2014)


イスタンブール

イスタンブールのバザーで、助手を連れて商品を届けルビーを手に入れるゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

プレイヤーは商人です。
4人の助手を引き連れて、バザー内の色々な店で物を仕入れ、それを高く売ったり物々交換しながらルビーを手に入れていきます。
メインとなるバザーは16枚のタイルで出来ています。
最初は「短い小道」と呼ばれる配置で。
各プレイヤーはスタート地に自分の商人コマ、その下に助手コマを積み重ねて置き、自分の手押し車(ボード)と初期資金を受け取ります。
手番で出来ることは基本的には2つ。
商人と助手一団を移動させ、移動先でアクションを実行するだけ。
その際、そのバザーに助手を1人(1個)置いていきます。
他のプレイヤーがいた場合、他プレイヤー全員に2リラずつ支払うことになります。
バザーでは荷車を増やしたり、布や香辛料を入手したり売却したりと様々なことが出来ます。
ただし助手の数だけ。
スタート地へ戻ることで、各バザーに散っている助手を再び集めることが出来ます。
これを繰り返していき、ルビーを集めるのが目的です。
手押し車に残っている商品や使わなかったボーナスカードなどは同点判定で役立ちます。
今回は2人プレイなので、ゲームスタート時にダミープレイヤーが2人バザーにいます。
早速ルビー集め競争のはじまりです。

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まずは近いところで荷物を積み込むことに。
品物はmaxまで一度に積めるので、荷台は大きいほうがいいけれど、そもそも荷台を増やすにもお金がかかります。
そこで商品を積めるだけ積み込んで、まずはモスクへ直行。
モスクではタイルと交換でき、このタイルが意外に役立つ上に先に取ったほうが少ない商品で交換出来るのです。
2人ということもあり、かなりバザーが広いので行き会うことはないのですが、ダミーが邪魔w
積める商品に限りがある序盤は、ひたすらちょっとずつ集めてはより効果が大きい物へ取り替える感じです。
そんな中、トド吉は5人目の助手を入手。
アクションが1回増えるのはかなり大きい。
でもそこまで余裕がないので、私はひたすら4人の助手を使いまわしては、スタート地に戻り「全員集合!」をやっていました。
かなり効率が悪い。
そもそも助手を置いてきたバザーに戻れば、そこで回収出来るので便利なわけですが、同じバザーに立ち寄る用事がないというか。
気付けばトド吉があっという間にルビーを6個集めていて、そのままゲーム終了。
私はなんと3つしか集められませんでした。

これを踏まえて、「長い小道」を採用して再配置。
さっきの効率の悪さを反省(?)し、今度は程よく動いていきます。
そして通りがかりだからと入手したボーナスカードには、ルビーを2個入手出来るマークが。
これは一度で2つというおいしいカードだけれど、それにはまず商品を2倍集めなければ・・・ということで、まずは荷台増設。
入手した商品は惜しげなく売り払い、とにかく急いで荷台を最大まで増設していきます。
これで一度に入手出来る商品の数が倍に。
さっきは「全員集合!」ばかりやっていたので、今度はちゃんとルートを考えながら、入手した商品を使ってより良い商品を入手しながら戻っていく方針。
かなり効率がいい。
とはいえ、先回りされて余計な出費も出てくるわけで。
最初の簡単なバザーと違い、うまくコンボがつくれません。
並び順をかえただけなのに、かなり状況がかわります。
これについてはトド吉が「がー!1歩足りない!」を連発していたことからもよくわかりますw
ルビーの数で離されちゃいけないと、必死になってお金で買う。
そして、やっと商品を集めたところでボーナスカードの出番。
荷車を空っぽにして2つのルビーを入手。
よく払えたなぁ・・・

一度空になってしまうと後が大変。
しかもルビーを入手したスルタンの宮殿から商品を入手出来るバザーまでが遠い。
必死に考えて、あと2手番でルビーが6つになる!と思ったその時、またしてもトド吉が6つ目を入手。
またしても敗北。
んー・・・勝てない。

1回目は確かに練習といった感じでした。
実際に助手を置き去りにして進んでいくと、意外に動き回れないことに気付きます。
ならば置いて回収を同時にやりつつ、必要なものを揃えていくにはどうするのか考えます。
プレイ時間はそんなでもなく、実際さくさく進むんですが、考えどころは多い。
2回目はかなり楽しめました。
もっと遊びたいと思うくらいには面白かったです。
ただ4人で遊んだほうが、同じバザーで出くわすことが多そうで楽しいかも。
機会があれば4人も試してみたいところ。
2人でもダミーがいいバザーに待ち構えているので、充分楽しめました。
やればやるほど面白さがわかるけれど、やりすぎると飽きちゃうような気もするので、たまに取り出して遊ぶ感じかな。