・北西航路探検
 Expedition Northwest Passage(Matagot:2013)


北西航路探検

フランクリン探検隊を探しつつ北西航路を発見し、再びグリーンランドまで戻ってくるゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

スタート位置はグリーンランド。
ボードは北極海で、ここへタイルを配置することで氷の大地をつくりながら船を進ませていきます。
反対側の北西航路へ到着し、再びグリーンランドまで戻ってこないとマイナス点です。
ラウンド毎に動く太陽によって、さっきまで太陽の光がさして横断できた海も凍ってしまい進むことが出来ない場合も。
そのかわり、氷の大地はソリで移動することが可能です。
ただ横断するだけではなく、途中消息を絶ったフランクリン探検隊や新しい航路を発見していきます。

持っている乗組員のコマを使うことでアクションを実行していきます。
出来るアクションと使うコマの数は個人ボードに描かれていてわかりやすい。
ただし、船とソリは別として考えるので、ソリを出す時に乗組員を分配します。
もちろん、ソリを回収すれば船の乗組員として使えます。
北極海をつくっていくタイルは、場に並んでいるものの中から選んで手に入れていきます。
配置は別アクションなので、今はいらなくても先にとっておくと便利。
なぜなら、アクションを実行するほうの船もしくはソリがいるタイルに隣接するところ、且つ海と氷がつながるようにしか置けないのです。
タイルには発見や探索マークがあるものも。
配置するとトークンが置かれ、このトークンも得点になるので大切。
ただし回収するのにコマを多く使うので、状況次第でといった感じ。
ルールがシンプルなレースゲームという感じで、早速ゲームスタート。

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トド吉が先手番でタイルを配置したのを見て、私はとりあえず前進。
そのまま進んでいくトド吉は上半分方面に進んでいくので、私は逆に下方面へ。
同じ方向へ協力してタイルを並べたとしても、先手番のほうがトークンを回収しちゃうからw
早速出てきたイヌイット。回収するには乗組員コマ2個消費。
でもまだはじまったばかりなので、余裕の回収。
すると、私の乗組員コマが先に使い切ってパス。
先にパスした私が次ラウンドの先手番決定にw

太陽は頂上にいき、船はどんどん進んでいきます。
途中の航路もしっかり回収し、かなりいいスピード。
フランクリン探検隊はまだ見つけられないけれど、これなら何とかなりそう。
そう思っていたはずでした。
ところが、基本移動がタイル1枚なので、意外に遠い北西航路の折り返し地点。
トークンの回収でコマを2個や3個使うのも痛手。
それに気付いた時には、向こう側をトド吉が颯爽と通りすぎていきます。
そして、トド吉が先に北西航路で得点になるトークンをゲット。
私はこのラウンド中には1歩足りないなぁ・・・なんて考えていたら、なんと太陽が沈んできて船がいる海が凍りついてしまい移動不可能に。
おそるべし北極海。
仕方ないのでソリを出し、ソリで北西航路へ。
トド吉の船も凍りついた海の上なので、お互いソリで折り返すことに。

ここからしばらくは太陽が出ません。
出来るだけタイルをつなげて海の道をつくりながら、ソリでトークンを回収。
トークンは即得点になるものもありますが、ボードが3つに分かれていて、回収した位置によって2倍、3倍と増えるため、3点の場所では回収したいところ。
ところがトド吉はソリに分配したコマが1個足りなくて回収できず、あきらめてひたすらタイルを配置しながら戻っていきます。
そこをのんびり回収しながら追う形に。

太陽がスタート位置に戻る頃、ようやく海が海として使えるように。
急いでソリを回収。この先タイルに描かれた陸地しか移動出来ないソリは足手まとい。
すべての乗組員を船にのせ、目指すはグリーンランド。
むしろ、急がないと終了までに戻れないw

来る時にある程度トークンは回収していたので、帰りはまっすぐ。
ひたすら移動で戻ります。
トド吉は何とかタイル配置で島をつくり得点を得ようとするも、なかなかいいタイルが出てこない。
この時点で、私の得点のほうが若干リードしています。
そんなトド吉を横目で見ながら、最終ラウンドでグリーンランドへ生還。
ここで私はゲームから抜け。
残ったトド吉はグリーンランド手前でまだ島をつくろうとしているw
タイルを全部流して新しいタイルを出すも、欲しかったタイルは出て来ず、諦めてグリーンランドへ帰還。

2人とも生還出来たのでマイナス点はなし。
これに各トークンの枚数で得点が入ってきます。
さらに全種類とっていた私だけボーナス点。
かなり差をつけて私の勝ちでしたw

2人だったので、思いのほかさくさくと進みました。
限られた数のコマで効率良く点数を得たいけれど、探索や発見ばかりやっていると太陽が見えなくなり動けなくなったり。
プレイ時間も2人で30分程度なので、飽きずに北極海のレースを楽しみました。